近年、屋外での生活を楽しむキャンプが流行しています。
そんなキャンプの中で大切になってくるのが食事です。
しっかり食べなければ、アウトドアで思う存分に動き回れません。
キャンプ中の食事作りに便利なのが、ユニフレームから販売されている山フライパンです。
フッ素樹脂コーティングがされているため食材が焦げつかず、後片付けも簡単ですよ。
この記事ではユニフレームの山フライパンについてご紹介していきます。
ユニフレームの山フライパンが便利!
人間が生きる上で、食事と睡眠は欠かせません。
それは普段の生活でも、アウトドアの最中でも同じことです。
キャンプでの食事は缶詰や携行食料といった簡易的なもので済ませてしまうこともままありますが、しっかりとごはんを食べなければ翌日に活動するためのエネルギーが足りなくなってしまうかもしれませんよ。
そこで、少しこだわって食事を作ってみませんか。
少しの手間をかけるだけで栄養満点で明日の活力が湧くような料理が作れますし、自分で作った料理を屋外で食べるとなんだかんだおいしく感じるものです。
そんなアウトドアでの料理におすすめな調理器具として、ユニフレーム製の山フライパンがあります。
焦げ付きにくい加工がされていて扱いやすい山フライパンならば、面倒になりがちな料理の後片付けもあっという間に完了しますから、これまで面倒さから料理を避けていた方でもチャレンジしやすくなると思います。
次の項からは、山フライパンの詳細な情報についてお伝えしていきます。
ユニフレームから発売中!山フライパンのラインナップ!
ユニフレームから販売されている山フライパンのラインナップには、2つの種類があります。
1つは通常のフライパンのような浅型タイプです。
そしてもう1つは、汁物の調理もできる深型タイプです。
どちらも焦げ付きにくくてコンパクトであるため、キャンプでの料理に活用できます。
詳細なスペックを見ていきましょう。
■山フライパン 17cm
サイズ:Φ170×40mm
鍋本体の素材:アルミニウム
容量:800mL
メーカー希望小売価格:2,900円(税込)
■山フライパン 17cm 深型
サイズ:Φ170×60mm
鍋本体の素材:アルミニウム
容量:1300mL
メーカー希望小売価格:2,900円(税込)
以上のように、深さ違いのバリエーションが販売されています。
どちらもコンパクトにスタッキングできるように、折り畳むことができる取っ手がついています。
また、焦げに強いフッ素樹脂加工が施されていることも共通です。
浅型も深型も、サイズが違うのに値段が同じだという点は驚きですね。
コンパクトさを重視するのであれば浅型を、汁物から炊飯まで1つの鍋で行いたいのであれば深型をおすすめします。
購入にあたっての注意点として、販売パッケージに蓋はセットになっていません。
煮込みや炊飯のようなことを想定しているのであれば、別途専用の蓋である『山リッド』を購入しておきましょう。
山フライパンのフッ素樹脂加工って?焦げ付きにくくて便利!
先ほどの項では、ユニフレームの山フライパンのスペックをご紹介しました。
その中で、『フッ素樹脂加工』という普段聴き馴染みのない加工がされていることをお伝えしましたね。
フッ素樹脂加工とは、一般的にテフロン加工と呼ばれているものと同様のコーティングのことです。
山フライパンはアルミ筐体にフッ素樹脂加工がなされているため、一般的な家庭用フライパンと同様の構造ですから、使い勝手も似たようなものだといえます。
普段から料理している人であれば、使い勝手が似ている道具だと便利に使いやすいですよね。
アウトドアで一般的に使われているチタンやステンレスの鍋は焦げつきやすいため、使いこなすためには慣れが必要です。
もしキャンプ先で鍋を焦げ付かせてしまったら、後片付けが大変で気持ちもどん底になってしまうかもしれません。
しかし、山フライパンはフッ素樹脂加工のおかげで焦げつけにくいですし、ティッシュなどでひと拭きするだけでもあらかたの汚れは落とせてしまいます。
水がふんだんに使えないアウトドアでの節水にも繋がりますから、ぜひ使ってみてください。
使用上の注意点!焦げの原因にも?
