メイドインジャパンの人気釣具メーカー「ヤマガブランクス」には、ヒラスズキ狙いに特化したロッド「バリスティックヒラ」シリーズがあります。
難しいヒラスズキを攻略するために作られた高性能ロッドで、多くのアングラーに愛用されています。
この記事では、そんな「バリスティックヒラ」の中でも使いやすい11mhの特徴についてご紹介していきます。
バリスティックを生んだヤマガブランクス
高性能ロッド「バリスティック」の生みの親「ヤマガブランクス」とはどのようなメーカーなのでしょうか?
ヤマガブランクスは熊本県山鹿市で、ロッド設計から製造までを全て自社で行っているメイドインジャパンのロッドメーカーです。
ソルトゲーム用のロッドを中心に様々な製品が取り揃えられているので、多くのアングラーから愛用されています。
また、ヤマガブランクスはロッドをブランクから製造しているので、それぞれのロッドにこだわりが詰まっていて、他のメーカーとは違う独特の使い心地があるのが人気の秘密です。
〇ヤマガブランクスのロッドラインナップ
・「バリスティック」シリーズ シーバスロッド
・「アーリープラス」シリーズ 入門ロッド
・「ブルースナイパー」シリーズ 青物から大型魚用ロッド
・「バリアス」シリーズ エギング専用ロッド
・「ブルーカレント」シリーズ ライトゲーム専用ロッド
このようにヤマガブランクスには豊富なラインナップがあり、対象魚やフィールド別にそれぞれ最適なロッドを選ぶことができます。
次からは、そんなヤマガブランクスの名ロッド「バリスティック」の特徴や、「バリスティックヒラ11mh」のレビューなどをご紹介します。
バリスティックシリーズの特徴
ソルトゲームの人気メーカー「ヤマガブランクス」のハイグレードシーバスロッドが「バリスティック」シリーズです。
同じヤマガブランクスのミドルクラスロッド「アーリープラス」よりもさらに高品質なパーツに加え、トルザイトリングとナノアロイという新しい素材を使っています。
使用感の良さにロッド自体の軽さはもちろんのこと、ヤマガブランクスのロッドの特徴の一つである、ロッドの曲がり具合もさらに向上されいて、ロッド全体がパワーアップしています。
より高品質のものを求める中級者から上級者の方向けの高性能ロッドです。
〇バリスティックシリーズのラインナップ
・バリスティックTZ NANO
バリスティックシリーズの基本モデルになります。
スタンダードに楽しめる92mlと、サーフでも使える96mmhの2本があるハイグレードなロッドです。
・バリスティックヒラ TZ NANO
大型になりパワーもあるヒラスズキを狙うために作られたパワーモデルです。
ミディアムクラスで柔軟な対応ができる107mと、サーフなどのあらゆるシチュエーションで使える107mh、ヒラスズキ以外に青物にも対応できる11mhの3本が用意されています。
・バリスティックベイト
ベイトリールが使えるバリスティックです。
ヒラスズキ以外にも河口のクロダイなど、様々なシーンで活躍してくれます。
810ml、85m、93m、103mh、710xhの5本があるので、シーンごとに使い分けることができます。
以上がバリスティックの特徴です。
ヒラスズキを狙うには?
ここで「バリスティックヒラ11mh」で狙うヒラスズキの特徴や生態などをご紹介します。
〇ヒラスズキとは?
・スズキとの違い
ヒラスズキは成魚て80cm前後になるスズキの仲間で、大型になると1m近くなるものもいます。
スズキに比べて体高が高く、尾柄が太く、尾鰭の切れ込みが浅くなっているのが特徴です。
・生態
房総半島から長崎県までの海流の激しい外洋に面した荒磯に主に棲息しています。
スズキは河口や湾内にも多く棲息していますが、ヒラスズキはほとんど入ってくることはありません。
・食味
スズキは河口などの棲息地によっては、身に独特の臭みが出ることがありますが、ヒラスズキは臭みがほとんどありません。
また、スズキとは反対の寒い時期が旬となります。
〇ヒラスズキを釣るには?
