キャンプシーズンというと、5月から10月あたりが目安になりますが、10月ともなると、朝晩の冷え込みが厳しくなる季節でもあります。
10月のキャンプは、1日の温度差が激しく難しい時期でもありますね。
しかし、夏のような暑さがなく過ごしやすいため、秋のキャンプはねらい目です。
この記事では、秋のキャンプを楽しむ方たちのブログから見る防寒対策のコツや、話題の電源サイトのキャンプ場などについてお伝えしていきます。
10月のキャンプの楽しみをブログから知ろう
キャンプをこよなく愛する方たちのブログを見ると、一年で一番過ごしやすく快適なのが秋のキャンプだといいます。
それには、夏のようなじりじりとした暑さもなく、虫に悩まされることもなく、快適に楽しめるというところが人気のポイントのようです。
夜は冷え込みますが、焚火で対応できるので、日常ではなかなか体験することのできない、焚火を楽しめるというのも嬉しいですね。
そして、何より紅葉シーズンということもあり、美しい景色を眺めながらのキャンプは、この時期にしか味わうことのできない醍醐味があります。
さらに、夜は、秋の星空観賞という、まさに大自然の美しさを満喫できる最高のシーズンでもあります。
これらを理由に、朝晩が寒くても、10月のキャンプ場には多くのキャンパーが集まることがわかりました。
10月のキャンプで気をつける点をブログから知ろう
前章では、10月のキャンプの魅力をご紹介しましたが、秋のキャンプを楽しむためには、気をつけなければならない点もあります。
秋にキャンプを決行した方のブログに書いてある失敗談や改善策から、10月のキャンプで気を付ける点を探っていきましょう。
まず、秋のキャンプはとにかく朝晩が寒いので、うっかり普段と同じような服装で出かけてしまわないようご注意ください。
市街地ではさほど寒くなくても、キャンプ場といえば山の中なので、下界との気温差は大きいものです。
あくまで目安になりますが、標高が100m上がると気温は0.6度下がるといわれているため、想像以上に冷え込む可能性があります。
また、ほかに気を付けたいのは夜露です。
この時期は、「朝目覚めたら、大切なキャンプ用品が夜露でびっしょりになっていた」といったこともめずらしくありません。
特に、椅子が濡れると翌朝の朝食も、立って食べるような事態になりかねません。
さらに、脱いだ靴も夜露で濡れる危険がありますので、しっかりとテントの中にしまっておきましょう。
このように、秋のキャンプは急激な冷え込みにより、寒さや夜露による対策が重要となってくることがわかりました。
それらを踏まえて、実際にどのような防寒対策があるか見ていきましょう。
10月のキャンプならではの防寒対策をブログから学ぶ!~衣類編~
10月になると、キャンプ場では最低気温が10度以下という、冬の寒さがはじまります。
そのような10月のキャンプの防寒対策として、ブログでおすすめされている服装を見ていきましょう。
まずインナーですが、ヒートテックなど暖かいものをしっかりと身につけましょう。
全体的に肌が露出ているところがひとつもないように心がけましょう。
足元は、普通の靴下よりも少々お値段はしますが、登山用靴下をおすすめします。
こちらは保温力もホールド感も抜群で、夜の寒さから足元を守ってくれます。
そしてアウターは、フリースだけでは寒い可能性がありますので、ダウンを持参することをおすすめします。
マウンテンパーカーも役に立ち、風や冷気から守ってもらえますが、これ自体に暖かさはないので、中にフリースなどを着たほうがいいでしょう。
そして、ニット帽をかぶり、足元から頭まで全身防寒に努めましょう。
ここまで万全の準備をすれば、秋の夜空鑑賞も快適に楽しめるでしょう。
10月のキャンプならではの防寒対策をブログから学ぶ!~道具編~
服装で防寒対策を万全に整えたら、キャンプならではの暖をとる道具について知識を深めておきましょう。
