コールマンのバーナーをメンテナンス!部品選びと交換方法

最終更新日:2019/02/08

キャンプやバーベキューの時に、大活躍してくれるバーナー!

バーナーは、様々なアウトドアメーカーのものが販売されていますが、その中でも多くのアウトドアファンから愛されているのが、コールマンのバーナーです。

この記事では、そんなコールマンのバーナーのメンテナンスに関する情報や、故障の修理で必要になる部品の選び方、交換方法についてご紹介していきます。

コールマンのバーナーの種類と魅力

まずは、コールマンのバーナーの種類と、その魅力についてご紹介します。

コールマンのバーナーには、バーナーの口数によって【シングルバーナー】と【ツーバーナー】があり、それぞれ使用する燃料によって、【ガス式】と【ホワイトガソリン式】があります。

【シングルバーナー】

バーナー部分が1口のタイプで、とてもコンパクトに収納が出来るので、持ち運びに便利です。

小型にも関わらず火力もあるので、登山などで大活躍してくれます。

【ツーバーナー】

その名の通り、バーナー部分が2口あるタイプです。

2口あるので、片方でご飯を炊きながらもう片方で料理をしたりと、まるで自分の家で料理をしているようで、とても便利に使えます。

火力も強いので、キャンプやバーベキューの時の料理のバリエーションを大幅に広げることが出来ます。

【ガス式】

燃料に専用のガス缶を使用するタイプです。

ガス缶を取り付けるだけで、すぐに使うことが出来、誰でも簡単に扱えます。

バーナー本体が小型で軽量化されているので、持ち運びに便利です。

冬などの寒い時にはガス缶が冷えてしまい、火が着きにくかったり、火力が安定しない場合もあります。

【ホワイトガソリン式】

燃料に高純度のホワイトガソリンを使用するタイプです。

バーナーを使う時に、ポンピングという作業が必要になるので、慣れるまでは大変かもしれません。

しかし、ガス缶とは違い寒さにも強く、天候に左右されることなく安定した火力が得られます。

以上が、コールマンのバーナーの種類です。

次からは、それぞれのメンテナンスや修理に必要な部品についてご紹介していきます。

コールマンのバーナーの部品の種類について

ここからは、コールマンのバーナーのメンテナンスや修理に必要となる部品の種類についてご紹介します。

〇ジェネレーター

ジェネレーターは、燃料タンクから液体のまま送り込まれたホワイトガソリンを気化させる部品です。

ジェネレーターに不具合があると、火力が安定しなかったり、異常燃焼してしまうことがあります。

〇バルブシステム

バルブシステムは、燃料の調節に必要な部品です。

バルブシステムに不具合があると、燃料漏れを起こしたり、火が消えないなどの症状が起こることがあります。

〇ポンプカップ

ポンプカップは、ポンピングをする時に必要なゴム製の部品です。

ポンプカップが劣化していると、そこから空気が漏れてポンピングがうまく出来なくなります。

以上のような部品をメンテナンスや修理の時によく使います。

この他にもメンテナンスや修理に必要な部品があるので、故障の症状などに合わせて調べてみて下さい。

次からは、ここでご紹介した各部品の交換方法についてご紹介していきます。

ジェネレーターの交換方法

ここからは、コールマンのバーナーのジェネレーターの交換方法についてご紹介していきます。

ジェネレーターは使っているうちに劣化してきてしまい、火力が安定しなくなったり、異常燃焼を起こすなどの不具合が出てきてしまう部品です。

このような症状が出た場合は、まずジェネレーターの掃除をすることで改善されることがありますが、それでも改善されない場合は交換が必要になります。

〇ジェネレーターの交換方法

【シングルバーナーの交換方法】

①ジェネレーターの固定金具とジャムナットを外し、ジェネレーターを持ち上げて、クリーニングロッドを外します。

②ジェネレーターの先端を本体から抜き取り、横にスライドさせるとジェネレーターが取り外せます。

③新しいジェネレーターを取り外した時と逆の手順で取り付けて下さい。

④クリーニングロッドをバルブの先端に引っ掛けて、燃料バルブをHIGHにした状態で下げたら、ジャムナットで外れないように固定し、ジェネレーター本体を固定金具で取り付けたら完了です。

