キャンプに持って行きたいアウトドアチェア!おすすめは?

最終更新日:2019/03/18

キャンプなどのアウトドアに持っていくべきアイテムの1つに、チェアがあります。

自身にぴったりのアウトドアチェアがあれば、自然の中でゆっくりリラックスできますよね。

沢山のアウトドアブランドから、それぞれ特徴を持ったチェアが販売されています。

この記事では、チェアの選び方やおすすめのチェアなどをご紹介していきます。

3種類のキャンプスタイル!それぞれに適したおすすめチェアとは?

キャンプに適したアウトドアチェアを選ぶのに大切なことの1つが、座面の高さです。

チェアの高さによって、キャンプスタイルも違ってきます。

キャンプスタイルには3つあるので、ご紹介します。

●ハイスタイル

通常、勉強や仕事をするときに使用するような、脚の長いテーブルを中心としたキャンプスタイルを指します。

ハイタイルは調理などの作業が立ったまま楽にでき、また、作業用と調理用で同じものを使えます。

これに合わせて、座面の高いアウトドアチェアが必要になります。

チェアから立ち上がってスムーズに移動できるのも特徴です。

●ロースタイル

最近、キャンパーの間で人気のスタイルです。

目線が低い「ロースタイル」なので、地面をより身近に感じることができ、焚火やグリルも囲みやすいです。

低いチェア(ローチェア)を使って、足を地面に伸ばして座ることができるので、開放感を得ることができるでしょう。

●お座敷スタイル

シェルターやタープの中にマットを敷いて、文字通り「お座敷スタイル」でくつろぐことです。

ロースタイルよりさらに地面を近くに感じられ、寝ころんだりすることもでき、リラックスできます。

お座敷でおすすめのチェアは、座椅子型です。

キャンプに最適!アウトドアチェアのタイプとは?①

キャンプスタイルの種類が分かったら、それを参考にキャンプで使うアウトドアチェアのタイプをご紹介していきます。

アウトドアチェアにはタイプがいくつかあります。

●ディレクターズチェア

背もたれと肘置きが付いた、一般的なアウトドアチェアといえます。

映画撮影で、監督が使用していたことからこの名前が付きました。

折りたためるので、収納や持ち運びにも便利です。

サイズ感はゆとりがあるので、ゆったりとくつろげるところも魅力です。

●ハイバックチェア

背もたれが高い(長い)椅子なので頭を預けることができ、座りごごちも快適です。

うたた寝をしたい方にぴったりで、大変リラックス効果が高いです。

●グランドチェア

座椅子タイプとも言われるチェアで、背もたれから座面がつながった形状の椅子です。

お座敷スタイルにぴったりで、焚火用のテーブルと共に使うとマッチします。

また、ロースタイルに使用することもできます。

フレーム付きものを使うと体が包みこまれるような感覚を味わえ、大変心地よく、おすすめです。

キャンプに最適!アウトドアチェアのタイプとは?②

続いて、キャンプに持って行きたいアウトドアチェアのタイプをご紹介していきます。

●コンパクトチェア

座面にフレームが付いた、シンプルで最低限の機能が備わったタイプのチェアです。

収納する際もコンパクトになるため、持ち運びにも便利です。

他のタイプと比べると座り心地の良さに欠けますが、コンパクトになるものを最重要視する方にはおすすめです。

また、予備のチェアとして持って行くのにも適しています。

●リクライニングチェア

背もたれとフットレスト(足置き)、リクライニング機能まで付いた、快適さを追求したアウトドアチェアです。

快適さを追求しているためフレームの数が多く、重量が大きいですが、座り心地と寝心地はとても良いです。

脚を思いっきり伸ばして、リラックスしたい方にいおすすめです。

●ロースタイルチェア

前述した、ロースタイルに合うタイプのチェアです。

高さが40センチ以下のもので、地面との距離を近く感じることができます。

このサイズは、お子さんにも扱いやすいため、大人と一緒に使用すると目線が同じ高さにくるのも特徴の1つです。

サイズが小さいため、コンパクトに収納できます。

キャンプにおすすめのアウトドアチェア!その素材は?①

キャンプスタイル、チェアのタイプが分かったところで、チェアのシートに使用されている素材についてご紹介していきます。

アウトドアチェアに使用されているシートには、いくつか種類があります。

どのような特徴を持った素材が使われているもでしょうか。

●ポリエルテル

軽量で速乾性に優れ、強度が高いです。

