簡単に自分でできる!ネオプレーンウェーダーの修理方法

伸縮性があり保温力に優れたネオプレーンウェーダーは、様々なフィッシングシーンで欠かすことのできないアイテムです。

このネオプレーンウェーダーは、厚みもあり丈夫な素材でできています。

しかし、それでも時として発生するトラブルとして、水漏れがあります。

今回は、簡単に自分でできるネオプレーンウェーダーの修理法を、筆者の経験も踏まえてご紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

コールマンcpx6クアッドLEDランタンの使い方をご紹介!

キャンプは、絆を深めるためにも自分自身を見つめるためにも、かかせないことだと思われませんか?昼...

キャンピングカーでテレビが見たい!その取り付け方法とは?

キャンピングカーでの旅は、とても楽しいものです。通常の乗用車とは違い、長距離の移動の最中にリ...

キャンプで使う洗剤は環境にやさしいフロッシュがおすすめ

キャンプの楽しみの一つに、キャンプならではの料理をすることが挙げられると思います。では、その...

人気のコロンビアのジャケット!サイズ感が掴める選び方とは

アウトドアブランドとして人気のある「コロンビア」はおしゃれなジャケットの販売を行っています。ア...

サイクリングにおすすめ!ドイターレースexpとは?

サイクリング用のリュックやザックをお探しの方はいらっしゃいますか。長時間背負っていることの多い...

モンベルの登山靴!靴ずれなどで痛い思いをしないためには?

靴を選ぶとき、自分の足に合っているかどうか見極めるのは意外と難しいですよね。特に登山やトレッ...

スノーピークの焚火台とグリルブリッジとは?代用品はある?

スノーピークと言えば、キャンパーなら誰もが知る日本発の憧れのメーカーです。その製品は高品質で...

サーモスのポットを持ってアウトドアへ!その洗い方とは?

アウトドアへ出掛けるとき、自然の中で過ごすので、寒い時は温かい飲み物が欲しくなりますよね。ま...

気が付いたら非常食のパンが賞味期限切れになっていた!?

登山などのアウトドアに欠かせないのが非常食ですよね。多種多様で、中でもパンなど食べやすい食品が...

素早い水分補給にサロモンのハイドレーションを!使い方は?

登山などアウトドアスポーツをしていて喉が渇いたとき、手軽に水分補給できるといいですよね。その...

モンベルグローブ!万能な防水タイプでアウトドアを楽しもう

アウトドアで、1つは持っておきたいのがグローブです。登山やトレッキング、バイクや自転車でのツ...

ダナーの登山靴が登場する小説「山女日記」はどんな話?

創業から数多の靴を世に送り出してきたシューズブランドのダナー(Danner)は、ご存知の方も多い...

アウトドアにはこれ!グレゴリーデイパック!使い方は万能?

ハイキングなどのアウトドアを行うときは、バックパック1つで荷物をまとめることが多いですよね。...

週末はハイキングを満喫!初心者おすすめのツアーをご紹介!

週末のイベントとして最近注目されているハイキングは、老若男女とわず、どなたでも楽しめます。大...

これでバッチリ!いつでも清潔!サーモス水筒カバーの洗い方

サーモスの水筒カバーは水筒の見た目をおしゃれにしてくれたり、本体を傷や汚れから守ってくれたりします...

