キャンプでの炊飯というと飯盒が思い浮かびますが、飯盒での炊飯は火加減が難しくて失敗しやすいですよね。
飯盒が面倒だからインスタントご飯を持っていくという人もいるくらいです。
そんなときにおすすめするのが、ユニフレームのライスクッカーです。
ユニフレームのライスクッカーは使い方も簡単で炊飯に失敗しないと評判です。
今回の記事では、ユニフレームのライスクッカーについてご紹介します。
失敗知らず?ユニフレームのライスクッカー!
キャンプでは、調理も楽しみのひとつです。
しかし、自宅とは違い、自由に電気を使うことができない環境では、調理に失敗してしまうこともありますよね。
いつもはスイッチひとつの炊飯も大変な作業になります。
焚き火では火加減が難しくて「焦げてしまった」「芯が残ってしまった」「お粥になってしまった」などの失敗をした経験がある人も多いと思います。
ご飯をおいしく炊いているベテランキャンパーは、いったいどのように炊飯しているのか気になります。
実は、炊飯を成功に導いてくれるスゴイアイテムがあるのです。
多くのキャンパーに高評価を得ているそのアイテムは、ユニフレームの「ライスクッカー」です。
ライスクッカーは、現在2サイズが販売されています。
【fanライスクッカーDX】
2~5合炊きですので、家族でのキャンプにおすすめです。
ライスクッカーという名前の通り、炊飯に適した鍋で使い方も簡単です。
【ライスクッカーミニDX】
1~3合炊きで、少人数でのキャンプにピッタリのサイズです。
3合まで炊くことはできますが、3合炊くと少し吹きこぼれることがありますので、多くても2.5合くらいにしておくと良いかもしれません。
ユニフレームのライスクッカーのヒミツ
ライスクッカーというと多くのメーカーで使い方はほとんど同じですが、ユニフレームのライスクッカーが、ほかのクッカーとどこが違うのかご説明します。
ユニフレームのライスクッカーは本体の素材と構造、それからフタにヒミツがあります。
フタは、鍋に圧力がかかるように少し重めになっています。
そして、火加減によって「カタカタ」動きます。
この動くフタが、キャンプでは調節が難しい火加減を教えてくれるのです。
フタがカタカタ動いたら、弱火にするサインです。
多くの人は火加減で失敗しますが、このライスクッカーは火加減のサインを教えてくれるのでわかりやすいですね。
そして、【fanライスクッカーDX】の本体は2㎜厚、【ライスクッカーミニDX】は1.5㎜厚のフッ素加工アルミニウムが施されています。
熱伝導率が良いため、ムラなく熱を内部に伝えることができますので、おいしいご飯を炊くことができるのです。
お手入れも簡単で使い方にも工夫がされている
フッ素加工してあるため、使ったあとのお手入れも簡単です。
焦げ付きにくく、ご飯がこびりつきにくい、という後片付けもラクチンなクッカーです。
ほかにも、炊飯しやすい工夫がされています。
見た目にも特徴的なのは、吹きこぼれを防止するためフチが大きく立ち上がっている形状です。
吹きこぼれにくいため、コンロや本体を汚さず、水が落ちて火を弱めてしまう心配も少ないです。
初心者にうれしいのは、クッカーの内部に目盛りが付いていることです。
炊飯の際、慣れていないと困るのは水の量です。
このライスクッカーは目盛りが付いているので、水の量に悩むことはありません。
このように、ユニフレームのライスクッカーの使い方にさまざまな工夫がされているます。
使いやすさや品質で、ユニフレームのライスクッカーはたくさんのキャンパーに選ばれているのです。
ユニフレームのライスクッカーの使い方
ユニフレームのライスクッカーは、焚き火でも炭火でもバーナーでもご飯を炊くことができます。
キャンプの形態によって、さまざまな使い方ができるのも魅力ですね。
それぞれの使い方をご紹介します。
●焚き火・炭火
①お米は30分ほど浸水しておきます。
②焚き火・炭火は強火にします。
