楽しいキャンプですが、重たいクーラーボックスやテーブルなどの荷物の運搬は大変です。
そんな時に便利なのが一度に多くの荷物を運ぶことができるキャンプカート!
ここではキャンプで大活躍するキャンプカートの魅力をはじめ、選び方のポイント、種類などをまとめましたので、よくキャンプへ行く人は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
また、各アウトドアブランド・メーカーのおすすめの人気キャリーカートや、カートをテーブルとしても利用できる天板を自作するアイデアもお伝えしています。
キャンプで大活躍するキャンプカート!その魅力は?
キャンプカートはキャンプ用の「Cart=手押し車・荷車」という名前の通り、荷物を運ぶために使うタイヤ付きのカートのこと。
荷物の持ち運びが大変なキャンプでは、「アウトドアカート」「キャリーカート」などとも呼ばれる「キャンプカート」があると、重いものやたくさんの荷物を運ぶのに大活躍し、キャンプサイトと車間の往復を減らせるのが最大の魅力です。
テントサイトのすぐそばに車を駐車できるオートキャンプ中心なら必要ないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、サイトへの車の乗り入れがNGな場合や、マンションにお住まいの方が駐車場まで荷物を運ぶ場合にもとても役に立ちます。
本来の使い道ではありませんが、犬などのペットを乗せて遊ぶこともできて楽しいですよ。
キャンプカートの選び方のポイント
キャンプカートはさまざまなアウトドアブランド・メーカーからいろいろなものが発売されています。
ここではどんなタイプのものがあり、どんな違いがあるのかなど選び方のポイントとなる部分について詳しく見ていきたいと思います。
カートの種類
キャリーカートは、大きく分けると四輪のワゴンタイプとコンパクトな二輪タイプの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
運びたいものや荷物の量などに応じて2つのタイプを使い分けることができたら、より効率良く荷物を運ぶことが可能になります。
我が家でも2種類を使い分けていますが、実際に運ぶものによって運びやすいタイプが違うので、2種類あるとさらにキャンプライフが充実すること間違いありませんよ。
ワゴンタイプ
荷台に深さのある4輪のワゴンタイプは、容量の大きさが魅力。
耐荷重に優れたものが多く、たくさんの荷物を一気に持ち運ぶことができ、子どもを乗せたり別売りの天板を使ってテーブルとしても使えるものもあります。
子どもを乗せることを想定している場合は、必ず対応している商品を選びましょう。
コンパクトタイプ
クーラーボックスなどの大きな荷物を積みやすいのは、2輪のコンパクトタイプです。こちらは荷台のみのものと荷台がボックス型になっているものがありますが、大きな荷物を運ぶなら荷台のみのものが便利です。
軽量で持ち運びにも便利ですが、重い荷物を積んだ時にバランスが崩れやすくなるので、しっかり固定するなど注意が必要です。
用途に合わせた容量・耐荷重
キャンプカートを選ぶなら、容量と耐荷重は忘れずに確認しておきましょう。
容量や耐荷重は商品によって違いますが、容量・耐荷重に優れたものはその分大きく重たい場合が多いので、必要な荷物を考慮しながら選ぶことが必要です。
耐荷重100㎏以上であれば、多くのキャンプ用品を一度に運ぶことができます。
収納性に優れた折りたたみ式
特にワゴンタイプは容量が大きく、一度に荷物をたくさん運びたいならどうしても大型のものになってしまいます。
しかし、キャンプカートは使わない時にコンパクトにたためる収納性も見逃せません。
収納時にコンパクトに折りたためるものなら、家に置いておいてもあまり場所を取らず、また車にも乗せやすいので便利です。