スポンサーリンク

ウェーダーとは?ネオプレーンウェーダーの利点と弱点

ウェーダーとは、長靴や防水靴下とズボンが一体となった防水アイテムで、腰もしくは胸までをカバーすることができます。

昔から渓流釣りや鮎釣りなどの川釣りの必需品でしたが、ルアーフィッシングの対象魚が拡大するに伴い、サーフや浅瀬の立ちこみなど海にまで使用範囲が広がりました。

生地の材質によってナイロンウェーダー、透湿素材のウェーダー、ネオプレーンウェーダーが普及しており、それぞれ長所と短所があり、修理の方法もまた異なります。

ナイロンウェーダーは、蒸れ易く快適性に問題があるのですが、価格が安く入門向けのウェーダーです。

ゴアテックスなどに代表される透湿素材のウェーダーは、外からの水は通さず内側の湿気は外に逃がすので、蒸れにくく快適性は優れています。

しかし、比較的高価なウェーダーです。

ネオプレーンウェーダーは、伸縮性があり体型にフィットするので、水流抵抗が少なく、機動性に優れています。

さらに厚みと保温力があるので、低水温期や長時間の釣行による冷えから体を守ってくれます。

ただし、ネオプレーンウェーダーにも弱点があります。

それは、水量の多い大河や激流域で流された時、ネオプレーン自体の浮力で下半身が浮いてしまうことです。

その結果、上半身が水面下になって流されてしまい、呼吸できなくなってしまうことがあります。

毎年、川での釣り人の溺死事故は、このパターンが繰り返されています。

そのため、水量の多い大河や激流に行く場合は、同じネオプレーンでもウェーダーではなく、ウェットタイツとネオプレーンジャケットなどを着用して下さい。

身体に優しいネオプレーンウェーダー!トラブルも発生!?

