バーベキューをする際には、バーベキューテーブルがあると非常に便利です。
しかし、市販されているバーベキューテーブルは高価なものが多いうえ、自分のバーベキュースタイルに合ったものがないこともあります。
そういった方は、自分に合ったバーベキューテーブルを自作してみませんか?
今回は、誰でも作れるバーベキューテーブルの作り方についてご紹介いたします。
「バーベキューテーブルを作りたい」という方は是非参考にしてください。
バーベキューテーブルを作るうえでの注意事項!
自分で作ったバーベキューテーブルは愛着がわくうえ、自分で設計するため、使いやすいテーブルを作れます。
しかし、バーベキューテーブルを作るうえで注意しなければならないことがあります。
ここでは、バーベキューテーブルを作るうえでの注意事項をご紹介いたします。
●サイズや重量に注意する
いくら便利なテーブルを作っても、大きすぎたり重すぎたりして、持ち運びができないのではせっかく作っても意味がありません。
テーブルのサイズや重量に注意することは、テーブル作りの基本です。
●費用
「できるだけ安くバーベキューテーブルを作りたい」という方はテーブル作りにかかる費用に注意する必要があります。
しかし、作り方次第では、テーブルを購入するよりも費用がかかってしまうことがあります。
テーブル作りに慣れていない方は、ある程度形ができているパーツを揃えるようにしましょう。
バーベキューテーブルの設計図作成!
バーベキューテーブルを作るためには、まずテーブルの設計図を作成しましょう。
設計図はテーブル作りの土台です。
建築士が作成するような正確無比な図面を作成する必要はありません。
しかし、自分が作るテーブルの大まかな形や、寸法を図面に書き起こすことは後の失敗を防ぐためにも必要です。
ここでは設計図の作り方についてご紹介いたします。
●寸法を決める
まずはテーブルの寸法を決めて、図に書き起こそう。
必要な箇所の寸法は、テーブルの縦、横、高さの3か所です。
また、囲炉裏テーブルのようにテーブルの真ん中にグリルを入れる穴をあける場合は、その穴の寸法も決めておきましょう。
●必要なパーツをそろえよう
自作するテーブルの大きさが決まったら、その大きさに合わせて、パーツをそろえましょう。
また、パーツを組み立てるための道具も必要です。
バーベキューテーブルを組み立てよう!
必要な木材や道具がそろったら、いよいよバーベキューテーブルの組み立て作業です。
組み立て作業は、作り方を間違えるとテーブル全体がゆがんでしまい、非常に使いづらくなってしまいます。
そのため、慎重に組み立てていきましょう。
ここでは組み立て作業について簡単にご紹介いたします。
是非参考にしてください。
●パーツを加工する
まずは、そろえたパーツを加工し必要な形に整えましょう。
木材を使用する場合は、必要な大きさにカットした後で、全体的にやすりをかけましょう。
●ねじや釘などで固定しよう
パーツの加工が終わったら、全体を組み立てるためにパーツを固定していきます。
作成した設計図を参考にしながら、慎重に作業を行いましょう。
ここで失敗してしまうと、テーブル全体がゆがんでしまいます。
●仕上げ
パーツを組み立てたら、仕上げに入ります。
自分の好みに合わせて着色したり、再度やすりをかけて、できるだけ使いやすくしましょう。
●確認
テーブルが完成したら、実際に使用してみて、使えるか確認しましょう。
適度に重量がある物を乗せて、破損しないか確認しましょう。
バーベキューで使える囲炉裏テーブルの作り方!
囲炉裏テーブルとは前記でもご紹介いたしましたが、テーブルの真ん中に穴が開いているテーブルです。
グリルを囲むようなテーブルなので、バーベキューでは非常に便利です。
一見すると難しそうに見える囲炉裏テーブルですが、実は簡単に作ることができます。
ここでは囲炉裏テーブルの簡単な作り方をご紹介いたします。
●パーツをそろえる
囲炉裏テーブルは4枚の天板を使用して作ります。
大きさはお好みで構いませんが、あまり大きすぎると持ち運びが大変なため、大きすぎないようにしましょう。
足の部分は市販されている折り畳み式のパーツを用意すると、便利に持ち運ぶことができるためおすすめです。
●天板の両端を斜めにカットする
囲炉裏テーブルは天板が四角形を描くように組み立てます。
そのため天板同士がかみ合うように両端を45度の角度でカットする必要があります。
天板を斜めにカットするのは難しいので、自信がない方はホームセンターの方にお願いしましょう。
●天板をつなぐ
天板を接合するためには蝶番を使うという方が多いと思います。
しかし、蝶番を使用して接合した場合、1mmのずれがあれば端の方は数センチのずれになります。
そのため、蝶番を使用して天板を接合するのは非常に高い技術が必要です。
そこでおすすめの素材がベルトです。
リュックの肩紐などに使われているベルトに小さい金属製の板を取り付け、その金属の板ごと天板に取り付けます。
ベルトは金属と違い、柔らかいため、多少のずれが生じても問題ありません。
●足を取り付ける
天板を接合したら、四隅に足を取り付けて完成です。
コンロを埋め込むだけのバーベキューテーブルの作り方!
ウッドテーブルにコンロを乗せる土台を作るだけで簡単にバーベキューテーブルを作ることができます。
非常に手軽な作り方であるうえ、非常に便利ですので是非作ってみてください。
●ウッドテーブルと木材を用意する
自宅にウッドテーブルがあれば活用してみましょう。
また、ウッドテーブルの天板をカットする必要があるため、カットするための道具や土台に使用する木材も用意する必要があります。
●ウッドテーブルの真ん中をカットする
カットしたウッドテーブルの真ん中をコンロのサイズに合わせてカットしましょう。
●コンロを置く土台を作る
カットしたウッドテーブルの裏側にコンロを置くための土台を作ります。
作り方は穴の両側に木材を取り付け、その木材にコンロを置くための木材を取り付ければ完成です。
●コンロを土台に乗せて完成
実際にコンロを土台に乗せ、テーブルにはまるか確認します。
また、コンロに足がぶつからないように高さも調整しましょう。
折り畳み式のバーベキューテーブルの作り方!
折り畳み式のテーブルは持ち運びが非常に便利なため、遠方へのバーベキューでも持っていくことができます。
そんな折り畳み式バーベキューテーブルの作り方は非常に簡単です。
ここでは折り畳み式のバーベキューテーブルの作り方をご紹介いたします。
●パーツと道具を用意する
折り畳み式のテーブルに使用するパーツは天板、足、木材です。
これらのパーツを釘や蝶番で固定することで、折り畳み式のテーブルが完成します。
●天板をカットする
天板を使いやすい大きさにカットしたら、その天板をさらに2等分から3等分にカットします。
●天板に蝶番を取り付け接合する
カットした天板に蝶番を取り付け、折りたためるようにします。
囲炉裏テーブルのように囲うような形ではないため、多少ずれても問題ありません。
●四隅に足を取り付ける
取り付ける足も折りたためるような形状だと、さらにコンパクトになり、持ち運びが楽になります。
テーブルを自作するとバーベキューがさらに楽しくなる!
バーベキューで使用するバーベキューテーブルの作り方についてご紹介いたしました。
バーベキューテーブルはあれば非常に便利で、くつろぎながら食材を焼くことも食べることもできます。
そんなバーベキューテーブルは自作することで、よりバーベキューを楽しむことができます。
作り方が簡単なテーブルもあるため、興味があればテーブルを自作してみましょう。