ハンバーガーは子供から大人まで幅広い世代に好まれる料理で、キャンプでも美味しいハンバーガーを作ってみたいという方もいらっしゃると思います。
具材さえあればバンズに挟むだけで完成しますが、大変なのは挟むハンバーグを作ることだと思います。
そこでこの記事では、簡単、手軽にハンバーガーを作るコツとハンバーグを美味しく焼くコツをご紹介します。
また、おすすめのレシピと付け合せもご紹介します。ぜひ参考にしキャンプで美味しいハンバーガーを作りましょう。
キャンプで簡単&手軽にハンバーガーを作るコツ
ハンバーガーに挟むハンバーグは作るのに、玉ねぎを刻んで炒めて、ひき肉、パン粉、卵などと合わせて粘りが出るまでしっかり混ぜ合わせ形にして焼くなど工程が多いので、作るのに時間がかかります。
家族が多いファミリーキャンプだと作る量も多く大変ですし、ソロキャンプだと一人分のためにこの作業をするのは手間に感じる方もいらっしゃると思います。
また、朝食でハンバーガーを食べる場合、キャンプの朝は片付けもあり時間がなく料理にそこまで時間をかけていられないということもあると思います。
そこで、簡単、手軽にハンバーガーを作れるコツを下記でご紹介します。
家で大まかな下ごしらえをしておく
ハンバーグは刻んだり炒めたりと手順が多いので、自宅で下ごしらえをしハンバーグパテを作っておけば、キャンプ場で焼くだけで簡単にハンバーガーが作れます。
ハンバーグパテは冷凍できるので、時間のあるときに作り冷凍しておくことができますし、そこまで量がいらない場合1つだけ持っていき残りは家で保管ができます。
下ごしらえを家で済ませておけば、時間短縮になるので忙しいキャンプの朝におすすめです。
出来合いの市販のハンバーグだねを使う
スーパーなどのお店のお肉コーナーに、ハンバーグのタネが売られているのを見たことありませんか?
ハンバーグのタネを好みの形にして焼くだけで作れますし、すでに形に成形されているものもあるので、それを購入すれば持っていってただ焼くだけでハンバーグを作ることができます。
ハンバーグを自分好みの味付けにはできませんが、とても簡単にハンバーグが作れるので、時間がない方におすすめです。
ハンバーガーキットを活用する
バンズとハンバーグなどがセットになったハンバーガーキットが売られているので、手軽に作りたい方はこのようなキットを購入し作るのもおすすめです。
コストコでも取り扱いがあり「ミニハンバーガーキット」という商品は、直径6cmほどの小さなハンバーガーが作れるキットです。
バンズとハンバーグパテとソースとピックがセットになっているので、レタスやトマトなども挟んでピックでさせば出来上がります。小さくて可愛らしくおしゃれな見た目になります。
レトルトや缶詰を使う
ソースなどを作るのは大変なので、レトルトや缶詰などを使うのもおすすめです。
具材が加工された缶詰やレトルトも多く販売されているので、時間をかけずに美味しい本格的な料理が作れます。
また、いつも同じ味付けになってしまうことも多いと思いますが、缶詰やレトルトを使うことでいつもとは違った味に挑戦できます。
ハンバーグだねをおいしく焼くコツ
ハンバーグはフライパンを使ってガスコンロなどで焼く方法と炭火を使って焼く方法があります。
フライパンを使ってガスコンロで美味しく焼くコツは、いつもより少し火力を上げることです。
室内の暖かい場所で調理するのとは違い、キャンプは外で調理をするので気温が低いことが多いです。温まり方が違うので注意しましょう。
フライパンで焼く場合は、片面を軽く焼き裏返し反対の面も焼き、アルミホイルなどでふたをして、弱火にし中に火を通しましょう。
炭火で美味しく焼くコツは先に火を通すことです。炭火で焼くおすすめの方法は、ハンバーグパテの焼く面に玉ねぎを挟みアルミホイルでくるんで網の上に置き、1~2分で裏返します。この作業を10分ほど何度も繰り返し、一度火からおろして休ませ予熱で火を通します。
10分ほど休ませたらアルミホイルを剥がして、中まで火がいっていることを確認したら、ハンバーグをそのまま網の上に置いて焼き色をつけましょう。
焼く手間はかかりますが、炭火で焼くことで香ばしく美味しく焼き上がります。
キャンプで簡単&定番のハンバーガーレシピ
キャンプで簡単に作れる定番のハンバーガーの作り方をご紹介します。
<材料>
- バンズ
- ハンバーグ(手作りする場合は下記の作り方を参考にしてください。)
- レタス、トマトなどの野菜
- ケチャップ
- マヨネーズ、マスタード(お好みで)
<作り方>
- 野菜をカットする
- ハンバーグを焼く
- バンズを焼く
- 具材を挟めば完成
