キャンプに出掛けて、忘れ物をした経験はないでしょうか?
キャンプ場は人里離れた山の中が多いため、忘れ物をしてもすぐに買うことができないケースがほとんどです。
売店のあるキャンプ場もありますが、時間になれば閉まってしまいますし、24時間営業のコンビニにようにはいきません。
子供連れのキャンプだと、いつ何が起きるかわかりませんよね。
そこで、この記事では、子供連れでキャンプに行く際の持ち物についてお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
子供連れのキャンプで忘れてはいけない持ち物とは?
キャンプは、昼と夜の寒暖差が激しいので、子供連れのキャンパーは、子供の体調管理には十分気を付けなくてはいけません。
そのため、寒さから身を守る防寒対策は、念には念を入れましょう。
夏のキャンプでも、地域によっては夜になるとフリースが必要なケースもあります。
フリースや、風よけになるジャケット、セーターなどは一枚持参すると良いでしょう。
また、子供連れのキャンプに忘れてはいけない物が、ウェットティッシュです。
子供は、上手に手を洗えない場合があります。
また、水場が近くにないケースもあるでしょう。
そういった時に、さっと手を拭くことのできるウェットティッシュがあれば役立ちます。
この他にも、忘れてはいけない持ち物は多々ありますので、以下に記します。
・敷物
・着替え用の衣類
・帽子
・日焼け止め
・タオル
・虫よけ
これらの物は子供連れのキャンプに必要な物です。
忘れないように気を付けたいところですね。
備えあれば憂いなし!意外な活躍をする持ち物も
「うちの子は普段病気をしないから大丈夫」などと、安心している人もいるかもしれませんが、キャンプは普段の生活とは違うので何が起きるかわかりません。
あっては困りますが、怪我だけでなく、体調が悪くなってしまった時、いつでも病院にかかれるように保険証を忘れないようにしましょう。
体温計や冷えピタなど、万が一に備えての救急セットも重要です。
また、ハサミやカッター、万能ナイフもあると便利です。
これらは一セットにまとめておきましょう。
それから、キャンプで大活躍するのがジップロックです。
ジップロックというと、食品の保存に使用されるイメージがあるかもしれませんが、ゴミ袋などとしても大活躍します。
ゴミ袋にするなんてもったいないと思う方もいるかもしれませんが、生ごみを捨てる際などにはとても重宝します。
なぜなら、匂いや汁をしっかりと閉じ込めてくれるからです。
スーパーの袋に生ごみを入れて、しっかりと口を縛ったとしても、中の汁などがもれて、他の荷物を汚したりしたら大惨事ですよね。
そして、子供連れのキャンプの持ち物は、何かと持ち物に小物が多くなりがちです。
ジップロックが余分にあると、ゴミだけでなく、子供の薬や小物などを小分けに入れて整理することができます。
袋が透明のため、外から見てもわかりやすく、非常に便利です。
無事に帰るまでがキャンプ!キャンプにあると安心の持ち物
もしも、子供連れのキャンプで川や海のキャンプ場に出かける場合は、身の安全を守る持ち物として、ライフジャケットの持参をおすすめします。
どんなに浅瀬の川や海でも、水遊びは大人が目を離した瞬間、事故に繋がるようなケースが多発しています。
そんな時に、ライフジャケットを着用していれば、子供の命を守ることに繋がります。
また、ぬかるみや川などで転倒したり、怪我を防ぐために、滑り止めシューズも用意すると良いでしょう。
子供は夢中になって遊びますので、怪我や事故を起こさないように先に対策をしておきましょう。
あとは、テントがあるからとタープを持参しない方もいるようですが、子供連れのキャンプならタープはあった方が良いでしょう。
子供はテントの中だけでじっとしているのは大変です。
かといって、昼間の直射日光の下というのも、熱中症の心配があります。
タープは、四方八方から風が入り日陰も作ることができるため、とても快適な空間を作り出すことができます。
そのため、是非タープの設置をおすすめします。
子供が飽きてる!?キャンプにありがちな退屈を紛らわせる持ち物
いざ子供をキャンプに連れて行っても、キャンプでの遊び方がわからないと、子供も退屈に感じてしまうかもしれません。
