キャンプと言えばバーベキューですが、肉や野菜を食べたあとは甘いスイーツが食べたいという方も多いと思います。
そこでおすすめなのが焼きマシュマロです。焼きマシュマロは簡単に作れるのに美味しいのでキャンプで作る方も多いです。
この記事では、焼きマシュマロが人気な理由や作り方、おすすめのアレンジ方法をご紹介します。
あると便利な道具やおすすめのマシュマロ、残ったときのおすすめの食べ方もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
キャンプでマシュマロが人気の理由
マシュマロはお菓子として売られているので、そのままの状態で食べたことがある方も多いと思います。
そのまま食べることができるマシュマロを、なぜ焼いて食べるのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
マシュマロはそのまま食べるとモチっとしていますが、焼くことで外はカリッと中はトロっとして違う食べ物のようになり、焼いたマシュマロのほうが美味しいと感じる方が多いのです。
また、焼いて食べるだけでなく、アレンジすることで違う食べ方もできいろいろな楽しみ方ができます。
焼きマシュマロを作るために、みんなで火を囲んで焼くのも盛り上がります。焼きマシュマロは楽しい時間が作れ、美味しく食べることができるので人気があるのです。
焼きマシュマロの作り方
バーベキューの後などに、甘いスイーツとして楽しむことができる焼きマシュマロ。バーベキュー後の炭火などを熱源としてマシュマロを焼きましょう。
焼きマシュマロはマシュマロを焼くだけなのでとても簡単に作れます。マシュマロを焼く、基本の作り方をご紹介します。自分なりに作りやすい方法を考えてみましょう。
串に刺す
長めの竹串や、金串、なければ割り箸などマシュマロに刺す棒を用意し、マシュマロの真ん中に串を刺しましょう。
マシュマロは焼くと中がトロっとし柔らかくなります。串を刺すのが甘いと焼いている間に落ちてしまうことがあるので、マシュマロがしっかり支えられるように串を刺しましょう。
焼く
弱火でじっくりと焼きます。同じ面ばかりを焼いていると焦げてしまうので、串をくるくると回転させて全体的に焼きましょう。
焼いているとだんだん中が柔らかくなってくるので、マシュマロが落ちないように串の上部が上になるように角度に注意しながら焼きます。
じっくり焼いているとだんだん表面がきつね色に変化してきます。全体がきつね色になったら完成です。
焼きマシュマロを焚き火で作る時の注意点
焚き火で焼きマシュマロを作ることもできますが、焚き火で作るときには火力に注意が必要です。
焼きマシュマロは弱火でじっくり焼くことで中まで焼けてトロっと美味しく仕上がります。
焚き火は火力が強いので、表面が焦げてしまい中はまだ元のマシュマロのままになってしまうことがあります。
焚き火で焼きマシュマロを作る時は、炎が落ち着き薪などが赤くなっている状態くらいの火力で作ることがおすすめです。
マシュマロのおすすめアレンジレシピ
マシュマロを焼くだけでも美味しいですが、アレンジすることで美味しいスイーツを作ることができます。
中でも人気があるのが「スモア」です。作り方はとても簡単です。下記で作り方をご紹介します。
また、コーヒーマシュマロもおすすめです。簡単に作ることができるのにただ焼くだけとは違う楽しみ方ができます。
スモア
スモアを作るために準備するものは、マシュマロ、チョコレート、クラッカーやビスケットなどです。
作り方はとても簡単。まず基本の焼き方でマシュマロを焼きます。マシュマロがきつね色になったら、クラッカーやビスケットなどの上に小さくしたチョコレートを乗せて、その上に焼いたマシュマロを乗せ、さらにクラッカーやビスケットを乗せてサンドすれば出来上がりです。
クラッカーやビスケットはどんなものでも作れますが、おすすめのクラッカーは塩気のあるリッツです。マシュマロとチョコの甘さに塩気のあるクラッカーはとても相性が良いです。
また、クラッカーやビスケット以外にクッキーでも作れますし、ビスケットとチョコが一体になったアルフォートなら焼きマシュマロを挟むだけでスモアを作ることができます。
コーヒーマシュマロ
キャンプで温かいコーヒーやココアを楽しむ方も多いと思います。このコーヒーやココアの中にマシュマロをいれるだけでカフェのような楽しみ方ができます。
焼いたマシュマロの香ばしさが加わりいつもとは違うコーヒーやココアが楽しめます。
作り方はとても簡単でマシュマロを焼いて、コーヒーやココアの上にそっと乗せるだけです。
コーヒーやココアの上に浮かぶ焼いたマシュマロがおしゃれにも見えるのでおすすめです。
焼きマシュマロを作るのにあると便利な道具
焼きマシュマロを作るためには串が必要ですが、その他にもあると違った楽しみ方ができる便利な道具があります。
下記では、串でおすすめのものと、あることで他の楽しみ方ができる道具を2つご紹介します。
焼きマシュマロの作り方は1つだけではありません。便利な道具を使っていろいろな楽しみ方をしてみましょう。
セリアの伸縮マシュマロ串