秋キャンプを楽しんでいる方のブログを参考に、寒い夜を暖めてくれる道具をご紹介します。
キャンプの夜、寒空の下でする焚火は、非日常的な雰囲気を味わえて、暖をとるのにも最高のイベントです。
数多くのアウトドアブランドから、焚火台も色々なタイプがラインナップされています。
もし、焚火台としての機能だけでなく、BBQグリルも兼ねたいのであれば、浅型の焚火台をおすすめします。
人数や用途、デザインに応じて最適な焚火台を見つけて、心も体も暖まりましょう。
そして、もう一つ、防寒対策をするために非常に大切な道具として、忘れてはならないのが寝袋のことです。
いくら防寒着をしっかりと着込んだとしても、動いている時と違い、眠る時は身体を動かさないため、体温が奪われやすいです。
そのため、10月のキャンプは、冬用の寝袋を持参したほうがいいでしょう。
冬用の寝袋がない方は、毛布を余分に持参し、寝袋と合わせて使いましょう。
その時は、寝袋の中の自分の下に敷くか、寝袋の下に敷くことをおすすめします。
こうすることで、寝袋と毛布と自分の間に空気の層ができるので、体温が逃げにくくなり、地面からの冷気も遮断してくれます。
キャンプを楽しむためには、しっかりとした睡眠がとれることも重要な要素になってきます。
寒くて眠れないほど、長く辛い夜はありません。
睡眠時の防寒対策においては、特に注意して準備しましょう。
10月のキャンプならではの防寒対策をブログから学ぶ!~食事編~
万全な防寒対策が整ったら、今度は食事で体の芯から暖まりましょう。
秋のキャンプを楽しむ方のブログから、10月のキャンプに是非とりいれたい「心も体も温まる食事」をご紹介します。
まず、おすすめなのは鍋料理です。
簡単なうえに、最後にうどんやご飯を入れて楽しめるので、炭水化物も一緒にとることができて便利です。
10月ということで、食材も秋の旬であるきのこ類をふんだんに使ったものや、さつま芋を使ったレシピも多くのブロガーの間で人気を博しているようです。
焚火をするなら、アルミホイルに包んださつま芋を投入し、焼き芋を楽しむという方法もありますね。
また、じゃが芋ときのこ類を炒め、そこにコンソメと牛乳と生クリームを入れて煮ると、クリームスープが完成します。
さらに、ここにチーズを入れて煮詰めればグラタンになり、ご飯を入れればリゾットにも変身です。
このように、10月のキャンプは「食の秋」というだけに、美味しいものがたくさんある時期なので、それらを使った鍋やスープ料理に挑戦して、心も体も暖まりましょう。
電化製品を持ち込むことができる!?電源サイトのキャンプ場
キャンプとは、日常の生活から離れ、多少の不便さを体験しながらも、非日常の雰囲気を楽しめるイベントでした。
しかし、キャンプ場で過ごす時間でも、日常と変わらない便利さを求める人が増えてきているようです。
キャンプを楽しむ方のブログには、電化製品をキャンプ場に持ち込んでいるというものも見られます。
例えば、こたつや電気カーペット、ストーブやホットプレートなどです。
これらを持ち込み、サイト利用料金にプラスして電気使用料金を上乗せすれば、電気を使えるという仕組みです。
ただし、電力は無制限ではありませんので、消費電力には注意する必要があります。
このように、時代に合わせたキャンプで、防寒対策に努めて10月のキャンプを楽しむというのもひとつの手ですね。
10月のキャンプは防寒対策をしっかりして楽しもう
10月のキャンプは、とにかく夜が寒いということがわかりました。
そのため、その寒さをどう対策するかが非常に重要なポイントとなります。
本来のキャンプの楽しみ方である、自分たちで作り出す工夫により寒さを乗り切るか、時代に合わせて、電化製品に頼って暖をとるか、人それぞれのキャンプに求める価値によって違ってくることでしょう。
よく吟味したうえで、自分に合った防寒対策をして、10月のキャンプを楽しんでください。