【グループキャンプ】2〜3家族以上におすすめのレイアウト方法

最終更新日:2023/12/12

【グループキャンプ】2〜3家族以上におすすめのレイアウト方法

家族や友達同士で楽しむグループキャンプは、いつもとは違う環境の中で同じ時間を過ごすので、子供同士が仲良くなれるばかりではなく、年齢の枠を超えて親しくなれる絶好の機会です。そのグループキャンプ、通称グルキャンを快適に行うにはまずレイアウトを考えることが重要です。そこで今回は2家族以上のグルキャンにおすすめのレイアウトの方法や、アイテムなどをご紹介したいと思います。またグルキャンを行うときのポイントもお伝えします。

グループキャンプの魅力

複数の家族や仲間で行うグループキャンプ(通称グルキャン)は、家族以外の誰かとキャンプを行うことを指します。
また最近ではソロキャンパーが集まるソログルキャンなども人気で、とにかくキャンプを目的とした人の集まりを総じてグループキャンプと呼びます。
それではグループキャンプの魅力をいくつか挙げてみましょう。

計画段階で盛り上がる

あれをしよう、これを食べようなど、旅行の計画と同じでキャンプへ行く前の計画は仲間同士で行うととても盛り上がります。

いろいろなキャンプ飯を楽しめる

家族のみ、もしくは少人数で行うキャンプでのキャンプ飯はその種類が限られますが、グループキャンプならさまざまな種類のキャンプ飯にチャレンジできます。

新たな世界が開ける

キャンプの特別な雰囲気の中では、いつもと違う話ができます。また、他の家族や仲間のキャンプギアやキャンプスタイルの情報を知る絶好のチャンスです。

荷物を減らせる

皆で使える大型のキャンプアイテムを家族ごとに分担するとキャンプへ持っていく荷物が減らせます。例えばバーベキューコンロやサイズの大きいタープなど1つあれば十分なアイテムは持ち物の分担をしましょう。

うっかり忘れ物をしても安心

しっかり確認をしてもやってしまうのが忘れ物です。グループキャンプなら、忘れ物があっても誰かが持っていることが多いので安心です。

2家族以上でキャンプ場へ行く時のポイント

キャンプ場選び

2家族以上で楽しむキャンプはキャンプ場選びが大切です。人数が多くなるので、テントやタープを張る数や大きさを考えると、スペースの限られた区画サイトよりもフリーサイトが1番おすすめです。

キャンプ飯の楽しみ方を考える

グループキャンプの良さの一つはいろいろなキャンプ飯が食べられるところです。キャンプ飯はみんなで一緒に料理を作る、もしくは互いの家族でそれぞれ作り合うなど作り方の方法はさまざまなので、どのようにキャンプ飯を作るかを決めておきましょう。子供を中心にグループキャンプを楽しむなら、いつものバーベキューの他にビュッフェスタイルでキャンプ飯を楽しむのも一つの方法です。

お互いのキャンプギアを確認する

キャンプスタイルはその家族によってさまざまです。持っていく荷物に何が必要かを選別するためにもお互いの持っているキャンプギアは確認しておきましょう。

グループキャンプのレイアウトの決め方

グループキャンプではどの様にレイアウトをしたいのかをイメージしておくとキャンプを楽しく過ごせます。今回は2通りのレイアウトイメージをご紹介しますので、レイアウトを決める時のきっかけとしてご覧ください。

とにかく使いやすいレイアウト

テントへの出入り、食事のしやすさ、そしてテントとタープの位置を意識した導線を第一に考えたレイアウトは、使いやすいばかりではなく、設営や撤収の作業がスムーズです。トイレや駐車場への行きやすさを考えたレイアウトは、荷物が多い、もしくは小さなお子様連れのキャンプにおすすめです。

写真映えのするおしゃれなレイアウト

グループキャンプはお互いのキャンンプギア、特にテントやタープは形や色が違うケース多いので、なにも考えずに設置をするとごちゃごちゃで使いにくそうなレイアウトになりがちです。そのため、写真に写した時におしゃれ、もしくはかっこいいと思える様な配置をしてみましょう。テントやタープの形状を活かした設置、または色の並べ方を工夫するとおしゃれなレイアウトが完成します。

