初心者必見-キャンプ用机(テーブル)の選び方とおすすめ机8選

最終更新日:2022/03/10

キャンプ用の机(テーブル)を探している方の中には、何を基準に選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
キャンプには机が不可欠ですが、高さ・サイズ・素材・デザイン・価格・収納方法と種類が豊富なのでとても悩みます。
そこで今回は、キャンプ用机の選び方、ソロキャンプ用机を選ぶポイントの他、ファミリーキャンプにおすすめの机をメーカー別に厳選してご紹介します。
机選びの参考にしてください。

キャンプ用机の選び方

キャンプに欠かせない机(テーブル)。
購入してから後悔しないためにも、高さやサイズなど、あなたのキャンプスタイルに合うベストな机を選びたいものです。
そこで、キャプ用机の選び方についてご紹介します。

机の高さ

キャンプスタイルは大きく分けて、ハイスタイルとロースタイルの2タイプに分けられます。

  • ハイスタイルの特徴
    ダイニングテーブルで食事を楽しむようなスタイル。立ったり座ったりが楽で、立ったまま調理もできる。
  • ロースタイルの特徴
    机や椅子が地面に近い高さで、足を伸ばして座ることができる。コンパクトで軽量なタイプが多いので持ち運びしやすい。

ハイスタイルの机は70cm前後、ロースタイルの机は40cm前後。メインとなる机を選ぶ場合は、どのキャンプスタイルにするかをよく考えて机の高さを選ぶといいでしょう。
また、高さが調整できる2wayタイプの机もあり、シーンに合わせて高さを選べるのでおすすめです。

収納方法

机はキャンプ道具の中でもかさばるので、収納方法も選ぶ際の大事なポイント。
天板の中に脚を折りたたんで収納できるものや、天板を取り外してクルクルっと丸めてコンパクトに収納できるものなど収納時の形は色々ありますので、車へ積む際はもちろん、家で保管する時のことも考えて選ぶといいでしょう。

素材

キャンプ用机には、木製、アルミ、ステンレス、アイアンと使われている素材も色々。軽さや耐熱性、価格、見た目とそれぞれ特徴があるので、購入する際は注目したいポイントの一つです。

  • 木製
    温かみがあり、ナチュラルな風合いがキャンプ映えする素材。アウトドアらしい雰囲気を演出できる。
  • アルミ
    軽くてコンパクト。丈夫で持ち運びしやすくお求めやすい価格なので、見た目より実用性重視の方やキャンプ初心者におすすめ。
  • ステンレス
    丈夫で熱や汚れに強く、汚れてもサッと拭き取れ、調理器具を直接置くことができる。キャンプ料理を楽しみたい方におすすめ。
  • アイアン
    スキレットなどをダイレクトに置け、焚き火周辺にも設置できる。メッシュ構造なので直火で鍋料理も楽しめる。キャンプ上級者を感じさせ、デザイン性もある素材。

利用人数に適したサイズ

キャンプ用机には、ファミリーキャンプ向けの大型サイズからソロキャンプに最適なミニサイズのものまで大きさも色々。2人でのキャンプか4人~6人でのキャンプかなど、利用人数に合ったサイズがベスト。また、メインテーブルとして使うか、サイドテーブルとして使うかなど、シーンに合わせてサイズを選ぶのもいいでしょう。

ソロキャンプ用机を選ぶポイント

身軽で気軽に楽しめるのが魅力のソロキャンプ。ソロキャンプ用なら、軽量でコンパクトに収納できる机がおすすめ。
ミニサイズの机だと「物がたくさん置けない」と後悔してしまうこともありますが、ソロキャンプなら大きな机を購入するよりも、ミニサイズの机を2つを用意してL字型に設置するなど、必要に応じて置き方を変える方が実用的。ソロキャンプで人気のロースタイルを実践できます。

キャンプ用机おすすめ8選

「このメーカー、ブランドが好き」という方も多いのではないでしょうか。
キャンプ用机は各メーカーから様々なタイプが販売されているので、単純に「ロゴデザインがおしゃれで好き」「テントと同じブランドで揃えたい」など、メーカーで選ぶのも方法の一つです。
そこで今回は、ファミリーキャンプにおすすめの机をメーカー別に厳選してご紹介します。

バリエーション豊富な「コールマン」

価格・素材・サイズなどバリエーション豊富で、好みの机を見つけやすいコールマン。
おすすめは「ナチュラルモザイクBBQテーブル」。テーブル中央にBBQグリルを置け、使わない時も通常のテーブルとして使えます。コンパクトに折りたためるので持ち運びも便利です。

シンプルでスタイリッシュなデザインが人気の「スノーピーク」

家具としても馴染む、シンプルでスタイリッシュなデザインが人気のスノーピーク。
おすすめは「ワンアクションテーブル竹」。天板を開くとシンクロして脚も飛び出す仕組みで、天板は優しい風合いと触り心地の良い竹集成材を採用。持ち運びやすくて組み立てやすい、キャンプに最適な机です。