さきほどお伝えしたとおり、ユニフレームの山フライパンにはフッ素樹脂コーティングがされています。
食材が焦げ付きにくくなる便利なコーティングですが、使い方を誤ると焦げついてしまうこともあります。
そこでこの項では、山フライパンで料理するうえで避けるべき使い方をお伝えしておきます。
その避けるべき使い方とは、山フライパンを加熱しすぎないということです。
山フライパンに施されているフッ素樹脂コーティングは、400℃を超える温度にさらされると熱によって分解されてしまいます。
そして、コーティングが分解されてしまえばただのアルミ製のフライパンなので、普通に焦げ付くようになってしまうのです。
家庭用フライパンも同様ですが、必ず中火で使うようにしてください。
焚き火の直火にかけたり、空焚きしてしまうと、鍋はあっという間に過熱しすぎてしまいますよ。
山フライパンをスタッキングしてコンパクトに!
山クッカーがキャンプで便利な理由は、焦げつきにくいことだけではありません。
コンパクトに折り畳める上にスタッキングもしやすいことから、持ち運びに便利なのです。
一般的に鍋がかさばる原因となる柄は、鍋の外周に沿うように折りたたむことができますよ。
また、ユニフレームの製品同士は入れ子のように重ね合わせて収納できるように設計されています。
例えば、山フライパン17cmの中には、山クッカーMかラーメンクッカー1600をジャストサイズでスタッキングすることができます。
そして、ラーメンクッカー1600の中には山ケトル700をスタッキングできます。
さらに、山ケトルは開口部が大きいので、その中に小型のガスバーナーや折りたたみ式の食器類も収納できます。
このようにして、食事に使う道具一式を山フライパンのΦ170mmの中に収めることができるのです。
注意点として、浅型ではなく深型の山フライパンを選んだ場合には、山クッカーMの取っ手が干渉してしまうので、完全に収めることができません。
直接山ケトルを収納する形になってしまいます。
次に、スタッキングの際には山フライパンの鍋肌に金属が擦れないように気をつけてください。
フッ素樹脂コーティングが削れてしまって、焦げつきの原因になってしまう恐れがあります。
スタッキングの際には、金属同士が擦れないように、薄手の布や袋をクッションとしてかませるようにしましょう。
ユニフレーム山フライパンでできる簡単料理!焦げないように注意!
最後に、ユニフレームの山フライパンでできる簡単なキャンプ料理をご紹介します。
■ポトフ
煮込むだけで簡単に作れて大量に肉も野菜も食べられるポトフは、翌日の活力につながりますよ。
また、スープは体があたたまるので、風にさらされてこわばった体をリラックスさせてくれます。
まずは深型山フライパンでお湯を沸かして、ざく切りにした具を硬いものから順に煮ていきます。
野菜は、じゃがいもや玉ねぎ、人参などの、持ち運びしやすくて日持ちするものが便利です。
肉は腐りにくいベーコンやウインナーなどがいいでしょう。
ある程度煮たら、コンソメキューブと塩胡椒で味を整えて完成です。
麺類を一緒に煮込んで食べても美味しいですよ。
■ごはん
実はごはんは、あらゆる鍋で炊くことができます。
準備として、ご飯を用意しはじめる1時間以上前に、ペットボトルなどの容器に入れて持参したお米を浸水させておきます。
浸水が終わったら、深型の山フライパンに米と水を移し替えて、蓋をした状態で沸騰させます。
沸騰したら火加減を弱火にして、5分間加熱します。
火を少し強めて、鍋から水音がしなくなったら火を止めましょう。
そのまま5~10分蒸らせばごはんの完成です。
すこし焦げてしまっても、香ばしい風味がかえって食欲をそそりますよ。
ぜひ挑戦してみてください。
キャンプごはんは山フライパンで作ろう!
キャンプでの食事は大切なものです。
インスタント食品も便利ではありますが、やはり温かいごはんを食べた方が翌日の活力に繋がりますよ。
ユニフレームからは、料理にも携行にも便利な山フライパンが販売されています。
ぜひ入手して、簡単なキャンプごはんの自炊から挑戦してみてくださいね。