③強火にライスクッカーをのせます。
④湯気が出て、フタがカタカタと動いたら、弱火にします。
⑤薪や炭を減らして、弱火のゾーンを作り、そこにクッカーを移動します。
⑥湯気が出なくなるまで弱火にかけます。
⑦湯気がおさまったら火からおろし、5分蒸らします。
クッカーの使い方は、「fanライスクッカーDX」と「ライスクッカーミニDX」で同じです。
●バーナー
①お米は30分ほど浸水しておきます。
②強火のバーナーにライスクッカーをかけます。
③フタがカタカタ動いたら、フタの動きが止まらないくらいの加減の火に弱めます。
④フタが止まり、湯気が出なくなったら火を止めます。
⑤5分蒸らします。
焚き火でもバーナーでも、使い方は簡単ですね。
ユニフレームのライスクッカーは、ご飯がこびりつきにくいので洗うのもラクです。
自宅で使うという人もいるようですよ。
便利なユニフレームのクッカーセット
ユニフレームの優れた調理アイテムは、ライスクッカーだけではありません。
ほかの調理器具も使い勝手に優れていて、セットで使うとさらに調理がしやすくなります。
【fanライスクッカーDX】【ライスクッカーミニDX】は単品でも販売していますが、便利なセットもありますので、そちらもおすすめです。
スタッキング収納できるセットになっていますので、持ち運びのしやすさも抜群です。
【fan5 DX】
<セット内容>
ライスクッカーDX、フライパン、ステンレス大鍋、ステンレス片手鍋、メッシュバスケット
4~5人分の料理をまかなえて、さまざまな調理に対応できるフルセットです。
しかも、スタッキング収納すれば約Φ230×195mmのコンパクトサイズになります。
ライスクッカーもセットに含まれているので、これがあればご飯とおかずの調理が可能になります。
【fan5 du】」
<セット内容>
ライスクッカーミニDX、フライパン、ステンレス大鍋、ステンレス片手鍋、メッシュバスケット
2~3人向けのクッカーセットです。
少人数のキャンプには十分な調理器具が揃います。
スタッキング収納すると約Φ215×175mmなので、荷物を小さくしたいという人にもおすすめです。
【ごはんクッカープラス】
<セット内容>
ライスクッカー、アルミクッカー、フライパン
ソロキャンプに活躍してくれるクッカーセットです。
スタッキング収納すると約Φ165×114mmになりますので、登山にもおすすめです。
ライスクッカーの使い方は、fanライスクッカーDXとほぼ同じなので、ご飯を炊くのも簡単です。
上級者の使い方をマスターしよう
ユニフレームのライスクッカーの使い方をマスターしたら、ほかの使い方にもチャレンジしてみましょう。
例えば、白いご飯だけでなく炊き込みご飯を炊いてみませんか。
旬の素材や地元の新鮮野菜を使って作る炊き込みご飯は、家では味わえない贅沢なおいしさです。
炊き込みご飯は芯が残りやすいので、浸水時間を長くするなど工夫をして炊きましょう。
面倒であれば、市販の炊き込みご飯の素を使うのもひとつの手ですよ。
そしてライスクッカー上級者になると、使い方もこなれてきます。
ライスクッカーでご飯を炊いたあと、フタを裏返しにします。
その上におかずなど、温めておきたいものを置いておくと、保温ができるのです。
キャンプでの調理では、ご飯とおかずがちょうど良いタイミングで出来上がらないこともあります。
ご飯の熱を利用しておかずを温めておけば、食べるときに料理が冷めてしまうということもありません。
ライスクッカーを使いこなして、いろいろな使い方を見つけてみてくださいね。
ご飯好きは持っておいて損はない
ご飯が好きで、食事のときは絶対ご飯を食べる、という人はライスクッカーを持っていて損はありません。
失敗しやすいキャンプでの炊飯ですが、簡単においしいご飯が炊けるようになりますので、ご飯好きにはうれしい調理器具です。
これがあれば、キャンプでの炊飯に自信が持てるようになりますよ。