コールマンのアタッチメントヒーターを改造しよう!

最終更新日:2019/04/16

コールマンは、テントやランタンなど様々なアウトドア商品を販売しています。

さらに、付属品として、各商品のアタッチメントも充実しています。

そのなかで、特に注目されているのが、バーナーのアタッチメントヒーターです。

このヒーターを取り付けることによって、調理をしながら暖も取ることができます。

さらに、ヒーターを改造して、火力をアップさせることができます。

今回は、コールマンのヒーターの改造方法についてご説明していきます。

コールマンのアタッチメントヒーターをご紹介!

コールマンのアタッチメントヒーターとはどのような商品なのか、ご説明します。

アタッチメントヒーターとは、ガスバーナーなどの上に付属で装着することができ、暖房器具として使用できるアイテムのことを言います。

このヒーターを取り付けると、なぜ暖房器具として使用することができるのでしょうか。

このアタッチメントヒーターをバーナーで熱することによって、バーナーの熱がヒーターの金属部分に移ります。

そして、その熱エネルギーが金属に蓄熱することで暖房器具として使用することができます。

熱せられた金属から遠赤外線効果で効率よく暖かさが伝えられるので、バーナーで直接火を焚くよりも暖かく過ごすことが可能となります。

アタッチメントヒーターの大きな魅力は、そのコンパクトさです。

バーナーに取り付けるだけで、簡単に暖房器具として使えます。

登山など、荷物をできるだけ軽く小さくしたいシーンに大いに役立ちます。

また、構造もシンプルなので、自分なりに改造することも簡単にできます。

しかし、気を付けなければならない点もあります。

それは、火傷です。

熱を発するヒーター部分は、むき出しで非常に高温になります。

周りに、可燃性のものがないか、より注意して使用する必要があります。

コールマンのアタッチメントヒーターの使い方

それでは、ここから具体的にコールマンアタッチメントヒーターの使用の仕方についてご説明します。

このヒーターの使用方法は、いたって簡単です。

まず、コールマンのガソリンシングルバーナーを準備してください。

バーナーを着火して、その上にアタッチメントヒーターを乗せるだけです。

上に乗せるだけで、暖房器具として使用することができます。

アタッチメントヒーター自体は簡単なのですが、バーナーの使い方は、少し手順を覚える必要があります。

バーナーの使い方も合わせて、ご説明します。

まず、バーナーの燃料タンク部分に燃料を入れます。

なお、燃料は非常に燃えやすいです。

周りに火器や可燃物がないか、十分注意しましょう。

燃料を入れたら、ポンピングという作業を行います。

ポンピングとは、燃料タンクに圧力をかけて、液体の燃料を気化させる作業のことです。

ポンピングが終わったら、ゆっくりと燃料バルブを開き、着火しましょう。

いきなり全開に燃料バルブを開くと、一気に炎が立ち上がる場合があるので、慎重に行ってください。

炎が赤い場合は、ポンピングが足りない可能性があるので、再度ポンピングを行ってください。

それでは、次項からはヒーターの改造方法をご紹介します。

コールマンのヒーターの改造方法を詳しくご紹介!

コールマンのアタッチメントヒーターの改造方法について、ご説明します。

ヒーターは非常に使い勝手がよく、便利な商品です。

登山やバイク旅など、なるべく荷物を軽量かつコンパクトに納めたいときに、とても重宝されます。

しかし、デメリットとして、暖房機能がそれほど強くありません。

冬場のキャンプや山の山頂など、寒さの厳しい環境では、その効果は薄いでしょう。

そういったときにも対応するために、ヒーターを改造しましょう。

改造はいたって簡単で、費用も掛かりません。

100円均一で揃う商品で充分で、道具も専用の工具などは不要です。

それでは、具体的に方法をご説明します。

用意する商品は、針金とみそ汁の味噌を溶かす網かごです。

両方とも100円均一で販売されているもので構いません。

まず、網かごの取っ手部分を取り外しましょう。

ニッパーなどを用意して、金網部分を切ってください。

切った後の針金部分はとがっていて、危険なので注意しましょう。

軍手などをはめて、作業することをおすすめします。

取っ手と金網部分がバラバラになったら、金網部分をヒーターの裏側に入れてください。

そして、すっぽりと収まるように、押し入れて網かご部分に型をつけていきましょう。

続きは次項でご説明します。

改造をすると暖房効果が格段にアップ!