そんな時は、ぜひ大人から遊びに誘ってみましょう。
その際に役に立つ、子供の心をぐっと掴む遊び道具をご紹介します。
●シャボン玉
大自然の中でのシャボン玉は、それだけでとても気持ちの良い遊びです。
シャボン玉を追いかけて子供のテンションも上がるでしょう。
●水鉄砲
広いサイトを駆け回りながら水鉄砲で遊ぶのは、大人も楽しめるのではないでしょうか。
ただ、地面が濡れると滑りやすくなるので、さりげなくフォローしてあげましょう。
●虫取り籠・網
せっかく大自然に来たなら、普段は出会えない蝶々や昆虫などを探すのも面白いでしょう。
ただし、虫探しに夢中になって山の中で迷子になってしまわないように、必ず大人も同伴しましょう。
●ハンモック
普段から自宅でハンモックを使っている人もいるかもしれませんが、恐らく少数派です。
そのため、キャンプならではの体験になるでしょう。
下に落ちても痛くないように、場所をしっかりと選びましょう。
このように、子供の心を楽しませる持ち物は必ず忘れないようにしましょう。
キャンプで夜眠れない子供の不安を取り除くもの
キャンプの夜は、昼間遊び疲れてすぐに寝てしまう子もいれば、いつもと違った環境で眠れない子もいます。
特に、キャンプ場の夜は真っ暗なので怖いと思う子供もいるでしょう。
そんな時に、子供の心をリラックスさせて眠りに誘うアイテムをご紹介します。
音と光を奏でる、多機能ランタンスピーカーがあるのをご存知でしょうか。
光はLEDになっており、光を発生させる場所がボトルになっているため、そこにお好みの色のジュースを入れることで好きな色の光を楽しむことができます。
例えば、オレンジジュースを入れるとオレンジ色の光が発せられます。
また、スピーカー機能もついているので、Bluetoothを使って子供の好きな音楽を流してあげることも可能です。
このように、光と音の作用で子供の気持ちをリラックスしてあげることで、良い睡眠に導いてあげることができるでしょう。
また、子供が眠れない原因の一つとして、寝袋の下がごつごつして寝づらいという可能性があります。
その場合は、コットを使用すると良いでしょう。
コットとは、キャンプで使用する簡易ベッドのことを言います。
地面から高さがあり、背中に負担を感じることなく横になれるので、眠れない子供にはうってつけのアイテムになるでしょう。
ランタンやコットは、子供連れキャンプだけに活躍するアイテムではありません。
むしろ、一つ所有していると大人でも役に立ちます。
ぜひ、キャンプ用品の持ち物リストにコットも取り入れてみてください。
子供連れに人気のキャンプサイト!おすすめは?
持ち物の確認ができたら、子供連れキャンプに人気のサイトを確認していきましょう。
子供連れに人気のサイトというと、子供が遊べるアクティビティが揃っているキャンプサイトになります。
ここでは、都心からでも行きやすいキャンプサイトをいくつかご紹介します。
●軽井沢オートキャンプ場クリオフィールド
住所:群馬県吾妻郡長野原町応桑1984-160
軽井沢高原に位置しており、アスレチック遊具が豊富で、クライミングも楽しめます。
●大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ
住所:茨城県久慈郡大子町矢田15-1
山の斜面を生かし、アスレチックが楽しめます。
全面芝生のキャンプサイトは子供が転倒しても危なくないため、小さな子供の連れキャンパーに人気です。
●清水公園キャンプ場
住所:千葉県野田市清水906
桜の名所である清水公園と、広大な森林の中のアスレチックに隣接し、子供から大人まで一日楽しめると人気スポットです。
このような、子供連れキャンプに適したキャンプサイトを利用すると、子供から大人までみんなで楽しむことができるでしょう。
持ち物は万全の体制で!子供連れキャンプを楽しもう
子供連れキャンプは、食事や遊び、睡眠まで、何かと子供のことで気にかける部分が多くなります。
大人にとっては少々大変に感じる面もあるかもしれませんが、その分、子供がキャンプで喜ぶ姿は何にも代えがたい嬉しさがありますね。
子供にとっても一生の思い出として忘れられないものになるでしょう。
キャンプで家族の絆をより深めて、素敵な時間を過ごしてください。