仲間と行くキャンプは、とっても楽しいですよね。
キャンプ道具の準備や食事のメニューを考えるのは少し大変ですが、「それもまたよし」という方もいらっしゃることでしょう。
しかし、キャンプの反省点として「忘れ物をした」や「使わない道具を大量に持って行った」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、キャンプに行くときには持ち物チェックリストを作成することをおすすめします。
今回は持ち物チェックリストについて詳しくご紹介しますので、活用してみてはいかがでしょうか。
キャンプ用の持ち物をリストアップすることがチェックリスト作成の第一歩
キャンプへ行くときの持ち物は、誰しもが迷うところではないでしょうか。
キャンプ場ごとに立地や設備状況は異なりますので、キャンプの持ち物も毎回変わることになります。
また、キャンプ道具には毎回必要になる物と、状況に応じて必要になる物がありますよね。
食器類や調理器具、照明器具などは毎回必ず必要になる持ち物です。
一方バーベキューグリルなどは、キャンプ場にあるバーベキュー設備を利用することで、準備する必要がなくなることもあります。
そこで、自分が持っているキャンプ道具一式をリストアップし、持ち物チェックリストを作成することをおすすめします。
一度作成すれば、次回以降のキャンプにも利用でき、忘れ物防止にも役立ちますので、とても便利です。
また、自分の持っているキャンプ道具が、一目で確認できるという役割も果たしてくれます。
調理器具や食器類などはまとめて収納して管理!
小型の調理器具は種類が多く、すべての品目を持ち物チェックリストに記載するのは面倒ですよね。
そこで、まとめることが可能な道具はひとつの入れ物に収納し、一式としてリストアップすることをおすすめします。
キャンプに行くときに「調理器具一式を収納した入れ物を持って行けばよい」というイメージです。
持ち物チェックリストの対象品目が多いと、チェックが大変になってしまいますので、チェック項目は極力少なくしましょう。
ただし、一式でまとめてしまうと中身のチェックもれが心配ですので、入れ物自体に収納品目を表示しておくことをおすすめします。
ダッチオーブンや各種鍋など大型の調理器具は、個別に持ち物チェックリストへ記載しましょう。
一式としてまとめたほうがよい道具の例はこちらです。
【調理器具】
菜箸やトング、包丁やターナーなどの調理器具は毎回持参する道具ですので、一つの入れ物にまとめることをおすすめします。
【食器類】
食器類には、洗って使う食器やカトラリーと、使い捨ての食器やカトラリーがあります。
特に使い捨て食器(主に紙やプラスチック製品)は消耗品ですので、補充チェックがしやすい入れ物のほうがよいでしょう。
毎回洗って使う食器等はひとまとめに収納されていることが多いため、そのまま一式と考えてよいのではないでしょうか。
【バーベキューグリルの消耗品】
炭のバーベキューグリルは多くの消耗品が必要になりますので、炭以外は一式として管理すると忘れ物がなくなります。
新聞紙や着火剤、火ばさみやうちわなどをひとつの入れ物で管理するとよいでしょう。
【常備薬】
常備薬が活躍することは避けたいですが、キャンプにケガや虫刺されは付きものです。
ケガの薬や包帯、虫よけや虫刺されの薬などは必ず準備するよう心がけましょう。
常備薬は薬箱を用意して一式管理するとよいでしょう。
キャンプ食材やイベントの道具はその都度持ち物チェックリストを作成!
キャンプの献立や必要になる食材などは、キャンプの都度異なる場合がほとんどかと思います。
通常買い出し用の買い物リストを作りますが、持ち物チェックリストという形で作成すればリストを作る手間が重複することはありません。
計画している釣りなどのイベントに使用する道具も、キャンプで毎回使用するものではありません。
このため、食材とイベント道具の持ち物チェックリストは、キャンプに必ず持っていく物とは別にチェックリストを作成するほうが効率的です。
なお、食材や調味料などは買い忘れが起こりやすいので、持ち物チェックリストをキャンプ参加者で共有し、不足がないか確認しあいましょう。
イベント道具も大きさや種類は様々ですので、例えば、「釣り道具は持ってきたのに釣り餌を忘れた」ということも起こり得ます。
少し面倒でも、イベント用の持ち物チェックリストがあれば解決できる問題ですので、作成してみてはいかがでしょうか。
キャンプに行く前に3種類の持ち物チェックリストを作ってみよう!
