キャンプなどでも、川などが近くにあれば釣りをする方も多いでしょう。
釣りで使うロッドといえば、ヤマガブランクスのバリスティックシリーズが人気ですね。
この記事では、インプレも合わせてヤマガブランクスのバリスティックシリーズをご紹介していきます。
ヤマガブランクスとは?
釣りをよくする方であれば、「ヤマガ」と聞いただけで何かわかる方も多いでしょう。
しかし、あまりご存知ではない方に向けて、ヤマガについてご説明します。
冒頭でも出てきましたが、ヤマガの正式名はヤマガブランクスといいます。
ヤマガブランクスとは、熊本県にある釣り具のメーカーのことです。
設計から製造まで行っており、中国などのアイテムが多いこの現代で、貴重なメイドインジャパンのロッドメーカーなのです。
取り扱っているロッドの種類は豊富ですが、悪いインプレというものはあまり多くありません。
それほど信頼できるロッドメーカーともいえるでしょう。
主に取り扱っているのは、ソルトゲーム用のロッドです。
ソルトゲームとは、海水で釣りをすることをいいます。
そのため、海で釣りをしている方の多くはヤマガブランクスのロッドを使用しているでしょう。
ヤマガブランクスで扱っているロッドには、バリスティックシリーズというものがあります。
この記事では、バリスティックシリーズについてお話をしていきますが、このシリーズはどんなものなのでしょうか。
次項からご説明していきます。
ヤマガブランクスのバリスティックとはどんなロッド?
ヤマガブランクスが取り扱っているロッドは、インプレを見てもあまり悪いものはありませんから、信頼できるロッドメーカーともいえます。
そして、このロッドにはバリスティックシリーズというシリーズがありますが、これはどのようなものなのかをここでお話しします。
釣りをするフィールドには川や湖、そして海があり、さらにそこでもシーバスや青物などに区別されることもありますね。
バリスティックシリーズは、その中でもシーバスのモデルとされています。
しかも、ヤマガブランクスの中ではハイグレードシーバスロッドとも位置づけされています。
2016年に従来のモデルからリニューアルしたことで、劇的な変化を遂げました。
衝撃吸収にも優れ、テンションコントロールも向上したことで、キレのある使用感で楽しめるようです。
パーツも贅沢で、中にはトルザイトリングやナノアロイという素材も使ったロッドもあります。
飛距離や感度など、ロッドに対する要求が強くなってくる中級以上の方にオススメのシリーズといえるでしょう。
インプレと一緒に!バリスティックシリーズをご紹介~スタンダード~
ヤマガブランクスのバリスティックシリーズは、さらに細かくモデル分けされています。
どのようなモデルがあるのかを、ここからお話ししていきます。
まずはじめにご紹介するのは、バリスティックのスタンダードといわれているモデルです。
スタンダードモデルのロッドの特徴は、小磯やサーフ、河川河口域のフィールドに合わせて各モデル別に設計されていることです。
主なターゲットとしては、シーバスをはじめフラットフィッシュや大型ヒラメなどがあります。
ロッドは全部で7種類あるのですが、そのうちの一つをご紹介します。
【ヤマガブランクス バリスティック 86M】
河川や干潟といったフィールド向けのロッドです。
ターゲットはもちろん、シーバスです。
このロッドのインプレには、「デイゲームでもナイトゲームでも使える」「シックなデザインでお洒落」といったものがありました。
また、作りもしっかりとしているので、多少高価であっても満足のロッドとなるようです。
インプレと一緒に!バリスティックシリーズをご紹介~ベイト~
次にご紹介するヤマガブランクスのバリスティックシリーズは、ベイトというモデルです。
ベイトは河川全域や港湾、サーフ、干潟、磯といったフィールドに合わせ、それぞれに合ったモデルのロッドが設計されています。
ターゲットは、シーバス、チヌ、ヒラメです。
このベイトモデルは4種類のロッドがありますので、そのうちの一つをご紹介します。
【ヤマガブランクス バリスティック ベイト 810ML リバーカスタム】
メインのフィールドは河川の中流域とされていて、流れの強い場所でピンポイントでアプローチする釣り方にオススメのロッドですね。
シーバスでももちろん楽しめますが、汽水域のクロダイゲームでも活躍が期待できそうです。
「メリハリのある感度」や「釣り人側の集中力が持続できそうなくらいの感度」など、実際の使用感に好感を寄せるインプレが多かったです。
バリスティックのTZモデルとは?
ヤマガブランクスのバリスティックシリーズの中には、TZモデルというロッドもあります。
TZモデルには、トルザイトリングガイドを搭載しています。
従来ロッドに搭載されているガイドリングはSiCリングです。
トルザイトリングと何が違うかというと、SiCリングと同じ素材を使用しているのにも関わらず、強度を維持しながら軽量化を実現したということです。
また、内径を大きくすることも可能としました。
これによりロッドがやや軽くなったことと、接触面積が増えるため感度が向上するという利点が生まれたようです。
ちなみに、このTZモデルは二つあり、「ナノ」と「ヒラ」が当てはまります。
この二つのモデルについては、次項でインプレと一緒にお話ししていきます。
ヤマガのTZモデル2型をご紹介!インプレも見てみよう
それでは、ヤマガブランクスのTZモデルのバリスティックをご紹介していきます。
まずは、「ナノ」です。
ナノモデルの特徴は、ナノアロイという樹脂を採用していることです。
この樹脂を採用することで、隙間のない構造のロッドに仕上がります。
そんなナノモデルのオススメのロッドはこちらです。
【ヤマガブランクス バリスティック 92ML TZ/NANO】
バリスティックシリーズの基本でもあるシーバスにマッチする一本といえます。
繊細なティップと感度によって、ショートバイトや流れをよく感じる釣り方にもオススメのロッドですね。
インプレには、「軽さは特筆」や「河川などでも9から12cmクラスのミノーイングでも活躍を期待」というものがありました。
ナイトゲームからデイゲームまで、ミノーやジグヘッドを使うのにもオススメです。
つぎは、「ヒラ」です。
ヒラは、大型で力強いヒラスズキをターゲットにしたモデルでもあります。
ですから、ヒラモデルはパワーモデルとも言われています。
オススメのロッドはこちらです。
【ヤマガブランクス バリスティック・ヒラ 107MH TZ/NANO】
磯からサーフまで、ヒラスズキゲームの基本ともいえるモデルですね。
パワーモデルだけあって剛竿ですが、カーブを利用した繊細なアプローチを取ることもできるロッドです。
このロッドのインプレには、「長さがあるのに軽くて振り抜きがしやすい」や「ルアーの操作性も良く、遠投をするときも優秀」といったものがありました。
比較的扱いやすいロッドですので、ヒラスズキゲーム初心者の方は、この竿から使ってみるのがオススメです。
ヤマガのバリスティックで釣りをしよう
釣り具で有名なヤマガブランクスは、メイドインジャパンなだけあって、高品質で高性能なロッドを取り扱っています。
そのため、インプレを見てみても悪いものはほとんどなく、多少高価であってもそれ以上の価値があるようです。
釣りを行うフィールドに合ったロッドを選択することもできるので、釣りをする機会があればぜひヤマガのバリスティックを使ってみてください。