ソロキャンプであってもソロ登山であっても、お湯を沸かすことがあるかと思います。
その際に役立つのがケトルです。
ケトルのなかでもトランギア製が人気のようですが、どのようなところが魅力なのでしょう。
また、トランギア製のケトルはワンサイズではないようですが、ソロキャンプの場合は0.6Lのものが良いのでしょうか。
この記事で詳しくみていきましょう。
キャンパーに人気!トランギアのケトルの魅力
キャンプなどのアウトドアシーンで、お湯を沸かすことも多いかと思います。
その際、ケトルがあればすぐに沸かすことができます。
キャンパーの多くもケトルを使っていて、なかでもトランギア製のものが人気があるようなのです。
なぜ人気があるのかというと、トランギアのケトルには多くの魅力があるからです。
魅力の一つには、デザインが挙げられます。
無駄のないシンプルなデザインのため、飽きがこず長く使えるのも魅力ですね。
デザインがシンプルではありますが、素材にはこだわって作られています。
高品質なバージンアルミを採用しているので、高級感のあるものに仕上がっています。
トランギアはスウェーデンのメーカーというだけあって、北欧特有のゴチャゴチャしていないデザインがキャンプギアにも活かされているのです。
また、機能面も優れているのも魅力です。
際立った機能には収納性が挙げられるでしょう。
底が平らになっていることで、バックパックに収納する際も余分なスペースができないのです。
さらに、ケトルの中にも収納することが可能です。
0.6Lの小型のケトルでも、バラバラしやすい小物などを収納できるので、一石二鳥のキャンプギアともいわれています。
三つめの魅力として、構造が挙げられます。
この構造については、次の項でみていきましょう。
詳しくみてみよう!トランギアケトルの構造
トランギア製ケトルの魅力の一つに、構造も挙げられます。
構造のなかで特に、「取っ手」と「注ぎ口」がキャンパーたちから支持を得ているようなのです。
この二つについてお話をしていきます。
まずは「取っ手」です。
トランギア製は細い取っ手が特徴的です。
細いのにも関わらず、驚くべき構造をしています。
お湯を沸かす際、取っ手を直立させると思いますが、この取っ手は一度直立させるとそのまま固定されるのです。
いざ注ぐときに取っ手が倒れると、熱い思いをしながら取っ手を持たなくてはいけませんよね。
ひどい場合はヤケドになってしまう恐れもあります。
しかし、トランギア製はずっと直立したまま固定されるので、こういった心配がないのです。
さらに、取っ手の形状が尖ったようになっているのですが、これは注ぐ際に、注ぎ口から一番遠い部分を持てるように考えられて作られています。
実際に注いでみると楽に注ぐことができるので、細い取っ手なのにすごい構造だと実感することができるでしょう。
つぎに「注ぎ口」です。
一見はヤカンのような丸い注ぎ口ですが、これも優れた構造になっています。
湯量の調整がしやすいうえに、湯切れもとても良いのです。
注ぎ終わりにポタポタと垂れたりすることがあると思いますが、その心配もいりません。
微量のお湯を入れ続けるドリップコーヒーには、尚更オススメのケトルです。
本格的ともいえる淹れ立てのコーヒーを味わうことができるでしょう。
この優れた構造でできているトランギア製のケトルですが、ワンサイズというわけではなく、0.6Lなどのサイズ展開がされているのです。
サイズの違いについて、次項でお話ししていきます。
トランギアのケトルはワンサイズではない!
トランギアのケトルの魅力や構造についてお話をしてきました。
この魅力あふれるトランギアのケトルは、ワンサイズではないのです。
実は、0.6L・0.9L・1.4Lの3種類のサイズが展開されています。
素材はアルミ製で三つとも同じです。
また、これらはトランギア製のコッヘルなどと組み合わすことを考えて、サイズも設定されています。
ちなみにコッヘルとは、アウトドアシーンにおいての調理や食事のために考えられて作られた携帯用の調理器具セットのことをいいます。
トランギアでいえば、ストームクッカーなどが当てはまりますね。
組み合わせて使えるように作られているため、独特なデザインにも仕上がっています。
三つのサイズ展開があるトランギアのケトルですが、それぞれどのように使い分けすれば良いのでしょうか。
0.6Lサイズのケトルはソロキャンパー向け?