キャンプの持ち物は、チェック内容から以下の3種類に大別することができます。
種類ごとの持ち物チェックリストは、一度作成すればキャンプの度に作成する必要はありませんので、手間が省けてよいでしょう。
なお、持ち物チェックリストは、追加や削除などがしやすいようパソコンで作成しておくと便利です。
それでは、キャンプで基本となる3つの持ち物チェックリストをご紹介します。
【キャンプ道具の持ち物チェックリスト】
テントやテントマット、照明器具やバーベキューグリルなどのキャンプ道具が対象です。
常備薬や雨具など、毎回必ず持ち物に加える道具と、必要があれば持ち物に加える道具があります。
なお常備薬は、入れる中身を検討して薬箱に一式保管し、使用期限のみチェックするとよいでしょう。
【消耗品の持ち物チェックリスト】
キャンプ道具として使用しますが、消費することで補充が必要になる道具などが対象です。
消耗品には、毎回補充することが必要な物と、キャンプごとに必要になる物があります。
毎回使用している基本的な調味料なども、消耗品に含めるとよいでしょう。
【食材とイベント道具の持ち物チェックリスト】
キャンプに使用する食材と、キャンプのイベントに使用する道具が対象です。
食材やイベントの道具は毎回異なりますので、次回に流用できない品目を持ち物チェックリストとして作成します。
キャンプの持ち物チェックリスト作成のポイント
持ち物チェックリストは、その種類ごとにチェックする項目が変わります。
また、記載もれがあると忘れ物が生じますので、書き漏らしがないように注意しましょう。
各持ち物チェックリスト作成のポイントは、以下のとおりです。
【キャンプ道具の持ち物チェックリスト】
自分の持っている消耗品以外のキャンプ道具を記入し、不足する道具があるときは他の参加メンバーと相談しましょう。
チェックの判断基準は「持っていく、持っていかない、所有者」だけでよいのではないでしょうか。
一度作成しておけば次回以降にも使用でき、今後買い揃えたい(欲しい)道具が一目で判りますよね。
【消耗品の持ち物チェックリスト】
過去のキャンプを思い出し、炭や紙コップ、バーナーコンロの燃料など、補充や交換が必要になる道具を記入します。
照明器具はキャンプ道具ですが中に入れる電池は消耗品ですので、予備持参の要否を判断することが必要です。
チェックの判断基準は「持っていく、持っていかない、補充交換の要否、補充交換済み、所有者」などにするとよいでしょう。
消耗品の補充はとても大切ですので、持ち物チェックリストをきっちりと作り、チェック漏れしないよう注意してください。
【食材とイベント道具の持ち物チェックリスト】
食材の持ち物チェックリストは、キャンプ料理の献立を考える方が作成するとよいでしょう。
イベント道具は、実施する方が持ち物チェックリストに記載し、食材と併せてひとつの持ち物チェックリストを完成させます。
チェックの判断基準は「購入者、購入済み、持参者、準備済み」などにするとよいでしょう。
過信は禁物!持ち物チェックリストは万能ではない
持ち物チェックリストの必要性と利点を記事にしましたが、過信しないことも大切です。
キャンプ経験豊富な方が作成すれば、キャンプ道具の持ち物チェックリストへの記載品目が多くなることでしょう。
一方、初心者が作成したキャンプ道具の持ち物チェックリストには、不足品があるかもしれません。
持ち物チェックリストの利点は、経験を積むごとに記載する品目が増えていくことにあります。
気付いた時点で記載品目を追加していくことで、持ち物チェックリストは進化していきます。
例えば、キャンプ場で急な大雨に降られたと仮定します。
大雨が予測される場合、キャンプ経験豊富な方は事前にテントの上にタープを張るなどの対策をします。
しかし、キャンプに不慣れなゆえタープを持ち物に加えていなければ、このような対策はできません。
持ち物チェックリストを充実させ、その情報を仲間と共有すれば、キャンプはさらに楽しく快適になっていくことでしょう。
持ち物チェックリストを作成することでキャンプは快適になる
キャンプに行く準備段階として、自分がどのような道具を持っているかリストアップしてみましょう。
リストアップした道具や食材を記載した持ち物チェックリストを作ると、忘れ物が防止できて便利です。
持ち物チェックリストは、チェック内容別にキャンプ道具・消耗品・食材とイベント道具の3種類を作成しましょう。
作成した持ち物チェックリストを活用し進化させることで、キャンプは楽しく快適になっていくことでしょう。