おしゃれと機能性を兼ね揃えた「ザ・ノース・フェイス」

おしゃれアイテムが豊富に揃うノースフェイス。もともとはキャンプ用品から始まったブランドで、おしゃれと機能性を兼ね揃えたアイテムが人気を得ています。
ノースフェイスのおすすめは「キャンプテーブル」。ロースタイルのサイドテーブルで、天板は強度のある竹集成材を使用、脚部は高強度スチールフレームでワンタッチで収納可能です。収納用のトートバッグ付きで持ち運びも便利です。

コンパクト・機能性・デザイン性を追求したチェア等の製品をデザインしている「ヘリノックス」

チェアと言えばヘリノックスと言われるほど、コンパクト・機能性・デザイン性を追求したチェアが人気を集めています。
様々なブランドとコラボしているヘリノックスからのおすすめは「タクティカルテーブル」。一番の魅力が驚くほどの軽さとコンパクト性で、付属の収納ケースに入れれば、少し大きめのトートバックならすっぽり入ります。S、M、Lの3サイズを展開しています。

お手頃価格とおしゃれなデザインが人気の「ハイランダー」

おしゃれなキャンパーが注目するブランドハイランダーは、お手頃価格でナチュラルウッド素材のおしゃれな見た目が人気です。
おすすめは「ウッドロールトップテーブル」。ロースタイルキャンプにピッタリなサイズ感で、北欧家具などでも使われるブナ材が見た目にもおしゃれ。天板と脚部を分けて折りたたむので、コンパクトに収納でき、持ち運びにも便利です。

日本を代表するキャンプの定番ブランド「ロゴス」

頑丈でハイクオリティなアイテムを販売し続けるロゴス。ロゴスには天板の素材、高さ、サイズと様々な種類のテーブルがあります。
おすすめは「ライフ オートレッグテーブル」。4人〜6人用のテーブルで、脚部が自動で開くオートレッグシステムを採用。組み立てが簡単で、高さも2段階調整できるため座卓としても使えます。

今大注目の日本の国産アウトドアメーカー「ユニフレーム」

日本の風土、文化を背景にしたアウトドアスタイルを提案し続けているユニフレーム。
おすすめは「UFローテーブル900」。タープの下で使いやすいローテーブルで、天板には反りや変形が少ないシナベニヤ材を使用。焚き火テーブルと同じ幅・高さなので、組み合わせることでより使いやすく便利になります。

日本アウトドア界のトップブランド「モンベル」

登山やキャンプに最適な機能性が高い商品が揃うモンベル。品質とコストパフォーマンスの良さに定評があります。
おすすめは「マルチ フォールディング テーブル ワイド」。天板の高さを三段階に変えることができるので、手持ちのチェアの高さやシーンに合わせて調節でき、独自の折り畳み構造により驚くほどコンパクトに収納できます。

キャンプ用机をDIY-手作りのメリットとポイント

これまでアウトドアメーカーの机をご紹介してきましたが、思い切ってキャンプ用机をDIYするという手もあります。手作りすることで愛着も湧き、既製品にはない思い通りの机がきっとできるはず。

手作りのメリット

  • 色・形ともに好みのデザインにできる
  • 好きなサイズに作れる
  • カスタマイズしやすい
  • 何より安い

お店を覗くと様々なキャンプ用テーブルがありますが、「もう少し大きければ」「ドリンクホルダーが付いていれば」など、なかなか満足がいくテーブルに出会えないこともあります。
そうした悩みも手作りであれば全て解決しますし、手間暇はかかりますが買うより断然安く済みます。
全て自作するのが不安な方は、ビギナー向けのキャンプテーブルキットもありおすすめです。

手作りのポイント

  • 使うシーンを明確にする
    メインで使うのか、サブとして使うのかなど、使うシーンを明確にすることで使いやすいサイズがわかり設計しやすくなります。
  • 重さに注意する
    キャンプ用机は持ち運びしやすいサイズと軽さがもっとも重要。デザイン性を重視しすぎて重くなってしまっては、キャンプに持っていくのも大変です。軽量を意識して作りましょう。
  • 屋外で使うことを想定した作り
    手作りする場合は、キャンプ用机として屋外で使うことを想定し、急な雨や結露にも耐えられる材などを使うことも大切です。

木材はホームセンターのカットサービスを利用すれば、ノコギリなどが無くても好きな長さ・サイズを手に入れることができおすすめ。折れ脚金具を利用すれば、折りたたみテーブルを自作できます。

最後に

キャンプ用机はサイズ・素材・デザインが豊富なので、どれを買うべきか迷うギアの一つ。
机一つでサイトの雰囲気もガラッと変わるので、この記事であなたのキャンプスタイルに合うベストなキャンプ用机が見つかると幸いです。