レタスは食べやすい大きさにカットし、トマトは輪切りにします。
中までしっかり火が通るようにハンバーグを焼きます。
フライパンでバンズの表面を焼きます。炭火の場合は網の上に乗せてバンズを焼きましょう。(この工程はお好みになります。)
挟む具材の順番は決まっていないのでお好みで具材を挟めば完成です。バンズ、レタス、ハンバーグ、ソース、トマト、バンズなどの順番が見た目がきれいになりおすすめです。
下記ではハンバーグパテを手作りする方法をご紹介します。
<材料(4人分)>
- 牛豚合いびき肉 500g
- 卵 1個
- パン粉 大さじ4
- 牛乳 大さじ4
- 塩、胡椒 小さじ1
- ナツメグ 小さじ2分の1
<作り方>
- パン粉をひたす
- 牛豚合いびき肉をこねる
- すべての材料を混ぜる
- 成形する
パン粉に牛乳を入れてふやかします。
ボウルに牛豚合いびき肉と塩、胡椒を入れて粘り気が出るまでこねます。
①と卵、ナツメグを追加し混ぜ合わせこねます。
混ぜ合わせたタネを4等分し、円形に成形したらパテの完成です。
キャンプで簡単&ワイルドな照り焼きチキンバーガーレシピ
上ではハンバーグを使ったハンバーガーをご紹介しましたが、ハンバーグ以外でも作れます。甘辛く美味しい照り焼きチキンを挟んで作るレシピをご紹介します。
<材料>
- バンズ 2人分
- 鶏もも肉 1枚
- レタス 2枚
- マヨネーズ (お好みで)
- ●醤油 大さじ2
- ●みりん 大さじ2
- ●砂糖 大さじ2
- ●料理酒 大さじ2
<作り方>
- 下準備する
- 鶏もも肉を焼く
- 調味料を加える
- 具材を挟めば完成
●の調味料をあわせておき、レタスは洗って食べやすい大きさにカットします。
鶏もも肉を半分の大きさに切り、厚さが均等になるように切込みを入れます。フライパンに油を引いて、皮目から焼きます。
皮目に焼き色がついたら裏返して、弱火にしてふたをし中まで火を通します。
中まで火が通ったら①で合わせておいた調味料を入れ、絡めながら中火で焼き照りをだします。
バンズに鶏もも肉を乗せ、マヨネーズ、レタス、バンズの順に乗せれば完成です。お好みでスライスした玉ねぎやマスタードなどを追加するのもおすすめです。
キャンプで豪快&おしゃれなアボカドチーズバーガーレシピ
見た目が豪快でおしゃれなアボカドとチーズを挟んだハンバーガーのレシピをご紹介します。
<材料>
- バンズ
- ハンバーグ
- レタス
- アボカド
- トマト
- 玉ねぎ
- チーズ
- マヨネーズ
<作り方>
- 野菜の準備
- ハンバーグと玉ねぎを焼く
- 具材を挟めば完成
レタスは洗って食べやすい大きさにカットし、アボカドは皮と種を取り1cmほどにスライスします。玉ねぎとトマトは1cmほどの厚さで輪切りにしましょう。
ハンバーグと玉ねぎをフライパンに並べてきつね色になるまで焼きましょう。ハンバーグは中までしっかり火を通しましょう。
バンズにレタスを乗せ、玉ねぎ、マヨネーズ、ハンバーグ、チーズ、トマト、アボカドの順に具材を乗せれば完成です。
お好みでケチャップやサワークリームなどを追加するのもおすすめです。
ハンバーガーと相性抜群のおすすめの付け合わせ
ハンバーガーの付け合わせと言えばフライドポテトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
フライドポテトはハンバーガーとの相性抜群です。キャンプだからと諦めず付け合せにフライドポテトも作ってみましょう。
フライドポテトの作り方はとても簡単です。じゃがいもをよく洗い、皮のまま8等分します。
スキレットなどにオリーブオイルを1cmほどいれて加熱し、菜箸を入れたら細かい泡が出るくらいまで温めます。
オリーブオイルが温まったら弱火にしじゃがいもを入れてじっくりと揚げます。串がスッと入るくらいになったら、火を強めてカリッと揚げ、揚げ色がついたら取り出して塩をふれば完成です。
まとめ
この記事では、キャンプでハンバーガーを簡単に手軽に作るコツをご紹介しました。
難しく感じるハンバーガーですが、コツさえ掴めばとても簡単にハンバーガーが作れます。
ハンバーガーにはこれを挟まなくてはいけないという決まりはありません。自分の好みの食材を選び挟めば美味しくできます。
また、おしゃれに作りたい場合は、カラーを取り入れることがおすすめです。
バンズとハンバーグだけだと茶色だけで見た目がよくありません。レタスやトマト、チーズなどでカラフルにすることでおしゃれになります。
これが正解という作り方はありません。自分に合った方法を選び簡単に手軽にハンバーガーを作りキャンプでも美味しくいただきましょう。