セリアで売られている伸縮マシュマロ串は、約81.3cmも伸ばすことができます。火から離れてマシュマロを焼くことができるのでやけどをする心配が軽減されます。子供でも安全に焼きマシュマロを楽しめるのでおすすめです。
また、串の先が二股になっているので、マシュマロがしっかり刺さり落ちる心配がありません。マシュマロ以外にウインナーなどの食材を刺して焼くこともできるのでいろいろな楽しみ方ができます。
ホットサンドメーカー
食パンに具材を挟んでサンドして焼くホットサンドメーカーは、好きな具材を挟んで作れますし、物によってはハンバーグなどを焼くこともでき1つあれば料理の幅が広がります。
ホットサンドメーカーがあれば、食パンにマシュマロとチョコを挟んで焼いて食べることができます。
串に刺して焼くのとは違ったマシュマロの楽しみ方ができるので、いつもの焼きマシュマロとは違った楽しみ方がしたいときにおすすめです。
スキレット
熱伝導性と蓄熱性が高いスキレットは、食材にムラなく火が通り見た目もおしゃれなものが多いので人気がある道具です。
肉を焼いたり、アヒージョを作るなどいろいろな料理が楽しめ、もちろんスイーツを作ることもできます。
スキレットを使ったおすすめの焼きマシュマロの作り方は、フルーツと一緒に焼くことです。
バナナやブルーベリー、チョコレートと一緒にマシュマロを並べ、マシュマロとチョコが溶け出すまで焼くだけで完成します。
スキレットがあればいろいろな作り方ができますが、マシュマロは焦げやすいので一緒に焼く食材の上にマシュマロを並べるのがおすすめです。
キャンプにおすすめのマシュマロ
マシュマロがあれば焼きマシュマロを楽しむことができますが、いろいろな種類のマシュマロが売られているので、どれを選んだら良いのかわからないという方もいらっしゃると思います。
そこで、下記でキャンプで焼きマシュマロを作るのにおすすめのマシュマロをご紹介します。参考にし自分好みのマシュマロを見つけましょう。
エスビーグローバルのロッキーマウンテンメガマシュマロ
エスビーグローバルの「ロッキーマウンテンメガマシュマロ」は、約5cmほどの円柱型をしていてとても大きなマシュマロです。
大きさがあるので食べごたえもありますし、串に刺して焼くのも簡単です。焼きマシュマロにすると外側はカリッと、中身はふんわりとクリーミーな味が楽しめます。
エイワのホワイトマシュマロ
エイワの「ホワイトマシュマロ」は一般的なサイズのマシュマロで、厳選された材料で作られたバニラ風味のソフトな味わいです。
アレンジするのにちょうど良い大ききさなので、焼きマシュマロを作るだけでなく、マシュマロを使った料理を作るのにもおすすめです。
また、エイワでは「スヌーピービッグマシュマロ」という商品もおすすめです。スヌーピービッグマシュマロは、バニラ風味のプレーンなマシュマロです。大粒なので焼いて楽しむのにちょうどよい大きさです。
その他、エイワの「ハローキティチョコマシュマロ」も人気があります。ハローキティチョコマシュマロは中にチョコクリームが入っているので、焼いてそのまま楽しんでも良いですし、クラッカーなどで挟めば簡単にスモアが作れます。
個包装にまでハローキティのイラストがプリントされているので、可愛らしく華やかにしてくれます。
コストコのキャンプファイヤージャイアントロースターマシュマロ
コストコで売られている「キャンプファイヤージャイアントマシュマロ」、は直径約5cm、高さ約5cmの円柱でとても大きなマシュマロです。
一般的には軽くてふんわりしたマシュマロですが、キャンプファイヤージャイアントマシュマロは弾力があり1個の重量も28g以上あるので1つ食べきるのが大変なほどです。
焼くことで外はカリっと中はトロっとするので、別の食べ物かのように変化します。想像を絶するボリューム感なので、キャンプに持っていくと盛り上がります。
マシュマロが残ったときのおすすめの食べ方
キャンプで焼きマシュマロを作ろうと持っていたけれど、全部食べきることができず持ち帰ってくることもあると思います。
そのままお菓子として食べることも可能ですが、たくさん残った場合他の食べ方をしたいですよね。
マシュマロはマシュマロとは思えないようなスイーツにも変身してくれます。おすすめの食べ方を下記でご紹介します。
マシュマロかぼちゃプリン
マシュマロを使ったかぼちゃプリンの作り方をご紹介します。
必要なものは、マシュマロ100g、牛乳、かぼちゃ250gだけです。マシュマロがあればゼラチンやオーブンを使わなくてもプリンが作れます。
<作り方>
- かぼちゃを柔らかくする
- かぼちゃをつぶして牛乳を混ぜる
- なめらかになるようにこす
- マシュマロを入れる
- 冷やす
かぼちゃの皮や種、ワタを取って、小さく切り耐熱容器に入れてレンジで5分ほど温めて柔らかくします。
柔らかくなったかぼちゃをつぶして牛乳を加えてよく混ぜます。
ザルなどを使いこしながら②を鍋に入れます。
③を弱火にかけ、マシュマロを入れます。少しずつマシュマロが溶けてくるのでよく混ぜ、マシュマロを完全に溶かしましょう。
マシュマロが完全に溶けたら火からおろし、プリンの容器に移し粗熱を取ります。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れさらに半日ほど冷やしたら完成です。