ナイロンウェーダーの手軽さ、透湿素材のウェーダーの快適性は、ウェーダーを選ぶうえで大きなポイントです。

しかし、どちらにしても保温力がないので水温変化がダイレクトに伝わり、低水温期や長時間の釣行では、身体にダメージを与えてしまいます。

長年の冷えの蓄積により、腰痛や痔が持病となったベテランアングラーも多く、「若い頃からネオプレーンウェーダーを着用しておけば良かった」と言う声もよく聞きます。

また、身体にフィットすることで水流の抵抗を軽減し、体力の消耗も最小限にとどめてくれるのもネオプレーンウェーダーの長所です。

身体のことを考えれば、ネオプレーンウェーダーが最も優れていると言えるでしょう。

このように優れたネオプレーンウェーダーですが、時としてトラブルも発生します。

何と言っても一番多いのが、水漏れです。

防水アイテムのウェーダーの機能が失われるとともに、快適性がなくなります

このような時は修理が必要になります。

メーカーに修理に出すこともできるのですが、軽度の破損なら簡単な方法で修理することができます。

ネオプレーンウェーダーの修理の前に浸水箇所を探ろう

修理の前に、ネオプレーンウェーダーの水漏れの浸水箇所を探っていきます。

そのためには、まず水漏れの原因を知っておきましょう。

主な原因は、「縫製部分からの浸水」「転倒などで岩に擦れることによる擦れ」「カギ裂き」「摩擦による劣化」などです。

このように水漏れの原因は様々で、浸水箇所も原因によって異なります。

そして、修理をするにあたって、この浸水場所の特定をする必要があります。

それでは、浸水箇所を特定していきましょう。

靴下が着いたタイプなら裏返して、長靴タイプならそのままで、丈夫な物干し竿に引っ掛けて吊るします。

吊るしたら、水を注入します。

この時のポイントとして、「丈夫な物干し竿」に吊るすことが重要になってきます。

その理由は ウェーダーの中に水を注入するとかなりの重さになるからです。

やわな物干し竿では、重さに耐えきれず曲がることもあるので、丈夫なものを使用しましょう。

そして、ウェーダーを吊るして注水すると、破損個所からじわじわと水が染み出てきます。

そこに油性マジックなどの、水に強いもので印を付けます。

裏返せないタイプなら表側に印を付け、同じ場所の裏側にもしるしを付けておきます。

これで、浸水箇所が特定できます。

修理をする際は、裏表とも完全に乾かしてから作業に入ります。

あて布を使ったネオプレーンウェーダーの修理時の問題点

あて布を使った修理は、以下のものを使っての修理です。

【用意するもの】

・セメダインスーパーXなどの接着剤
・生地と同じネオプレーンなどのあて布
・アイロンで熱を加えて貼るシームテープ
・クランプなど挟むもの
・硬めの板状のもの

これらの内、接着剤、あて布、シームテープは、セットで修理キッドとして販売もされています。

①まずは、特定した破損個所の裏地の加工を剥がします。

②防水加工やスムーズに履けるような加工や、トリコットの裏地を貼ってあるものが多いので、これを取り除きます。

③あて布も同じようにネオプレーンのみの状態にしておきます。

④接着剤を使ってあて布を貼り付けます。

⑤接着剤でくっつけるために、なにか板状のものを布の上に置き、その板をクランプなどで挟んでしっかりと圧力をかけます。

⑥くっつけるためにも、1日程置きましょう。

⑦くっついたら、その上にシームテープを貼り付けて完了です。

この作業の中でも重要なポイントは、①、②、③の加工の取り除きです。

加工を残したままであて布を張り付けても完全には接着せず、使用しているとすぐに剥がれてきます。

特に膝や股関節のように頻繁に収縮する場所の場合、ひとたまりもありません。

裏地のないものや剥がしやすいもの、加工していないタイプならこの方法でも大丈夫でしょう。

しかし、この方法には問題点があります。

ここからは、筆者の経験談を踏まえてお話ししていきます。

筆者が修理したウェーダーは、加工を剥がすのに素材ごと削らないといけないタイプでした。

その時は、生地が薄くなるのが嫌だったため、剥がさずにあて布を使った修理をおこなったのです。

そのため、完全に接着できず浸水してしまいました。

また、縫い目のシームテープも「完全に接着できた」と思っていたため、深場に立ちこんだのですが、太股の内側の縫製ラインから浸水してひんやり、ということを何度か繰り返しました。

このようにシームテープ自体には、防水能力は期待できません。

「もはやこれまで、買い替え時期か…」と半ばあきらめていました。

そんな時に知ったのが 釣具店で簡単に手に入る補修剤です。 

そこで、この釣具店での補修剤を使った修理を、次の項でご説明していきます。

ネオプレーンウェーダー補修剤を使った修理

釣具店で購入できる補修剤は、様々なメーカーから商品が用意されています。

例えば、ダイワウェーダー補修ボンドⅡや、アクアシールなどといった商品は1000円程度で購入でき、さらに乾燥後の柔軟性もあって耐久性もあります。

ちなみに筆者の破損したネオプレーンウェーダーの股部分からの浸水も、しっかり止まっています。

それでは、具体的な修理の方法について、ご説明していきます。

ピンホール状の小さな穴の場合は、注水で見つけた破損個所にウェーダー補修剤を、修理範囲より2~3センチ広い範囲で薄く塗って一昼夜乾燥させます。

これだけです。

再度注水して検査して、漏れてなければOKです。

「何度もあて布を貼っては剥がれ、剥がれては浸水の繰り返しは何だったのか」というぐらいのあっけなさです。

膝や股関節といった、伸縮が繰り返される場所でも問題ありません。

もっと早く、このような商品があることに気づけば、遠回りしなくても良かったと思います。

補修材は便利!ウェーダーの大きな傷や縫い目の修理にも

転倒などで岩や枝などに引っかかって生地が切れたり、カギ裂き状になったネオプレーンウェーダーの大きな傷の修理にも補修剤が使えます。

まずは、裂けてしまった部分の表側をセロテープなどで仮止めをします。

裏側から裂けた部分の上下左右2~3㎝幅で、生地に帯状に広く補修剤を塗ります。

この補修剤がパテとなり浸水を防ぎます。

この場合は、ネオプレーン用のシームテープで傷に沿ってアイロンで接着し補強したり、ネオプレーンのあて布を貼っても大丈夫です。

しかし、この場合は、あくまで補修剤の補強だとお考え下さい。

より強度を求めるなら、接着面の加工や裏生地は忘れず、必ず剥がしてからの作業をおすすめします。

完全に乾燥させてから、表側の仮止めのセロテープをとって注水検査を行い、浸水がなければ完成です。

メンテナンスで末永く快適なアウトドアライフを!

ネオプレーンウェーダーの修理は簡単にできることが、分かっていただけたでしょうか?

使用後にチェックする習慣をつけ早めに修理をしていけば、長く愛用できるアイテムです。

最近は、釣りだけでなく潮干狩りなどでも使用する人が増加して、ますます活躍の範囲が広がっています。

ネオプレーンウェーダーなら、身体を守りながらアウトドアライフを満喫できることでしょう。

自分で修理を繰り返した歴戦のネオプレーンウェーダーなんて、凄くカッコイイですよね。

しかし、流されると危険ですのでくれぐれも気を付けて、素敵なアウトドアライフを楽しんで下さい。