0歳の赤ちゃんと一緒にキャンプを楽しむためのポイントや持ち物

最終更新日:2022/03/11

0歳の赤ちゃん連れのキャンプは大変そう…と、大好きなキャンプを諦めているご夫婦もいるかもしれません。
しかしキャンプ場を正しく選んだり、事前に計画をしっかり立てて準備をすれば赤ちゃんと一緒にキャンプを楽しむことができます。

そこでここでは0歳の赤ちゃんがキャンプデビューできるのはいつ頃かをはじめ、0歳の赤ちゃんと一緒にキャンプを楽しむためのポイント、キャンプ場の選び方などについて解説します。ぜひ参考にして、0歳の赤ちゃんと一緒に家族で楽しい時間を過ごしてください。

0歳の赤ちゃんがキャンプデビューできるのはいつ頃か

キャンプ好きのご夫婦なら、赤ちゃんが産まれたら一緒にキャンプを楽しみたいと思いますよね。では実際に0歳の赤ちゃんがキャンプデビューできるのはいつ頃でしょう?

実はキャンプ場には特に利用者の年齢制限がないことが一般的です。ということは、我が子のキャンプデビューのタイミングを決めるのは親なのです。

では一体どうやってキャンプデビューの時期を決めたらいいでしょう。

以下の3点をまずは確認してみましょう。

  • キャンプに行くことで赤ちゃんにとって負担にならないか
  • 赤ちゃん連れで出かけることで周囲のキャンパーたちに迷惑にならないか
  • 親自身が赤ちゃんのお世話をきちんとしたうえで楽しむことができるのか

この3点が最低条件になります。特に大切なのは赤ちゃんにとって負担にならないことです。赤ちゃんは日々ものすごい速度で成長していきます。
熟練キャンパーさんで条件が整った場合には早くて3カ月頃という方もいるようですが、少しでも不安がある場合は、焦らず自分たちの中で大丈夫と思えた時にキャンプデビューしましょう。

0歳の赤ちゃんと一緒にキャンプを楽しむためのポイント

キャンプは、赤ちゃんにとっていつもおうちで過ごしているのとはまったく違った世界です。普段はあまり夜泣きをしないような赤ちゃんでも、さまざまな刺激により夜泣きをしてしまうことなども考えられます。
そのため、0歳児と一緒にキャンプに出かけるのであれば、キャンプ場選びはもちろん、出かけやすい季節、お風呂事情などもしっかり考慮して計画を立てましょう。

キャンプ場の選び方

まず、キャンプ場は移動距離が少なくて済む近い場所を選びましょう。どんなに設備が整っていても、移動距離が長ければ赤ちゃんの負担になってしまします。距離は赤ちゃんが慣れてくれば少しずつ伸ばしていくことができますので、まずは2時間以内に行けることを目安にしましょう。

また、先述した通り、普段は夜泣きをしない赤ちゃんでも慣れない場所では夜泣きをしてしまうことも十分に考えられます。

そのため、赤ちゃん連れのキャンプの場合は、夜泣きしてもあまり気にならないコテージやバンガローなどの利用をおすすめします。コテージならある程度の家具もそろっていますし、電源が使えるバンガローなら赤ちゃんに必要なミルクを作ったり、室温の調整が効きます。
特にエアコンやシャワー・お風呂などが付いたタイプなら、0歳児の赤ちゃんが一緒でも安心ではないでしょうか。

赤ちゃんが小さいうちはコテージを利用し、大きくなってからテント泊に切り替えるというのも手ですが、コテージなどを利用しない場合は、フリー区画でできるだけほかのキャンパーと距離をとることを意識しましょう。

おすすめの季節

0歳児と一緒にキャンプに行くなら真夏は避け、春から初夏にかけてや、秋のはじめくらいの大人にとっても過ごしやすい季節がおすすめです。

もちろん、エアコン完備のコテージに泊まる場合はほぼホテルと同じなので、その限りではありませんが、移動なども考えるとやはり過ごしやすい季節が良いでしょう。

お風呂

汗をかきやすく体温調節が苦手な赤ちゃん。オムツ周りも蒸れやすいので、できるだけ清潔にしてあげたいもの。シャワーやお風呂付きのコテージなら安心ですが近くの温泉施設などを利用する場合は、赤ちゃん連れでも利用しやすい場所か事前に確認をしておきましょう。

また寒い時期には湯冷めしてしまう場合もありますので、注意が必要です。

0歳児連れキャンプに必要な持ち物

キャンプに行く場合も、普段のお出かけや旅行の時とあまり荷物に差はありません。
必需品は以下になります。

  • ミルク(液体ミルクも◎)
  • 哺乳瓶
  • オムツ
  • おしりふき
  • ゴミ袋
  • ウェットティッシュ
  • 除菌グッズ
  • 着替え(多めに)・帽子
  • 好きなおもちゃ・ブランケット
  • 月齢によっては離乳食(レトルトや瓶に入ったものが便利です)、スプーン、マグ、エプロンなど

あると便利なアイテム

季節によっては、赤ちゃんでも安心して使える天然成分の虫よけグッズや日焼け止めもあると便利です。

このほか屋内で過ごすことが基本の場合は、おうちで使っているバンボや赤ちゃん用のベルトが付いた折りたたみイスなどもあると良いでしょう。
また抱っこ紐やベビーカーもあると移動の際に役立ちます。

オムツのごみはどうするのか

赤ちゃん連れのお出かけでは使用済みのオムツのゴミが気になります。キャンプ場によっては、共同トイレにオムツごみを捨てるバケツが置いてある場合や、コテージで出たゴミを無料もしくは有料で捨てることができる場合もあるので、事前にしっかり確認しましょう。

ゴミの持ち帰りが基本の場合は、防臭効果のあるナイロン袋も販売されているので、そちらの利用も検討したほうが良さそうです。

まとめ・0歳児連れのキャンプで気を付けたいこと

0歳の赤ちゃんとキャンプを楽しむために気を付けたいことを最後にまとめました。
せっかくキャンプの予定を立てて予約をしていても、赤ちゃんは体調を崩してしまうことも多いもの。そのため、赤ちゃんの調子が悪ければ無理をせずキャンセルしてください。
キャン場選びのところで、キャンプ場はできるだけ近場ということを書きましたが、キャンプ場からあまり遠くない範囲に救急病院があるかかどうかも確認しておきましょう。できれば一緒にキャンプに出かけたグループの中に、お酒を飲まずに運転できる人が一人いると安心です。

また0歳児の赤ちゃんとキャンプを楽しむなら、まずは泊まらずデイキャンプで慣らしていくというのも選択のひとつです。実際我が家も11カ月くらいでデイキャンプに連れて行ったのですが、赤ちゃんの体調管理などを考えるとデイキャンプを体験しておいて良かったと思っています。
ポイントは焦らず赤ちゃんに寄り添うことです。ぜひ赤ちゃんにとって危険や無理のない計画を立て、ファミリーキャンプを楽しんでください。