おしゃれなデザインで品質もよく人気があるスノーピークのキャンプ用品。今回はそんなスノーピークのテントについてを詳しくご紹介したいと思います。
テントはキャンプになくてはならないアイテムで、キャンプアイテムの中でも大きいので失敗したくないですよね。
この記事でスノーピークのテントの特徴や種類についてをしっかり確認しましょう。
また、スノーピークの修理についてやおすすめのテント、立て方や畳み方についてもご紹介します。ぜひ参考にしてください。
スノーピークのテントの特徴
スノーピークのテントは、キャンプで疲れた体を休息させるために快適な空間を作るということを大切にし、心地よい空間を作るために必要なスペックを徹底的に検証し作られています。
品質面でも独自の数値があり、テントの耐水圧について平均値を表記するメーカーが多い中、スノーピークは○mmミニマムと表記します。
これは、耐水圧が最も低い部分を表記していてこの数値は保証するという意味を持っています。
また、品質の高さだけでなく落ち着いた配色で自然によくなじみおしゃれなデザインが多く人気があります。
スノーピークのテントの種類
スノーピークのテントは「エントリーライン」「スタンダードライン」「プロライン」「アイボリーライン」「プロエアライン」の5つに分類されています。
- エントリーライン
初心者向けのテントで、スノーピークのテントの中でも価格が安価で手に入れやすいです。 - スタンダードライン
中級者向けのテントで、季節や天候を気にせず使えるので1年中キャンプが楽しめます。 - プロライン
上級者向けのハイスペックなテントで、季節や天候を気にせず毎週のようにキャンプに行く方に向いています。 - アイボリーライン
デザインや機能性にこだわったテントです。
黄みを帯びた白色で見た目がおしゃれです。 - プロエアライン
軽量でコンパクトな山岳用のテントです。
このように種類が分かれているので、選ぶときは自分に合ったものを選びやすいです。
また、テントに合ったフロアマットやフロアシートなどオプションアイテムもあるので、テントに合わせて購入することでより快適に過ごせます。
スノーピークの テントの修理について
スノーピークの商品には保証書がないこともスノーピークの特徴で、製品上の欠陥であれば無償で保証してくれます。
また、破損の具合にもよりますが修理可能なものは経過年数問わず受け付け直してくれるので、長い期間使用することが可能です。
その他にも、キャンプでテントが濡れたときに乾燥してくれるサービスもあります。
乾燥できずに畳んだテントはカビが生えてしまう心配がありますが、このサービスに頼めば完全に乾燥させきれいに畳んで返ってきます。
テントだけでなくシュラフクリーニングサービスなどスノーピークは商品を購入したあとのアフターサービスも充実しています。
スノーピークのおすすめテント
スノーピークにはたくさんの種類のテントがあるので、どれを選んだらよいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
そこで下記でおすすめのテントを8つご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
簡単に設営できるアメニティドーム
アメニティドームはスノーピークのテントの中でも人気なエントリーラインの初心者向けのテントです。
設営が簡単で、高品質なのに安価で手に入れやすいです。
丸みのあるシルエットで風がテントの上を通っていくよう設計されているので、風でのダメージを受けにくいです。
大きさはファミリー向けで、3人用のSサイズ、5人用のMサイズ、6人用のLサイズがあります。
初心者におすすめのエントリーパックTT
エントリーパックTTは、設営しやすいテント「ヴォールト」と定番のヘキサ型タープがセットになっています。
安価で手に入れやすく品質の良いテントとタープがセットになっているので、これからキャンプを始めようと考えている方におすすめのアイテムです。
4人用のテントでインナーテントは吊り下げ式なので取り外しができ、日中はシェルターとしても使用できます。
スノーピークの2ルームテント
スノーピークのエントリーライン「エントリー2ルームエルフィールド」はリビングスペースと寝室が一体になったテントで、構造がシンプルなので設営も簡単です。
4人家族にちょうどよい大きさでインナールームとルーフシートは標準装備されています。
使わないときはインナールームを取り外して大型のシェルターとしても使えます。
ソロキャンプにおすすめのテント
ソロキャンプにおすすめのテントは「ミニッツドームPro.air1」です。
軽量かつ快適性を持ち合わせた「ファルPro.airシリーズ」の魅力を踏襲しながらも、高い居住性を追求した商品です。 雨の日も成人男性が濡れずに靴の脱ぎ履きができるほどの広い前室を備えた快適性と、左右にメッシュの窓を設けることで得た高い通気性を備えたテントになります。 自転車やバイクでもは運べるよう重量は4kg未満をキープ。インナーテントは吊り下げ式でスピーディーな設営が可能です。
スノーピークの山岳用テント
山岳用テントのプロエアライン「ファル」は、収納時には片手で持てるほどコンパクトになり、とても軽量なので持ち運びも簡単にできます。
