【ハンモック泊でソロキャンプ】魅力やおすすめのアイテムを紹介

最終更新日:2024/03/16

【ハンモック泊でソロキャンプ】魅力やおすすめのアイテムを紹介

テントよりも軽量で寝心地も良いことから、ソロキャンパーたちに人気を集めているハンモック泊。

ここではソロキャンプにハンモックがおすすめな理由をはじめ、ソロキャンプに最適なハンモックの選び方や、ソロキャンプ向けのおすすめのハンモックなどをご紹介します。

また必要な持ち物やハンモックならではの寒さ対策についてもまとめているのでぜひ参考にして、ハンモック泊デビューしてみてください。

ソロキャンプにハンモックがおすすめな理由

キャンプでハンモック泊を楽しむ方が増えています。
ハンモックは布がからだを包み込み、またゆらゆらと心地良く揺れることで入眠しやすくなると言われています。
また横になって寝るだけでなく、設置方法や場所を選ぶことで椅子代わりに座ることもできます。
そのため、椅子を荷物リストから除外することが可能な場合もあります。

ハンモックはテントに比べると、かなり軽量でコンパクト。
ナイロンなどの軽量素材を使用したハンモックには、手のひらサイズに収納できるほどコンパクトなものもあります。
できるだけ荷物を減らしたいソロキャンパーや、バイクなどのツーリングキャンプのアイテムとしても向いています。

設営のしやすさもハンモックの魅力です。
種類はさまざまあり、あまり設営も難しくはありません。
地面が傾いていたり、凸凹していたり、また濡れていても快適な寝床を作ることができます。

最小限の荷物でキャンプに出かける「ブッシュクラフト」もソロキャンプの人気の高まりとともに、挑戦する人が増えているスタイルです。
ブッシュクラフトを楽しみたいという方にも、テントよりも軽量なハンモックがおすすめです。

ハンモックの種類

ハンモックには大きく分けると2つのタイプがあります。

吊り下げ式

2本の木に結ぶだけで完成する吊り下げ式は、ポピュラーなハンモックです。
軽量な素材でできているものが多く、とてもコンパクトに収納できるので持ち運びもラクラクなのが最大の魅力です。
ただし、吊り下げることができる木などがないと、使うことができません。
また、吊り下げ式のハンモックを利用する際、キャンプ場の木を傷つけてしまうリスクもあるため、あらかじめハンモック泊ができるかどうかの確認をしておきましょう。

自立式

専用のスタンドを使ってハンモックを吊り下げる自立式は、コットン素材のものが多いです。
スタンドは大きく重く、さらにかさ張るパーツも多いので、持ち運びにはあまり適していません。
場所さえあればどこにでも設置できるメリットはありますが、ソロキャンプで使用するにはスタンドが必要なことはデメリットとなってしまいます。
おうちキャンプやファミリーキャンプなら、安定性も高く利用しやすいでしょう。

椅子として使える椅子タイプのハンモックもあります。
こちらは寝具というよりは、リビングスペースでまったりするときに使えるアイテムです。

ソロキャンプに最適なハンモックの選び方とおすすめ3選

ソロキャンプにおすすめのハンモックは、やはり軽量で携帯性に優れた吊り下げ式です。
素材はナイロンやポリエステル製で、耐久性や耐水性が高いものを選びましょう。
虫除けの役割を果たしてくれる蚊帳付きのものや、陽射しをカットするシェードや雨にも強いタープ付きのものもあります。
キャンプに出かける際の天候や季節を考えて選ぶと良いでしょう。

ソロキャンプにおすすめは以下の通りです。

DD Hammocks:DD Frontline Hammock

ハンモックと蚊帳が一体になっており、ファスナーを開閉して出入りします。
虫を気にせず、快適なハンモック泊を過ごせるため、初心者からベテランキャンパーにも愛用者が多いハンモックです。

HENNESSY HAMMOCK:ヘネシーハンモック エクスプローラー デラックス A-SYM クラシック

ハンモックの出入り口が、下側についているタイプです。
ハンモックに蚊帳とタープも付いているので、別でタープを用意する必要がありません。

KAMMOK:ルー シングル

カモックオリジナルの、40Dダイアモンドリップストップナイロン製です。
重さ約289gと超軽量でコンパクト。
耐荷重約226kgと、耐久性も抜群です。

ソロキャンプでハンモック泊するときに必要な持ち物

ハンモック泊に必要な持ち物はいたってシンプルです。

  • ハンモック&ハンモックベルト
  • 寝袋
  • ペグ
  • 調理道具や食材、焚き火の道具

このほか、蚊帳がないタイプであれば蚊帳、タープがなければタープもあると良いでしょう。
また寝心地をアップさせるアイテムとしては、腰部分に入れるマットがあると腰痛対策にもなります。
マットは寝袋の中に入れるとズレずに使えて快適です。

ハンモック内にも明かりが欲しい場合には、蚊帳の中にカラビナなどを取り付けてライトを吊るすと明かりを確保できます。
ハンモックの定番のお楽しみである読書などもすることがで可能です。
ちなみにカラビナを使用する際には、生地を挟み込むことでループのないところにもカラビナをつけられる「パックタック」があると便利です。

ハンモック泊では寒さ対策をしっかりしよう

夏は涼しく過ごせるハンモックですが、夜の冷えや冬の寒さには対策が必要です。
ハンモックは宙に浮いている分、背中部分に風が吹き抜けるため、背中からからだを冷やしてしまいます。

そのため、アンダーキルト、アンダーブランケットと呼ばれるアイテムを、ハンモックの底に設置することで冬でも快適にハンモック泊を楽しむことができます。
夏の昼間なら薄着でも十分ですが、夜には気温が下がるため寝袋は必須です。
夏以外なら、アンダーキルトや保温性の高い寝袋、暖かい服装などの冷え対策はするべきです。
特に冬には足元を冷やさないことも大切なポイントです。

まとめ

ハンモック泊は、テントにはない開放感とリラックス感が魅力です。
また、テントよりも設営が簡単で、荷物も少なく済むため、ソロキャンプにおすすめです。

この記事で紹介したアイテムを参考に、ぜひあなただけのハンモック泊スタイルを見つけてください。

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