材質的に燃えやすいので焚火など火の近くで使用する際には注意してください。

●ナイロン

軽量性と摩耗性に優れ、ポリエルテルに比べて少し強度が上回ります。

伸縮性も高く体にフィットするため、座り心地がとても良く快適です。

燃えにくいのも、特徴の1つです。

●メッシュ

通気性が良いため、夏などの暑い時期におすすめの素材です。

背もたれや座面の部分などに使われていることが多いです。

ただ、メッシュはひっかけて穴が開きやすいので気を付けましょう。

●キャンバス

綿や麻を使っておられた、厚手で耐久性に優れた素材です。

天然素材なので燃えにくい特徴がありますが、厚手のため濡れると乾きにくいです。

キャンプにおすすめのアウトドアチェア!その素材は?②

シートの素材も沢山種類がありましたね。

素材の特徴を知って、シーンなどに合わせて選びましょう。

続いて、キャンプにおすすめのアウトドアチェアのフレームに使われている素材の特徴をご紹介します。

●アルミ

大変軽量ですが、ある程度の耐久性も兼ね備えています。

持ち運びに便利なので、荷物を軽量にしたいシーンで使いたい時におすすめです。

また、さびにくい特徴もあり、メンテナンスも楽です。

●スチール

一般的に安価で強度が高い素材がスチールです。

ただ、アルミにくらべると重量が大きく、さびやすいといった難点もあります。

●ウッド

耐久性が高く、木製で自然の中にマッチするので、キャンプシーンの雰囲気づくりに役立ちます。

作りがしっかりしている分重いため、コンパクトにならず運ぶの多少手間がかかるといった難点があります。

色々なブランドから販売されているおすすめのチェアをご紹介!

これまで、キャンプにおすすめのアウトドアチェアについて色々とお話ししてきました。

それらを踏まえて、各ブランドから販売しているチェアの商品紹介をします。

まずは、ハイスタイル向きのチェアです。

【コールマン:チェア イージーリフトチェアST】

・小売希望価格 5,980円(税別)

・重量 6.7キロ

・サイズ 幅90センチ×奥行71センチ×高さ100センチ

・耐荷重 80キロ

背もたれによりかかると簡単にリクライニングすることができ、脚ごと伸ばして座れるので大変リラックスできます。

安定感が高く、リクライニングしてもぐらつくといった心配はありません。

星や風景を見るのにもおすすめです。

続いてご紹介するのが、折りたたみがしやすいハイスタイル向きのチェアです。

【ユニフレーム:UFチェア100】

・小売希望価格 11,111円(税別)

・重量 2.8キロ

・サイズ 幅65センチ×奥行58センチ×高さ85センチ

・耐荷重 100キロ

アルミパイプにスチールを入れるといった構造で、軽量性と強度がより高まりました。

背もたれが座りやすい角度になっていて、快適です。

続いてご紹介するのが、ロースタイル向きのチェアです。

【ヘリノックス:チェアワン】

・小売希望価格 11,500円(税別)

・重量 890グラム

・サイズ 幅52センチ×奥行50センチ×高さ66センチ

・耐荷重 145キロ

キャンパーの中で、ロースタイルをしている方に人気のチェアです。

890グラムと超軽量で、持ち運びや組み立ても楽です。

キャンプ以外では、フェスや花火鑑賞に持参する方もいるようです。

次にご紹介するのが、折りたたみのしやすいローチェアです。

【アッセム:アームチェア】

・小売希望価格 8,300(税別)

・重量 2.3キロ

・サイズ 幅54センチ×奥行57センチ×高さ65.5センチ

組み立て式の軽量なチェアで、安定感の高い座り心地を提供してくれます。

肘掛けの部分が木製なので、肌触りが良く人気です。

最後にご紹介するのが、お座敷スタイルのおすすめチェアです。

【ロゴス:ナバホ ロールアップチェア】

・重量 2.9キロ

・サイズ 幅62センチ×奥行55センチ×高さ60センチ

・耐荷重 100キロ

あぐらを組んで座ることができるよう、膝まわりが広く設計されています。

背もたれう部分を倒すと、クッションとして使用できます。

シーンや好みからぴったりのチェアを選ぼう!

キャンプに持って行きたいアウトドアチェアに、ついて色々とご紹介しました。

自身が挑戦したいキャンプスタイルによって、選ぶ椅子が変わってきます。

また、ハイスタイル・ロースタイル・お座敷スタイルに合わせて選ぶチェアには形や素材など特徴の違いが沢山ありましたね。

この記事でご紹介した商品以外にも、各ブランドから沢山のチェアが販売されているのでご自身にぴったりのものを見つけてください。