軽量でコンパクトなだけでなく、快適性も持ち合わせているので快適に過ごせます。
大きさは2人用と3人用があります。
スノーピークの大型テント
スノーピークの大型テントでおすすめなのがロッジ型シェルター「グランベルクL」です。
前後パネルやサイドウォールを巻き上げればオープンタープのような開放感のあるリビングスペースを作ることができます。本体生地にはコットンの質感のようなテカリのない風合いと質感を持つポリエステル生地を新たに採用しています。
上級キャンパーにおすすめのテント
テントにしっかりとした機能性を求める上級キャンパーにおすすめのテントがプロライン「ランドブリーズ」です。
技術の進化とともにスペックをアップさせ改良を繰り返してきたシリーズで、耐風性に優れていて頑丈です。
居住性と機能性のよいスノーピークのテントの中の最高峰のテントです。
季節や天候を気にすることなく一年中快適にキャンプが楽しめます。
ドッキングできるリビングシェル
リビングシェルはキャンプサイトに快適なリビングスペースを作るシェルターですが、オプションのインナールームを設置することで2ルームシェルターとしても使えます。
アメニティドームなどと連結することもでき、テントとリビングシェルを自由に行き来することも可能です。
スノーピークのテントの立て方、畳み方
ここまでスノーピークのテントの特徴やおすすめのテントをご紹介しましたが、最後にスノーピークで人気のアメニティ-ドームの組み立て方と畳み方をご紹介します。
基本的なことは同じなのでぜひ参考にしてください。
<組み立て方>
- 場所を決める
テントを設営する場所選びはとても重要です。
地面が傾いているとテントがゆがみポールが曲がる恐れもありますし、しっかり張れないこともあります。
平らな場所を選びましょう。
また、日に当たる場所だとテント内が高温になり熱中症の危険もあります。日陰を選びましょう。 - フロアシートを広げる
除去できる小石などを拾い整地し、フロアシートを広げましょう。 - インナーテントを広げる
前室を作る側にテントの入り口がくるようにインナーテントをフロアシートの上に広げます。 - フレームを連結しスリーブにいれる
先端が黄色のフレーム2本と緑のフレーム1本をそれぞれしっかり連結させ、まず黄色のフレームを黄色のスリーブに1本ずつゆっくりと入れます。
黄色のフレームを入れたら緑のフレームも緑のスリーブにゆっくりと入れます。 - 黄色のフレームの先端をピンに差し込む
1本の黄色のフレームの両先端をテントの端のピンに差し込みます。もう1本の黄色のフレームの先端の片方をピンに差し込み、もう片方をテントを立ち上げしならせながらピンに差し込みます。 - 緑のフレームをピンに差し込む
緑のフレームが黄色のフレームの外側に来ていることを確認し、先端をピンに差しましょう。 - フックをフレームに引っ掛けペグダウンする
本体についているフックをフレームに引っ掛け、ドアパネルのファスナーをすべて閉めペグダウンします。 - フライシートをかける
フライシートの前室になる方向を確認し、インナーテントの上にかぶせ、ずれ防止のベルクロテープをフレームに巻きつけましょう。 - 前室にフレームを通してピンに差す
前室用のフレームをしっかり連結しスリーブにとおしてフレーム両端をピンに差し込みます。 - バックルを接続し調整する
インナーテントとフライシートのバックルを接続し、調整テープを引いてテンションをかけフライシートの緩みをとりましょう。 - フックをリングにかけペグダウン
前室サイドドアコーナーのフックをリングにかけフライシートの裾のゴムループにペグをとおして打ち込みます。
前室ビルディングテープのバックルを外して収納し、フライシートのリングにロープを通してペグダウンすれば完成です。
張り方はテントによっても違いますが、あまりテンションをかけすぎないこと、無理に設営しないことが大切です。
<畳み方>
- 前室ビルディングテープを接続する
設営の最後の工程で外した前室ビルディングテープを接続しましょう。 - ペグを抜く
ロープとフライシートの裾のペグを抜きます。 - バックルとマジックテープを外す
裾のバックルを外し、マジックテープもすべて外します。 - 前室のフレームを抜く
前室のフレームをピンから外します。
フレームが跳ね上がるのでフレームがまっすぐなるまでは手を離さないようにしましょう。
フレームを押し出すように抜き、抜いたフレームは中央から折りたたみましょう。 - フライシートをはがす
フライシートをゆっくり引いておろしましょう。 - インナーテントのペグを抜いてからフレームを抜く
インナーテントのペグをすべて抜き、フライシートと同じようにフレームをピンから外し抜きましょう。 - フライシートとインナーテントを折りたたむ
キャリーバッグの長さに合わせて折りたたみましょう。空気が抜けるようにたたむのがポイントです。
折りたたんだフライシートとインナーテントとフレーム、ペグをキャリーバッグに入れれば収納完了です。
ペグやフレームをそのままいれると本体の生地を痛めることがあるので必ず専用のケースにいれてからキャリーバッグにいれましょう。