【ツーバーナーの交換方法】

①プライヤーなどの工具を使ってジェネレーターチューブを挟み、少し左方向に回して緩めたら、さらに手で緩めていき本体を取り外します。

②ニードルも本体と同じ要領で取り外して下さい。

③新しいジェネレーターを、取り外した時と逆の手順で取り付けて完了です。

慣れるまでは、少し難しい作業に感じるかもしれませんが、慣れればすぐに出来る作業です。

メンテナンスや修理などで必要になってくるので、興味のある方は少しずつチャレンジしてみて下さい。

その他の部品の交換方法

ここからは、コールマンのバーナーのその他の部品の交換方法についてご紹介していきます。

〇バルブシステムの交換方法

①バルブシステムを左に回して取り外します。

固くてなかなか回らない場合があると思います。

そのような時は、バルブの根元部分をバーナーなどで熱すると取り外せることがあります。

本体を万力などで固定してから、慎重に作業を行って下さい。

また、取り外す時に回した回数を覚えておいて下さい。

②新しいバルブシステムを、右に回しながら取り付けます。

この時、取り外した時と同じ回数を回して取り付けるようにして下さい。

〇ポンプカップの交換方法

①燃料タンクのポンプ部分を、左に回して引き抜きます。

②ポンプ部分先端のクリップを抜いて、ポンプカップを取り外して下さい。

③新しいポンプカップを取り付けて、クリップで固定させます。

④ポンプカップの耐久性を高くするために、ポンプカップとシャフトの部分に専用のリュブリカントを塗って下さい。

⑤ポンプ部分を右に回して、タンクに取り付けたら完了です。

どちらも、メンテナンスや修理に必要になってきます。

特にポンプカップはゴム製で、定期的に交換する必要があるので、ぜひ覚えてみて下さい。

コールマンの部品の入手方法

ここで紹介したコールマンのバーナーの、メンテナンスや修理に必要な部品は、どのように入手したら良いのでしょうか?

〇アウトドアショップ

コールマンの製品を置いているアウトドアショップでは、コールマンのメンテンスや修理に使う各部品を揃えることが出来ます。

しかも、ショップのスタッフの方に必要な部品を教えてもらうことも出来るので、おすすめです。

〇コールマンオンラインショップ

コールマンのオンラインショップでは、その製品の型番ごとに必要な部品を検索することが出来ます。

必要な部品がわかったら、そのまま購入出来るのでとても便利です。

〇その他のショッピングサイト

コールマン以外のショッピングサイトでも、コールマンのバーナーに必要な部品を購入することが出来ます。

自分のバーナーの型番に合っているかをしっかりと確認してから、購入するようにして下さい。

以上のように、コールマンのバーナーに必要な部品は、様々な方法で入手することが出来ます。

コールマンのおすすめの人気バーナーをご紹介

最後に、コールマンのおすすめのバーナーをご紹介します。

〇ガス式シングルバーナー【F-1パワーストーブ】

最大火力が3700kcal/hと、コールマンのガス式シングルバーナーの中でも特に強くなっています。

本体がとても軽いので持ち運びに便利で、使い方も簡単です。

〇ホワイトガソリン式シングルバーナー【フェザーストーブ】

ホワイトガソリン式なので、冬などの寒い中でも十分に使えるタフさが魅力です。

使い方も簡単で、小型なので持ち運びも楽に出来ます。

ホワイトガソリン式ですが、非常時には自動車用の無鉛ガソリンも使うことが出来る優れもです。

〇ガス式ツーバーナー【パワーハウスツーバーナー】

多くのアウトドアファンに昔から愛されているコールマンの定番のツーバーナーで、キャンプやバーベキューで大活躍しています。

最大火力が3500kcal/hもあり、ガス式にも関わらず冬でも活躍してくれます。

収納もコンパクトに出来るので、持ち運びにも困りません。

〇ホワイトガソリン式ツーバーナー【413Hパワーハウスツーバーナー】

メインバーナーの最大火力が3650kcal/hもあるので、自宅と同じようにストレス無く料理を楽しむことが出来ます。

寒さにとても強く、どんな気候でも安定した火力が得られます。

このようにコールマンのバーナーは、様々なシーンで活躍してくれるバーナーが揃っています。

それぞれメンテナンスや修理に必要な部品も用意されているので、安心して使えます。

コールマンのバーナーの部品交換をマスターしてより快適に!

コールマンのバーナーの部品の選び方や、交換方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

部品の交換が出来るようになれば、自分でバーナーのメンテナンスや、故障の修理まで出来てしまうので、より長い間に渡って愛用することが出来ます。

これを機会に、少しずつでも良いので、ぜひ挑戦してみて下さい。

きっと、今までよりもさらに楽しくて快適なアウトドアライフになるはずです。

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