SOTOのダッチオーブンの特徴や種類、オプションを解説

最終更新日:2024/03/02

SOTOのダッチオーブンの特徴や種類、オプションを解説

ダッチオーブンがあれば、煮る、焼く、蒸すなどいろいろな料理が楽しめキャンプの料理の幅が広がります。

ダッチオーブンはいろいろなメーカーで作られていますが、今回この記事ではSOTOのダッチオーブンについて詳しくご説明します。

SOTOのダッチオーブンの特徴や種類、オプションについてだけでなく、お手入れが簡単な事、おすすめレシピもご紹介するのでぜひ参考にしてください。

SOTOのダッチオーブンの特徴

ダッチオーブンと言えば黒い鋳鉄製の鍋を思い浮かべる方も多いと思いますが、SOTOのダッチオーブンはステンレス製です。

価格は少し高めですが鋳鉄製のダッチオーブンと同じように煮る、焼く、蒸すなどいろいろな料理が楽しめますし、ステンレスなので取り扱いが簡単です。

熱伝導性は鋳鉄製に劣るので炒飯などの炒めものをする場合は鋳鉄製の方が向いていますが、蓄熱性はステンレス製の方が優れているので煮込み料理や保温料理などに向いています。

また、炭火にかけたりガスコンロで使えるだけでなくIHヒーターやハロゲンヒーターなどでも使用できるのでキャンプだけでなく家でも使えて便利です。

SOTOのダッチオーブンの種類

SOTOのダッチオーブンはサイズ展開が多く、底網もセットになっています。

  • 8インチ

8インチは一番小さいサイズで、家庭のキッチンでも使いやすい大きさです。

  • 10インチ

4人前の料理に向いているのでファミリーキャンプにおすすめです。

  • 12インチ

大人数の料理やダイナミックな料理を作る方に向いています。

  • 10インチ ハーフ

かさが低いタイプで魚など高さのない食材に美味しく熱を加えます。
また蓋はスキレットとしても使用できます。

  • 10インチ デュアル

蓋を反転させることで深さのあるダッチーオーブンと、ハーフサイズのダッチオーブンに変えられる2WAY使用のダッチオーブンです。

ステンレスダッチオーブンのオプション

SOTOではオプションアイテムの取り扱いもあります。
一緒に購入することでより使いやすくなるのでおすすめです。

  • 収納ケース

他のもので代用することも可能ですが、専用の収納ケースはSOTOのステンレスダッチオーブンがぴったり入ります。
持ち手がついているので持ち運びも便利です。

  • リッドリフター

火にかけたダッチオーブンは熱いのでそのままでは蓋を開けられません。
リッドリフターがあれば冷めるのを待たずに安全に蓋を持ち上げることができます。

  • エミール

エミールは保温、保冷調理器です。
短時間加熱したダッチオーブンを入れておくだけで予熱で調理ができます。
保冷剤を使って冷たい料理も作れます。

  • スタンド

ダッチオーブンスタンドはSOTOのコンパクトバーベキューグリル「デュアルグリル」にセットして使えます。
ステンレスダッチオーブン全サイズに対応していて、鍋敷きとしても使用できます。

  • バーナー

SOTOのバーナーを使えば安定感もあり安心して調理ができます。
シングルバーナーの「レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330」、ツーバーナーの「2バーナー ST-527」がおすすめです。
ダッチオーブンで料理をするときは鍋が倒れないように気をつけましょう。

SOTOのダッチオーブンはお手入れが簡単

SOTOのダッチオーブンはステンレス製なのでお手入れも簡単にできます。

鋳鉄製のダッチオーブンは洗剤を使って洗うことができませんが、ステンレス製のダッチオーブンは家庭で使っている鍋と同じようにスポンジと中性洗剤を使ってゴシゴシ洗うことができます。
焦げてしまった場合も重曹などを使って落とすことが可能です。

また、鋳鉄製のダッチオーブンは汚れをとりお湯で流した後水気を取って油を塗るなどの作業をしなくてはいけませんが、ステンレス製の場合洗ったあとのメンテナンスも必要ありません。

SOTOのダッチオーブンを使ったレシピ

SOTOのダッチオーブンの魅力が伝わったでしょうか。
最後にSOTOのダッチオーブンで作れるレシピを3つご紹介します。

ダッチオーブンを使えばおしゃれな料理もたくさん作れるのでブログなどでも映える料理が作れます。
ぜひ参考にし作ってみてください。

燻製

<材料>

  • ベーコンやチーズなど燻製する食材
  • スモークチップ
  • アルミホイル

<作り方>

1.スモークチップを敷く

ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷いてその上にスモークチップを敷き詰めて底網をセットします。

2.食材を置く

底網の上に食材をおきます。
小さい食材は網の隙間から落ちてしまうので、フリーサイズになる蒸し器などを使って食材が落ちないように工夫しましょう。

3.燻製する

蓋をし火をつけ煙が出てから10分ほど燻し、火を止めさらに10分置けば完成です。
色が薄く燻し足りない場合は弱火でさらに燻しましょう。

丸鶏

<材料>

  • 鶏肉 1羽
  • たまねぎ 2個
  • にんじん 1~2本
  • じゃがいも 2~3個
  • 塩、こしょう 適量
  • オリーブオイル 適量
  • レモン、ハーブなど 適量

<作り方>

1.食材を切る

たまねぎ1個とにんじん半分をみじん切りにし、残りの野菜は大きめにカットしましょう。

2.炒めて詰める

ダッチオーブンを火にかけてオリーブオイルをひき、みじん切りにしたたまねぎとにんじんを塩、こしょうで炒めます。
炒め終わったら、きれいに洗った鶏肉の腹の中に詰めます。

3.鶏肉を焼く

ダッチオーブンをきれいに洗い底網を敷いて鶏肉をのせ蓋をします。
蓋の上にも炭を乗せて上下から加熱しましょう。

4.野菜をいれる

焼き色が付き始めたら、野菜とレモン、ハーブ類をすべて入れてさらに加熱し、鶏肉に火が通ったら完成です。

ローストビーフ

<材料>

  • 牛肉 1kg
  • じゃがいも
  • たまねぎ
  • にんじん
  • すりおろしにんにく
  • 塩、こしょう
  • サラダ油
  • 小麦粉

<作り方>

1.野菜を切る

じゃがいも、たまねぎ、にんじんを必要な量だけ食べやすい大きさに切りましょう。

2.味つけをする

牛肉に塩、こしょう、すりおろしにんにくをすりこませ、小麦粉を薄くまぶします。

3.牛肉を焼く

ダッチオーブンを火にかけサラダ油をひいて牛肉の表面をまんべんなく焼きます。

4.野菜をいれて蓋をして焼く

じゃがいも、たまねぎ、にんじんを入れて蓋をし、蓋の上にも炭を乗せて上は中火、下は弱火にして加熱しましょう。

時々焼き具合を確認しながら焼いて、金串を刺して5秒たってぬいたときに金串がぬるければ火からおろし、粗熱がとれたら完成です。