ヒラスズキは前述したように、荒磯で狙うことが多いので、サラシの中でも負けないくらいのタフなタックルが必要になります。
また、海が荒れれば荒れるほど好条件になると言われているので、それなりの装備が必要です。
以上がヒラスズキの特徴です。
次は、そんなヒラスズキを狙うために作られた「バリスティックヒラ11mh」の特徴をご紹介します。
バリスティックヒラ11mhの特徴
荒磯を好むヒラスズキを狙うために作られた「バリスティックヒラ11mh」の特徴をご紹介します。
〇バリスティックヒラ
バリスティックヒラは東レのテクノロジーを採用したNANOブランクに、トルザイトリングガイドを装着することによって、荒磯でも十分攻めることができるタフなロッドです。
逆風の中でも正確にキャストできる精密性も兼ね備えているので、サラシと潮流の激しいコンディションでもチャンスを逃すことなくキャスティングすることができます。
豪快なファイトを繰り出すヒラスズキとのやり取りも、ヒラスズキを誘導しながらスムーズに行えるように調整されており、瞬間的な曲がりにも耐えつつ、絶妙な曲がりを残すブランクに仕上がっています。
今までヒラスズキゲームに失敗してきた方でも、バリスティックヒラなら満足のいくファイトを楽しめるはずです。
〇11mh
バリスティックヒラ11mhは、もちろんヒラスズキゲームをメインとして作られていますが、5kgオーバーの青物が掛かった時も十分なファイトが楽しめるパワーを持ったモデルになっています。
11ftもあるので、足場の高い荒磯や根の激しい場所での激しいファイトでも、ヒラスズキに主導権を握られることなくコントロールすることが可能です。
冬場の逆風の中や、荒磯や沖磯などの厳しい状況でヒラスズキゲームを楽しむ方向けのパワーロッドとなっています。
以上が、バリスティックヒラ11mhの特徴です。
バリスティックヒラ11mhのレビュー
次に、ヒラスズキゲームを楽しむためのパワーロッド「バリスティックヒラ11mh」を実際に使った方のレビューをご紹介します。
〇キャストに関してのレビュー
・ピンポイントを狙いやすく、コントロールがしやすいという良い評価があります。
・厳しい環境下でも十分キャストできるタフさがあるというレビューもありました。
・硬さがるので、長時間フルキャストしていると疲れるというあまり良くないレビューもあります。
〇リールシート、グリップエンド、継に関してのレビュー
・他の部品に比べると、リールシートが安っぽく見えるという辛口なレビューがありました。
・グリップエンドの長さが、長くもなく短くもなく調度良いという声もありました。
・印籠継でワックスなどがなくても抜けや緩みがほとんどないという良いレビューもあります。
〇ファイト
・その硬さとは反対に、魚が掛かると曲がりと粘りがあるので、安心感があるというレビューが多く見受けられました。
・パワーのあるヒラスズキが掛かっても、高性能なブランクのおかげで、ヒラスズキの動きをコントロールしながらファイトを楽しめるというレビューもありました。
バリスティックヒラ11mhには、以上のようなレビューがありました。
その硬さからは想像もつかない曲がりと粘りが好評でした。
バリスティックヒラ11mh以外のオススメロッド
最後に「バリスティックヒラ11mh」以外のヒラスズキゲームにオススメのロッドをご紹介します。
・ジークラフト セブンセンス TR MONSTER STREAM MSS-902-SR
足場の悪い荒磯でも扱いやすいように、扱いやすさを重点に作られた実用性のあるロッドです。
・アピア 風神ロックアンドストーム 116M
強靭なボディながらしなやかさもあるバランスを追及されたロッドです。
・グラファイトリーダー SUPER TIRO Esagonale GOSTES-1153MH-HIRASUZUKI
様々なルアーに対応できる万能型のヒラスズキ専用モデルのロッドです。
・メジャークラフト クロスライドヒラスズキ XRS-1202HIRA
バランスが良く重量も軽めなので、悪状況の荒磯でキャストしていても疲れにくくなっています。
また、コストパフォーマンスにも優れています。
ヒラスズキ用のロッドは、ここでご紹介したもの以外にもたくさんあります。
自分にベストマッチした1本を探してみて下さい。
バリスティックヒラ11mhで憧れのヒラスズキをゲット!
バリスティックヒラ11mhの特徴やレビューをご紹介してきました。
ソルトゲームを楽しんでいる方の中には、荒磯を好むタフなファイターのヒラスズキを一度は釣り上げてみたいと思っておられる方も多いと思います。
メイドインジャパンのロッドメーカー「ヤマガブランクス」のバリスティックヒラ11mhで、ぜひ憧れのヒラスズキを狙ってみて下さい。