【ランタンにもなる懐中電灯】便利な照明アイテム5選をご紹介

最終更新日:2024/01/13

【ランタンにもなる懐中電灯】便利な照明アイテム5選をご紹介

近年のアウトドアブームの中でも、特にキャンプの人気が高まっています。キャンプには懐中電灯が必須アイテムですが、その懐中電灯をランタンとして使うことができれば、アウトドアシーンで便利に使うことができますよ。
この記事では、懐中電灯とランタンの違いを説明した上で、懐中電灯をランタンにする方法や、おすすめのランタンにもなる懐中電灯などをご紹介します。

懐中電灯とランタンの違い

懐中電灯もランタンも、電源のない場所で明かりとして機能するという役割は同じです。
どちらも災害時の備えとしてはもちろん、キャンプなどのアウトドアでも大活躍するアイテムですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
懐中電灯とランタンの、それぞれの特徴から見ていきましょう。

懐中電灯の特徴

懐中電灯は、乾電池を使用する携帯型の小型照明です。
反射鏡やレンズにより光を集束させ、少ない光源でも照度を保てるよう工夫されています。

  • 乾電池を電源とした筒型のものが多い
  • 手で持ったりポケットに入れたりして持ち運ぶことができ、携帯性に優れる
  • 全体というよりも、一部分を照らす

ランタンの特徴

ランタンは、吊り下げ式の持ち運べる照明器具です。
照明としての実用的なランプとして使われますが、非常時に電気が止まっても使用できるので、防災アイテムとしても注目されています。

  • 大型のものもあり、卓上に置いたり、上から吊り下げて使用できる
  • ガス式・充電式・灯油式・乾電池式・ソーラー式と光源がいろいろある
  • 360度照らすことができるので、照明代わりとして使用できる

懐中電灯のメリット・デメリット

懐中電灯とランタンの、それぞれのメリットとデメリットを把握すると、さらに違いがわかりやすくなりますので、以下にご紹介します。

メリット

  • 乾電池があればすぐに使うことができる
  • 扱いが簡単
  • 小型で持ちやすく設計されており、携帯性に優れる
  • LEDライトを使うタイプもあり、球切れせず長時間使用できる
  • 首から下げるネックライトタイプや頭につけるヘッドライトタイプなど、用途に合わせて形がいろいろある
  • スポット照射と広角照射があり、照射範囲に沿ったアイテムを選択できる
  • 火事や火傷の危険性がない
  • 価格が比較的リーズナブル

デメリット

  • 光を拡散しにくいので広範囲を照らせない
  • 直射されると眩しく、目を傷める場合がある
  • 電池の残量がわかりにくい

ランタンのメリット・デメリット

メリット

  • 360度照らすことができる
  • 卓上に置いたり、上から吊り下げたりと多機能に使用できる
  • 柔らかな明かりで雰囲気が良い
  • 見た目がおしゃれ
  • ソーラー式もあり、アウトドアでも便利に使える

デメリット

  • 火を扱うので取り扱いに注意が必要
  • 煤が付いたりするので定期的にメンテナンスしなければならない
  • 燃料を安全に保管するために注意が注意
  • 芯の交換が必要
  • 小さなお子様など、火傷に注意

ランタンにもなる懐中電灯がある

懐中電灯は携帯性に優れ、一部分を照らすのに適していますが、ランタンは主照明にもなり、全体的に周囲を明るく照らします。
暖かく揺れる生火が魅力ですが、その分取り扱いには注意が必要です。

キャンプでは懐中電灯とランタンの両方を使うことも多いかもしれませんが、用途に合わせて使い分けると良いでしょう。

とはいえ、荷物を少なくしたい場合など、両方を持っていけない場合もありますよね。
そのような時は、ランタンにもなる懐中電灯がおすすめです。

実際のところ、近頃では懐中電灯でもランタン型になっている式のものや、2way式で兼用になっているものも数多くあります。
各メーカーがさまざまな照明を販売しているので、迷ってしまう方は楽天やamazonなどの通販サイトのランキングやレビューなども参考になるでしょう。

おすすめの懐中電灯兼ランタン

ここからは、おすすめの懐中電灯兼ランタンをご紹介していきますが、まずは警察組織でも採用されているという、頑丈さと高い性能が注目されるマグライトからご紹介します。

マグライト ML25LT

マグライトとは、アメリカ生まれの懐中電灯ブランドです。
ハンディライトと言えば、マグライトを思い浮かべる方も多いかもしれません。
こちらのML25LTは、キャンドルモードが搭載されていてランタンの代わりにもなるアイテムです。

エレコム DE-M20L-3350

エレコムのDE-M20L-3350シリーズは、懐中電灯でありながらランタンにもなるバッテリーが搭載されています。
こちらの製品は防災安全協会より、防災製品等推奨品に認定されました。
SOSモールス信号パターンの点滅が可能で、水を入れたペットボトルに取り付けることで、明るいランタンとしても使用できます。

プチプライスのランタン&懐中電灯

比較的入手しやすいランタンと懐中電灯を購入できる店舗の商品をご紹介します。

ニトリ:LED2WAYランタン

手で持って懐中電灯として使え、置いたり吊るしてランタンとしても使用できる明るいLEDライトの2wayランタンです。
キャンプの時にランタンとして、非常時の際は懐中電灯として幅広く使うことができるでしょう。

コストコ:カスケードマウンテンテックポップアップLEDランタン

コストコで購入できるカスケードマウンテンテックポップアップLEDランタンは、持つ・置く・吊るすと3wayで使用できるほかに、常夜灯・低輝度・高輝度などモードを複数から選択できます。
明るいLEDライトですが、カバーがついているので眩しさを軽減できるようになっています。
このカバーは取り外しができるので、自分の使い方に合わせて好みの明るさに調節も可能です。
防水処理もされているので、雨天時の使用も安心でしょう。

カインズホーム:多目的作業ランタンLED

カインズホームで取り扱う、オーム電機の多目的作業ランタンは、ランタンとして置いたり吊るしたりして使うことはもちろん、スポットライト機能があるので懐中電灯としても使用することができます。

手作りで懐中電灯をランタンにする方法3つ

停電時や街灯のないキャンプ場での夜は真っ暗で、懐中電灯だけでは明るさが足りない場合がほとんどです。
しかも懐中電灯は光が一箇所に集中するため、周囲をまんべんなく広く照らすことは向いていません。

そこで、セリアなど100均でも販売しているアイテムを使って、手作りで手持ちの懐中電灯をランタンにする方法を3つお伝えします。

  • 懐中電灯の上に、水を入れたペットボトルを置く

ペットボトルが安定しない時は、テープなどで固定しましょう。

  • レジ袋をふくらませ懐中電灯の先端にかぶせて、袋の取っ手部分を結んで光る部分を上にする
  • 100均の息で消えるキャンドルライトやキャンドルホルダーに、懐中電灯の光る部分をかぶせる

いずれも懐中電灯の光を簡単に増幅させる方法でした。
とても簡単なので、頭のどこかに記憶しておくと非常時などにも役立つでしょう。

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