2家族でキャンプを楽しむレイアウト

グループキャンプで多い2家族で行うキャンプにおすすめのレイアウトをご紹介します。

タープを中心としたレイアウト

まずタープを設置し、それを中心としてテントを配置する方法です。タープの形にもよりますが、テントを隣同士、または向かい合わせに設置するとタープをみんなで集まるリビングルームとして使えます。

ツールームテントを連結させたレイアウト

ツールームテントのリビング部分を連結させるとお互いのテントの行き来がしやすくなる便利さの他、2倍の広さのリビングルームが完成します。ツールームテント同士の連結はかなりのサイトスペースが必要なので、場所選びが大切です。
また、広いリビング内をどのようにレイアウトするかも考えておきましょう。冬に行うキャンプならお座敷スタイルも楽しめますよ。

タープを連結させるレイアウト

タープを連結、または並べ、その広い空間内にテントを張るレイアウトはスペースの限られたサイトにおすすめの方法です。小人数の家族同士やテントのサイズが小さいならこの方法も良いでしょう。

3家族でキャンプをする時のレイアウト

3家族、またはそれ以上で行うグループキャンプにおすすめのレイアウトをご紹介します。

キャンプ飯を中心にしたレイアウト

グループキャンプでの一番の楽しみと言っても過言ではないキャンプ飯を中心にしたレイアウトはとてもおすすめです。
まずタープを中心に設置、もしくはバーベキューコンロを置く場所を決めた上で、テントを周りに配置するとすべての家族が楽しめる空間ができます。

ツールームテントを使ったレイアウト

先ほどご紹介したツールームを連結させたレイアウトは、広いリビングスペースに小さなテントが張れますので、3家族でキャンプをする場合はこのような方法がおすすめです。

グルキャンのレイアウトにおすすめのテーブルと使い方

グループキャンプをする時は、使いやすいレイアウトを作るためにテーブルの使い方に工夫をする、もしくは皆でたのしめるテーブル選びがポイントです。

テーブルの使い方

複数人で使えるテーブルはとにかく大きなテーブルがあると便利ですが、普段はファミリーキャンプをしている家庭では人数を賄えるようなサイズのテーブルは持っていない可能性が高いです。そこでおすすめするテーブルのレイアウト方法は、あえてサイズや高さの違うテーブル同士を組み合わせる方法です。例えば一つのテーブルにはおつまみを、もう一つのテーブルにはドリンクコーナーを作るなど、形や大きさが違うからこそのテーブルのレイアウトを楽しみましょう。テーブルの設置は並行に置くよりも丸くレイアウトすると大人数で使うには便利です。

ヘキサテーブルを使う

焚き火を囲むこともできるヘキサテーブルは、テーブルを中心としたレイアウトに1番おすすめのテーブルです。ヘキサテーブルは周りに座る以外にビュッフェスタイルのキャンプ飯を豪華に魅せてくれます。

複数の家族でキャンプをする時の注意点

2〜3家族で行うキャンプの良さはとにかく楽しいので話も雰囲気も盛り上がります。しかし、キャンプ場は多くの人が使う公共の場なので、いくつかの注意点があります。

騒ぎすぎない

お互いの話が盛り上がると、気付かぬうちに声は大きくなるものです。それが大人数になるとかなりのものです。特に子どもはテンションがあがって騒いてしまうかもしれません。
しかし、キャンプ場には静かに過ごしたい方もいますので、話し声には注意をしましょう。
話し声以外にも、歌を歌う、花火をするなど、他のキャンパーが迷惑と思う様な行為はできるだけ控えましょう。

子どもから目を離さない

さまざまな年齢の集まるグルキャンでは、年齢の高い子が小さな子の面倒を見ることもあると思いますが、自然の中にあるキャンプ場周辺は川や海、野生動物など子どもだけでは対応ができないさまざまな危険が潜んでいます。そのため子ども同士で遊んでいる時は目を離さない様に注意しましょう。

グルキャンができるか確認をする

キャンプ場によってはグループキャンプ自体を禁止している施設もあります。何も知らずにキャンプ場へ着いてがっかりすることがないように事前に確認をしましょう。

こちらも合わせてご覧ください。