3種類のサイズ展開があるトランギアのケトルですが、どのような使い分けをすれば良いのかをお話ししていきます。
まず、0.6Lのサイズであれば、ソロキャンプに最適といえます。
重量は140gで、直径は約13.5cmと小型サイズですね。
ソロキャンプの場合、インスタントラーメンなどを食べたりすることもあるでしょう。
インスタンラーメン1杯分の量のお湯を沸かすことができるので、多くのソロキャンパーに人気のあるサイズとなっています。
つぎに、0.9Lサイズのケトルの場合をみていきます。
2~3人のキャンプで使えるサイズです。
重量は190g、直径は約15cmです。
焚き火にかけることも可能ですので、必要なときに短い時間でお湯を沸かすことも可能となります。
もしキャンプなどでコーヒーを淹れる場合は、3人までがギリギリ淹れられるお湯の量になるようです。
最後は1.4Lサイズです。
3人以上のキャンプの場合は、こちらのサイズがオススメですね。
重量は225gで、直径は約15cmです。
インスタントラーメンと一緒にコーヒーを淹れることも可能なサイズですね。
キャンプへ行く人数や、食糧でお湯が必要なものなどで、ケトルのサイズを使い分けるのが良いでしょう。
0.6Lサイズにオススメ!アルコールバーナー
ここからは、0.6Lサイズのトランギアケトルと合わせて使いたいギアをご紹介していきます。
ケトルでお湯を沸かす場合、火器が必要ですよね。
トランギアの火器といえば、アルコールバーナーです。
ここでは、オススメのアルコールバーナーをご紹介していきます。
トランギアには半世紀以上もの間、ロングセラーとなっているアルコールバーナーがあるのです。
それは、「トランギア:アルコールバーナー TRB25」というものです。
風だけでなく低温にも強いため、ちょっとのことでは微動だにせず火をつけ続けてくれます。
さらに着火も簡単なので、初心者の方でも問題なくつけれるバーナーです。
約25分間燃焼するので、その間にお湯を何度も沸かすことも可能ですね。
また、このアルコールバーナーをより強化できるよう、「トランギア TR-B25用トライアングルグリッド2型」があると良いでしょう。
トランギアのアルコールバーナーは構造がシンプルなため、0.6Lサイズのケトルであっても、お湯を沸かす間安定して乗せられるとは限りません。
そのため、このゴトクを付けることで、お湯が沸くまでケトルを固定することに役立ちますよ。
0.6Lサイズにオススメ!トランギアのクッカー
トランギアのケトルと合わせて使って頂きたいのは、アルコールバーナーだけではありません。
トランギア製のクッカーも、ケトルと合わせて使って頂きたいギアになります。
クッカーにも多くの種類があるので、厳選したものをご紹介します。
先ほどでも登場しました「ストームクッカー」です。
鍋やフライパン、さらにアルコールバーナーまでがセットになっていて、これもケトル同様アルミ製で作られています。
魅力の一つに、コンパクトに収納できることがあります。
このセットだけでなくトランギア製のケトルであれば、これもまとめて一つに収納することができるのです。
ですから、アルコールバーナーから鍋、フライパン、ケトルなどを片手で持ち運ぶことが可能になります。
ストームクッカーは2サイズありますので、0.6LであればSサイズ、0.9LはLサイズが適応します。
重量もストームクッカーSサイズは740gで、ケトルを足しても1kgに達しません。
とても軽量で持ち運びも便利なので、ソロキャンプで重宝すること間違いなしです。
ぜひケトルと一緒に使ってみてくださいね。
ソロキャンプのお供にはトランギアのケトルを!
トランギアのケトルは、キャンパーたちが使いやすいように考えられて設計されているともいえる製品です。
サイズも分かれているので、ソロキャンプの場合は0.6Lのものがオススメです。
また、トランギア製のギアやコッヘルを一緒に持ち合わすことで、収納などにおいて更なる相乗効果が発揮されることでしょう。
持ち運びにも便利で、注ぎやすさ抜群のケトルを新たなキャンプのお供にぜひ加えてみてください。