ワゴンタイプ、コンパクトタイプともに収納性に優れた折りたたみ式があるので、どれくらいコンパクトになるかもチェックしておきましょう。
タイヤは大きめがおすすめ
キャンプ場の凸凹した芝生の上や山道、砂浜などで利用する場合は、安定して使用できる大きめのタイヤの製品を選びましょう。
タイヤが小さい場合は、小さな段差でも引っかかってしまうというデメリットがあるものの、舗装された道での利用が多い場合には小回りが利くというメリットがあります。
テーブル代用できるものも
先ほど少し触れましたが、別売りの天板を乗せることでテーブルとして使うことができるものもあります。
1台で何役もこなせるアイテムはキャンプではとても便利ですので、そちらも活用も検討してみても良いかもしれません。
キャンプでおすすめの人気のキャリーカート
ここからは「大手通販サイト」楽天市場でも人気のアウトドアブランド・メーカーのキャリーカートをご紹介していきます。
ぜひ比較してあなたに合ったものを選ぶヒントにしてください。
dod
アウトドアに最適な「DoD」の「アルミキャリーワゴン」は、軽くてコンパクトなアルミ合金製で重量は約8.2kgと軽量ですが、約160Lの大容量で耐荷重は100kg。
組み立てやすい折りたたみ方式のキャリーカートで、生地が取り外しできるので、汚れた時もお手入れ簡単なのが嬉しいです。カーキとブラックの2色展開で、うさぎのロゴがかわいいおしゃれなギアです。
スノーピーク
日本の新潟県三条市に本社を置くアウトドアブランド「snow peak(スノーピーク)」の「アルミキャリー」は、耐荷重60㎏の2輪コンパクトタイプの軽量シンプルな背負子です。
重量は約1.7kgと軽いので、登山などでも大活躍間違いありません。
コールマン
アウトドア用キャリーカートでも圧倒的な人気を誇る「コールマン」。
「アウトドアワゴン」は大きなストッパー付きのタイヤ、固定できる持ち手、そしてコンパクトに収納できるとあってもはやキャンプの定番アイテムとなっています。
別売りの「コールマンアウトドアワゴンテーブル」「アウトドアワゴンテーブル ウッド」を使えばテーブルに早変わりするのも便利です。
ロゴス
メイプルリーフが描かれたロゴが印象的な「ロゴス」の「ストライプキャリートラック」は、ガタガタとした悪路でも安定して進むことができる極太なタイヤが備わっており、どんな道でも安心して使えます。
またワンタッチで開閉できる折りたたみ方式で、女性一人でも楽に使用できるのが嬉しいですね。
waq
「WAQ」の「WAQアウトドアワゴン」は、安定感が高い直径21cmの特大タイヤを採用し、段差も軽々乗り越えられるのが特徴です。
収納時は驚くほどコンパクトなのに耐荷重は150kg、106Lの大容量。簡単に組み立てできるワンタッチ設計で、誰も安心して使うことができます。
ソロキャンプで便利なおすすめのミニキャリーカート
ソロキャンプなどで、そこまで大容量のものがいらないという場合は、小さめのミニキャリーカートがおすすめです。
こちらもサイズはさまざまですが、100Lを超える大容量なキャリーワゴンと比較すると、半分程度の大きさで軽量なものが多いので扱いやすく、お値段も比較的安いのが魅力です。
1万円を切る価格が嬉しい「コストコ」の「フォールディングワゴン」も人気ですし、安く手に入れるなら「メルカリ」や「ヤフーオークション」で中古を探してみるのも◎。
ワゴンカートの天板をDIYで自作するアイデアも
DIYが得意な方なら、お持ちのカートに合わせて天板を自作するのも一つの手です。
「キャンプカート テーブル 作り方」で検索すると、さまざまな作り方や作品が出てきますのでチェックしてみましょう。
天板を自分で作ることで愛着も増しますし、巻いて収納できるものや、折りたためるものなど、何よりも自分好みのデザインやカラーのものを手に入れることができます。
カートを有効活用する、あると便利な天板のDIYにぜひあなたも挑戦してみてはいかがでしょう。