SOTOのトーチの火がつかない!その原因は?対処法はあるの?

最終更新日:2019/03/26

キャンプやバーベキューなど、屋外で調理を行う場合には、火起こしが必要になりますよね。

火種となるものに、便利なアイテムとして、種類が豊富なSOTOのトーチがあります。

しかし、このトーチがうまく火がつかない場合があります。

そのようなときの原因と対処法についてご紹介します。

SOTOのトーチにはどのような種類がある?

屋外で、火を起こすためには、まず元となる火種が必要になります。

そこで、SOTOには、多くの種類のトーチが販売されています。

その中でも、特に人気のあるものに、スライドガストーチとポケトーチ、でかマッチやフィールドチャッカーなどがあります。

この中でも、特に人気のあるトーチは、スライドガストーチとポケトーチです。

どちらのトーチも、キャンプやバーベキューなど、荷物が多い場合でも、コンパクトに収納できるため、場所を取らず、登山などにも携帯しやすい大きさです。

それぞれの特徴を簡単にご説明すると、スライドガストーチで、最も特徴的な点は、火口が最大で75mm伸縮するという点です。

そのため、携帯時にはコンパクトに収納でき、使用時には火口を伸ばして点火することができます。

また、ターボライターのように強力耐風バーナーです。

燃料となるガスは、カセットボンベから充填することができるため、使い捨てるということがなく、とても経済的です。

一方、ポケトーチの最大の特徴は、使い捨てライターをそのままセットし、強力バーナーに変身させることができるという点です。

通常のライターのままでは、点火の際、風などで火がつかないこともありますが、このポケトーチにセットして使用することで、そのような心配も無用となります。

どちらのトーチにも共通して言えることは、スライドガストーチの特徴でも触れましたが、コンパクトに収納でき、携帯に便利というところにあります。

そのように使い勝手が良いSOTOのトーチですが、火がつかないことがあるようです。

そこで、その原因と対処法についてご紹介します。

携帯に便利なトーチ!SOTOのスライドガストーチの火がつかない原因は?

とてもコンパクトに収納でき、便利なSOTOのスライドガストーチですが、火がつかないことがあるそうです。

火がつかない原因がいくつかありますので、ご紹介していきます。

まず、しっかりガスが出ているか確認する必要があります。

詰まりが原因でガスが出なくなり、燃料であるガスが出ていなければ、点火することはできません。

また、スライドガストーチは、点火ボタンを押すと火花が出て、その火花を火種にして、ガスに着火します。

この火花がつかない場合にも、点火することができません。

そのほかに、スライドガストーチは、ガスの流量を火力レバーで調整し、火力を変化させることができます。

ガスの流量が少ないと火のつきが悪いことがあります。

スライドガストーチは、耐風性に優れているとはいえ、あまりに風が強い状態では、燃料のガスが流されてしまうため、火がつかないことがあります。

以上の他にも、本体が冷えていたり、純正品以外のガスでは火がつかないことがありますので、それぞれのシーンで原因を探る必要があります。

SOTOのスライドガストーチの火がつかないときの対処法

それでは、SOTOのトーチである、スライドガストーチの火がつかないときには、どのように対処したらよいのでしょうか。

まず、ガスが出ていないときですが、異物などの詰まりがあれば、取り除きます。

しかし、詰まりがない場合がほとんどではないでしょうか。

そのようなときには、メーカーに修理を依頼することをお勧めします。

ガスが出ていないときや、火花が出ないときには、無理に分解して、清掃をしようとは思わず、メーカーに依頼し、しっかり修理してもらいましょう。

ガスの流量が少ないことが原因で火がつかない場合には、火力レバーを調整して、ガスの流量を最大にして点火を試みてください。

風が強い場合には、ガスが流れてしまわないように、風上に体や手で壁を作ったり、風の無いときを狙って点火するようにしてください。

本体が冷えてしまっている場合には、燃料であるガスが気化しにくくなってしまいます。

そのようなときには、本体を手の体温などで温めて、ガスが気化しやすくなるようにすると、つきやすくなります。

また、純正品以外のガスを使っている場合に、火がつかないことがあります。

全てのシーンで火がつかないわけではありませんが、点火の条件が悪い、例えば標高が高い場所などでは、つかないことがあります。

これは、ガスの成分の違いにあり、あらかじめ、標高の高い場所で使用する場合には、純正のガスを入れるようにします。

このように、ちょっとした対処で改善できる場合がほとんどです。

しかし、SOTOに修理を依頼する場合もあるかと思いますので、保証書は必ず控えておくようにしましょう。

メーカー保証が2年間ついていますので、もしもの場合には保証で修理が可能な場合もあります。

経済的なトーチ!SOTOのポケトーチの火がつかない原因は?

