冬の時期にキャンプにでかけるとき、どのようなものを持って行けばよいのでしょうか。
冬の山の中など、防寒対策をきちんとしないと命の危険にさらされることも考えられるのでしっかり準備が必要です。
この記事では、冬キャンプに必要なキャンプギアを含めた持ち物を中心にご紹介します。
冬キャンプの魅力とは?
「冬にキャンプ?」と不思議に感じる方も多いのではないでしょうか。
冬キャンプの持ち物をご紹介する前に、まずは冬キャンプの魅力をご紹介します。
●景色
夏であれば、緑に囲まれたキャンプサイトですが、冬は一面が雪に覆われているため、思いっきり雪景色を楽しむことができます。
また、夜になると満天の星空に囲まれて幻想的な空間を体験できます。
冬場は夏場に比べて空気がより澄んでいるため、より多く綺麗な星空をみることができますよ。
●静けさ
夏のキャンプサイトは混雑していることが多いですが、冬場は混んでいないため、自然をより堪能することができます。
物音1つしない銀世界の中で星空を見上げたら、日ごろの喧騒も忘れて心からリラックスできそうですね。
●料理
寒い冬だからこそのキャンプ料理を楽しむことができます。
夏場では作らない鍋料理などを皆で囲めば、防寒対策にもなるのでおすすめです。
●虫がいない
キャンプの大敵である、蚊やアブといった害虫がいない点も魅力の1つです。
虫を気にすることなく、キャンプが楽しめますね。
春から秋のキャンプの持ち物!冬キャンプは防寒対策が必須!
大変寒いですが、その反面、魅力的な点もたくさんあるのが冬キャンプです。
防寒対策は必須ですが、どのようなものを持って行ったらよいのでしょうか。
まずはじめに、春から秋にかけてのキャンプに必要な持ち物を簡単にご紹介します。
必要な持ち物として、テントやタープ・テーブルとチェア・寝袋とマット・ランタン・クーラーボックスなどがあげられます。
もちろん、バーナーやコンロ・焚き火台といったものも必要ですね。
この他にも、食材や調理器具なども持っていきましょう。
このような基本的な持ち物の他に、冬キャンプでは防寒対策のためのアイテムが必要になってくるわけです。
キャンプサイトに着いてから、「寒くて動けない」「寒くて寝られない」という風にならないためにも防寒対策をしっかりと行いましょう。
キャンプブログなどでは、準備をしないで冬キャンプに臨むと「命の危険を伴う場合もある」との記載も見られます。
テントや寝袋なども冬キャンプ用ものもがあるので、そちらを使っていきましょう。
冬キャンプの持ち物!防寒対策や結露対策などがなされたテント!
冬キャンプの持ち物として、テント選びも重要です。
おすすめは、防寒対策の他に「結露対策」がされている「ダブルウォール構造」になっているテントです。
また、大型ベンチレーター(通気口)などが付いているものを選ぶことで、テント内でストーブを使用しても一酸化炭素中毒になるのを防ぎます。
おすすめをご紹介します。
【ディーオーディー:ライダーズワンタッチテント】
テントの上部に付いているロープを引っ張るだけで展開し設置することができます。
2.9キロと軽量なので携帯にも便利です。
このテントは、1人から2人用のテントです。
次にご紹介するのが、こちらです。
【テンティピ:テント オニキス 9 CP】
裾が長いため、テントの下部から空気を逃がさない作りのテントです。
テントが、「呼吸する素材」でできているため、結露も最小限に抑えられます。
このテントは換気することにより、テント内で焚き火をすることもできます。
また、テント内の一酸化炭素濃度を検出できるアイテムも販売されているので、冬キャンプに1つあるとより安心ですね。
冬キャンプの持ち物には機能的で保温性の高い寝袋を選ぼう!
