キャンプ料理の定番といえば「カレー」。子供も大好きなメニューなので、ファミリーキャンプでよくカレーを食べるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回ご紹介したいのが、カレーで使う「皿」です。どんな素材でどんな深さがいいのかなど、カレーに合う皿について詳しくご紹介します。
キャンプ用の皿に使われている素材と特徴
キャンプ用の皿に使われている主な素材は、以下の5つです。
- ステンレス
- プラスチック・メラニン
- チタン
- ホーロー
- 木製
それぞれ特徴やメリット、デメリットがありますので、購入してから後悔しないようチェックしましょう。
ステンレス製の皿
キズや衝撃に強いので持ち運びしやすく、子供がうっかり落としても安心です。
汚れも落ちやすいので気軽に使えるのが魅力です。
熱伝導率が良いので、カレーなど熱いものを入れると熱くて持ちにくい面がありますが、リムが広がって持ちやすいものや、真空断熱構造のものを選ぶと安心して使えます。
プラスチック・メラニン製の皿
価格重視の方におすすめなのがプラスチック製のお皿です。
種類が豊富で購入しやすく、軽量なので子供も持ちやすい面も魅力です。
プラスチックと似ている素材のメラニンも軽量で耐久性に優れているので特にファミリー層に人気ですが、熱に弱く油汚れが落ちにくく、また匂いも付きやすいです。
そのため、カレー皿としてはあまりおすすめではないかもしれません。
チタン製の皿
ステンレスよりも丈夫で超軽量、サビにも強く薄く加工できるので、アウトドア用食器としては優秀な素材です。
機能性に優れていますが、価格が他の素材よりも少々高いのが難点と言えます。
ただ1つのものを長く愛用したい方には最適な素材です。
ホーロー製の皿
おしゃれで食卓が華やかになることから、人気が高いホーロー製の皿です。
サビや匂いに強く、汚れも落ちやすいので、カレー皿としても重宝しますが、衝撃に弱く割れやすいので、キャンプで使用する際は十分注意が必要です。
木製の皿
ナチュラルテイストが人気の木製の皿です。
キャンプとの相性が良い見た目と、他の素材のように嫌な金属音がしないのも魅力です。
一番の難点はカビが生えやすいことです。
洗った後はしっかり乾燥させるなど、手入れや手間がかかります。
キャンプの定番料理カレーに最適なお皿の選び方
では、カレー皿として使う場合は、どんなものを選ぶといいのでしょうか。
キャンプで使うカレー皿を選ぶポイント
キャンプで使うカレー皿を選ぶ際は、以下の3つのポイントを押さえるとよいでしょう。
- 適度な深さ:ルーがこぼれにくく、肉や野菜などもトッピングしやすい
- カレーの色が付きにくく洗いやすい素材:ステンレス、チタン、ホーロー製など
- 持ちやすい形状:リムが広がっているタイプなど
これらのポイントを押さえることで、カレーだけでなくさまざまな料理に使える便利なカレー皿を手に入れることができます。
登山・ソロキャンプに最適なカレー皿の選び方
登山やソロキャンプで使うカレー皿を選ぶ際は、以下の2つのポイントを押さえるとよいでしょう。
- 軽量でコンパクト:持ち運びしやすく、荷物を減らしたい登山やソロキャンプには欠かせない
- チタン製など強度があり、スタッキングできる:丈夫で長持ちし、収納もしやすい
また、シェラカップをカレー皿として使うのもおすすめです。
持ち手付きで調理器具としても使えるため、荷物を減らしたいときに便利です。
ファミリーキャンプにおすすめ!カレーに最適なアウトドアメーカーの皿
ファミリーキャンプにおすすめの、カレーに最適なお皿を人気のアウトドアメーカーから2点ご紹介します。
ぜひ購入の際に参考にしてください。
キャプテンスタッグ ステンレス 丸型カレー皿22cm
汚れが落ちやすいステンレス製で、カレーを食べても洗いやすく、錆びにくく丈夫なので衛生的です。
リムが広がっていて端が巻いているので、指がかかりやすく持ちやすい形になっています。
サーモス 真空断熱ステンレス深型プレート/ROT-002
ステンレス製で洗いやすくお手入れも簡単、真空断熱構造なので熱々のカレーを入れても安心して持てます。
色移りや匂い移りもしにくいのでカレー皿にぴったりです。
最後に
カレーに合う皿を、素材や深さ、形状の観点からご紹介しました。
素材など種類が豊富なので迷いますが、機能性やコンパクト性だけでなく、デザイン重視で選ぶのも十分ありです。
ぜひお皿を選ぶ際の参考にしてみてください。