SOTOのトーチのなかで、スライドガストーチとならんで、人気のある商品がポケトーチです。

このポケトーチは、前述した通り、市販の使い捨てライターをそのままセットし、ターボライターのように強い火力と、耐風性を実現することができます。

また、とてもコンパクトなため、荷物の隙間に入れて持っていくことができるため、人気があります。

しかし、このポケトーチも、スライドガストーチと同様に、火がつかないという事例があるようです。

それらの原因は、まず1つ目はガスが漏れてしまっている可能性があります。

通常、火口先端でバーナー炎がつきますが、そこまで燃料であるガスが届かず、途中で漏れてしまっているために火がつかないということになります。

2つ目の原因として、着火させるための火花が火口の外側に向かって飛んでしまっていることが考えられます。

燃料のガスが火口から出てきて、その場所に火花を飛ばすことで、ガスに着火します。

しかし、この火花が別の方向に飛んでしまって、ガスに着火できないというわけです。

このように、ポケトーチの火がつかないという事例が発生してしまったときはどのようにすればよいのでしょうか。

次は、その対処法についてご紹介していきます。

SOTOのポケトーチの火がつかないときの対処法

SOTOのトーチである、ポケトーチの火がつかない原因をご紹介しましたが、そのようなときの対処法についてご説明します。

まず、ガスが漏れてしまっているときですが、ほとんどの場合が、火口と、ガスを送る配管の繋ぎ目から漏れてしまっていることが多いです。

配管の繋ぎ目の固定が緩んでしまうと、火口先端までガスが到達せずに火がつかないということになります。

そこで、この部分をしっかりと固定させる必要があります。

カバーを外して、火口と配管をしっかり固定させます。

場合によっては接着剤やネジロックを用いて固定し、気密性を高めてあげる必要があります。

次に、火花が火口の外側に向かって飛んでしまう場合です。

着火させるために、火花が飛ぶ端子のようなものが火口の上部から出ています。

この部分が、変な方向に曲がってしまっていると、火花が火口の方向ではなく、外側に向かって飛んでしまうため、燃料であるガスに着火できないことになります。

この端子を細い棒状のもので修正するとよいでしょう。

例えば、精密ドライバーなどを使うと簡単に曲げることができます。

SOTOのトーチのお手入れ方法

キャンプやバーベキューに便利なSOTOのトーチですが、火がつかないなどということにならないように、日々のメンテナンスも重要になります。

ただ、メンテナンスと言っても、難しいことではありません。

部品全てをばらして、磨き上げるなどということも必要ありません。

まずは、火口の異物や埃を除去して、きれいな状態を保ってください。

火口に異物が詰まると、燃料であるガスが火口先端にまで到達せずに、着火できなくなります。

そして、ネジ部などが緩んでいないか確認し、緩んでいる場合には増し締めを行って、確実に固定してください。

固定部分が緩んでいると、ガス漏れや動きの不具合に関係してきます。

固定部分は確実に固定し、可動部分はしっかりと動かせるようにしておく必要があります。

最後に、外観の確認を行いましょう。

トーチは火をつけるため、高温の熱にさらされます。

そのため、熱によって変形する場合があります。

また、収納時に、無理な力がかかり変形してしまう場合も考えられます。

トーチ本体が変形していると、通常の操作や機能が発揮できず、火がつかないだけでなく、思わぬ事故につながります。

変形していることに気が付いたら、新品に交換するなどの対処をしましょう。

また、自ら変形させてしまわないように、くれぐれも取り扱いに注意しましょう。

SOTOのトーチの火がつかないときには適切な対処をしよう!

SOTOのトーチの火がつかない原因と対処法を、「スライドガストーチ」と「ポケトーチ」を主軸とし、ご説明してきました。

火がつかない原因はそれぞれあり、対処法一つではありません。

日々のメンテナンスも十分に行い、必要であればメーカーでの修理や交換を依頼してみましょう。

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