キャンプの持ち物の中に、寝袋があります。
特に、冬キャンプの真夜中は大変寒く危険なので、防寒対策は完璧にしましょう。
寝袋というと、一般的に「マミータイプ」「封筒型タイプ」とありますが、おすすめなのは体をしっかりと保温するマミータイプの寝袋です。
顔以外を全て包み込んでくれるので、保温性が高いのが特徴です。
特に、ダウン素材のものを選ぶと大変暖かいので冬キャンプにおすすめです。
もう1つ、冬キャンプにおすすめの寝袋が「人型寝袋」です。
寝る時以外にも使用でき、着用したまま体を自由に動かせるのが特徴です。
手と足を寝袋から出すこともできるため、細かい作業などを行うことができます。
夜中にトイレで起きてしまっても、寝袋のまま移動できるため体が冷えません。
寝袋としてはもちろんのこと、各パーツが分離できるものを選べば、防寒ジャケット・ズボン・テントシューズとして1日中使用できます。
冬のキャンプの防寒対策に大変おすすめの袋です。
また、地面からの底冷えを防ぐために、シュラフの下には必ずマットを敷きましょう。
携帯用の湯たんぽやカイロなども持って行くと、いざという時に安心ですね。
テント内の底冷えが気になるときは、レジャーシートやアルミマットを敷いた上に、ホットカーペットを敷いて寒さ対策をする方もいるので参考にしてください。
冬キャンプの寒さ対策には衣類を万全にすることも大事!
冬キャンプの持ち物の中で、衣類も万全にしていかなくてはなりません。
前述した人型寝袋もおすすめですが、そのほかの防寒対策ができる衣類についてもご紹介します。
・防寒用インナー
・中間着
・アウター
・手袋やマフラー靴下などの小物
冬キャンプでは「重ね着が基本」です。
アクティビティなどで汗をかいた後は、体を冷やさないためにもこまめにインナーを変えましょう。
防寒インナーは、汗をよく吸い取る速乾性の高いものを選びましょう。
高性能なユニクロのヒートテックなどは、特におすすめです。
このようなインナーを重ねてきることで、保温性をより高めることができます。
滞在日数に合わせて、多めに用意しましょう。
また、中間着としておすすめなのがこちらです。
【モンベル:ジオライン EXP. ハイネックシャツ Men’s】
インナーとアウターの間に着る服が中間着です。
こちらは、極寒の地で使用することを考えて作られたもので、高い保温性と速乾性を持った中間着です。
身体を芯から暖めてくれる遠赤効果が搭載され、マイクロファイバーによって汗が冷えるのを防ぐといった機能も施されています。
また、モンベルのアウターもおすすめです。
【モンベル:バーサライトジャケット】
冬キャンプでは、悪天候に見舞われることも多いため保温性だけではなく防水性・防風性といった機能が付いているアウターを選びましょう。
こちらのジャケットは、防水透湿性を備えた極薄のシェル素材を使用しています。
ベンチレーション機能も付いているため通気性がよく、たった168グラムと軽量です。
後は、手袋・マフラー・靴下などの小物類が必要です。
キャンプブログなどで冬キャンプ用の機能的なものが紹介されているので、参考にしてください。
冬のキャンプサイトをより暖かく快適に過ごすために必要な持ち物!
冬キャンプの持ち物の中で、必需品の1つとしてストーブが挙げられます。
大変寒いキャンプサイトを温めるために必要なので、必ず持って行きましょう。
ストーブの上にやかんを置けば、お湯を沸かすこともできるのでとても便利ですね。
テント内で使用する時は、前述したような換気がしっかりできるテントを選びましょう。
続いて、防寒対策におすすめなのが「チェアカバー」です。
座るチェアが冷たいと、おしりから熱が奪われ体全体が冷えてしまいますよね。
そんなとき、チェアカバーがあると暖かく過ごすことができます。
【ロゴス:アウトドアチェア ナバホ フリースチェアカバー】
裏地はアルミ加工がなされているためしっかりと冷気を遮ってくれます。
表地はフリース素材なので、暖かく、座り心地も大変良いです。
チェアに置くだけで使用でき、丈が長いので足元を冷えから守ります。
これに合わせて、ブランケットを持って行くとさらに暖かく過ごすことができますね。
防寒対策をしっかりして冬キャンプを楽しもう!
冬キャンプの必要な持ち物について、いろいろとご紹介しました。
冬キャンプはサイトが大変寒くなるため、細かい防寒対策が必要です。
ただ、ご紹介したように冬キャンプならではの楽しみもたくさんあるので1度は挑戦してみたいですね。
この記事を参考に、防寒対策をしっかりして安全な冬キャンプを楽しんでください。