それでは、アタッチメントヒーターの改造方法の続きをご説明します。

丸い網かごが、ヒーター同様の円柱状に型が付いたら、今度はそれが下に落ちないように、針金で固定してください。

この際、アタッチメントの溝部分に針金が被らないように、取り付ける場所に注意してください。

取り付けることができたら、無事改造完了です。

これを取り付けるだけで、コールマンの販売しているそのままの状態で使用するよりも、暖房効果がアップしています。

しかし、これだけで物足りない場合、さらにグレードアップすることができます。

今取り付けた網かごの内部に、さらにコイルを取り付けることで、暖房効果がアップします。

さらに、コイルも自作してみましょう。

まず、手ごろな細長い棒を用意してください。

その棒に先ほど用意した針金をぐるぐると巻き付けてください。

針金が固いかもしれませんが、しっかりと強めに巻き付けて型をつけましょう。

でき上がったコイルを丸くドーナツ状につなげて、先ほどの網かごの中に入れてください。

これで、ヒーターのグレードアップが完了です。

これで、コールマンのアタッチメントヒーターの暖房効果は向上することでしょう。

コールマンのクーラーボックス改造方法

コールマンのヒーターの改造方法についてご説明してきました。

しかし、ヒーター以外にも簡単に改造して、その機能をアップグレードすることのできる商品があります。

それは、クーラーボックスです。

販売している状態のままの使用でも、十分保冷効果は期待できるのですが、ちょっとした改造で、さらに保冷効果をアップすることができます。

それでは、コールマンクーラーボックスの改造方法についてご説明します。

まずはクーラーボックスを分解してください。

分解すると、周りのプラスチックの内側に断熱材として発泡スチロールが挟まっています。

その挟まっている発泡スチロールに、断熱用の銀シートを巻き付けてください。

これも、100円均一のもので充分です。

銀シートの分、分厚くなるので、なるべく密着するように、巻き付けてください。

巻き付け終わったら、それを再びもとに戻して完成です。

たったこれだけで、ぐっと保温効果がアップします。

周りの気温や中に入れるものにもよりますが、保温時間が2倍ほど長持ちします。

その他おすすめのヒーター

コールマンのアタッチメントヒーターについて、ご紹介してきました。

しかし、それ以外にもおすすめのヒーターはたくさんあります。

それらの商品をいくつかご紹介します。

まず最初に紹介するのは、コールマンのクイックヒーターです。

先ほどのアタッチメントヒーターは、バーナーに取り付けるものでしたが、この商品はガス管に直接取り付けるタイプのヒーターです。

非常に小型で持ち運びに、とても便利です。

遠赤外線の効果で、改造などをしなくても、小さいながらかなりの暖房機能を持ち合わせています。

使用の仕方も、とても簡単なので、アウトドア初心者にもおすすめです。

次におすすめする商品は、石油ストーブです。

昔はどこの家庭にもあった石油ストーブですが、最近はめっきり少なくなりましたね。

サイズは大きく持ち運びには不便なものが多いですが、ガスを燃料とするヒーターよりもかなり火力はあります。

大人数で使用する場合などは、こちらの方がいいでしょう。

また、商品によっては、石油ストーブの上で簡単な調理が可能なものもあります。

昔を思い出し、レトロな商品を使ってみるのもいいかもしれませんね。

他にも様々なヒーターが販売されています。

色々と見比べて、自分に合った商品を選択してください。

ヒーターを活用して快適アウトドア!

冬でもアウトドアを楽しむために、ヒーターの存在は欠かせません。

焚火などで暖をとることができますが、火を起こすのに慣れていないととても大変です。

さっと温まることができるヒーターは非常に重宝されますね。

そのヒーターをグレードアップして暖房効果を高め、寒い日でも快適なアウトドアライフを楽しみましょう!

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