さまざまなアウトドアブランドから、キャンプを楽しむためのアイテムが数多く発売されています。
しかし、中には自作で必要な道具を揃えているという方たちもいます。
普段DIYをしない方でも、既製品にはない自分好みのキャンプギアを自作できたら嬉しいですよね。
この記事では、自作キャンプ用品を愛するキャンパーたちのブログから、DIYの初心者でも楽しめる、キャンプを充実させる便利な自作アイテムの作り方をご紹介します。
できる限り予算をかけないでキャンプを楽しみたいという方も必見です。
キャンプ用品を自作するのってコストはどう?
キャンプ用品を揃えていくと、いつの間にか予想以上にコストがかかっていたということもあるでしょう。
キャンプ用品の魅力は奥深く、知れば知るほどその実用的な仕様に心を奪われ、気づくとかなりのお金をかけてしまっているというのは、ブログなどでも目にします。
もちろん、既製品は使い勝手も良く、また安心して使えますが、もし自分で作れるのであればその方がコスパは良くできます。
それには、100均で材料を揃えることから始めてみてください。
自作アイテムを生み出しているキャンパーのブログを参考にすると、まるで100均で揃えたとは思えないようなクオリティの高い道具が自作で作られています。
100均であれば、多少失敗しても懐に優しく、それほど気にしなくて済みますよね。
子供と一緒に楽しみながら、失敗を恐れずに挑戦できそうです。
では、100均で道具を揃えた自作アイテムにはどのようなものがあるのかみていきましょう。
DIY初心者におすすめ!ブログから学ぶ100均の材料で自作キャンプギア
まずは、ブログでも好評の100均の材料で自作できるアイテムを作ってみましょう。
●折り畳み式サイドテーブル
<材料>
・パイプチェア(折り畳みの小さな椅子)
・木製まな板(パイプチェアの大きさに合わせたもの)
・ワイヤーネット吊り下げフック
・接着剤
~作り方~
①椅子の座る部分の布を切り離して、パイプだけの状態にする
②パイプの継ぎ目を外して、フックを通す
③まな板にもフックを取り付ける
④まな板とパイプのフックを接続させて完成
折り畳みなので、持ち運びにも便利で助かりますね。
●おしゃれランプ
<材料>
・メイソンジャー
・曇りガラス仕上げスプレー
・キャンドルランプ
~作り方~
①メイソンジャーに曇りガラス仕上げスプレーをかけて風合いをだす
②メイソンジャーの中にキャンドルランプを入れる
灯りは、キャンプの雰囲気作りにも役立ちます。
また、SNSを利用している方にもこのようなおしゃれなメイソンジャーを使ったランプはおすすめです。
SNS映えを狙いたい時にも良いですね。
●デイジーチェーン
<材料>
・カバンベルト
・両面ハトメ
・穴あけポンチ
・打撃型両面ハトメ工具セット
・ハンマー
・ライター
~作り方~
①2本のカバンベルトを組み合わせ、イメージしやすいようにクリップでまず留めながら、ものをひっかける際の半円の輪っかを作ります。
②クリップを止めた場所に印をつけて、その箇所目がけて穴あけポンチをセットし、ハンマーで叩きます。
③2本のベルトの空いた穴を合わせたところに、ハトメ工具の下皿座の上にハトメを合わせたものを装着し、さらに、裏側からハトメの上皿座で蓋をし、打ち棒を立てた上からハンマーで叩きます。
④すべての穴に③の作業を施して完成です。
テント内をすっきりさせるためにも必需品であるデイジーチェーンは、カップやタオルなどを吊るすのに最適です。
これら全てが、100均で手に入る材料で作れるのはとてもありがたいですね。
そして、何より簡単なのでちょっとした時間に作ることができます。
現地でみんなで作るというのも楽しいでしょう。
憧れのストーブも100均!ブログから学ぶ自作キャンプギア
キャンプといえば、朝晩の冷え込みに暖をとるのも、ならではの醍醐味ですね。
火は人の心を癒す効果もあり、キャンプ用品では焚火台やストーブにも人気が集中し、さまざまな種類が出回っています。
そこでぜひ、キャンプに持参したい非常に便利なミニストーブも100均の材料で自作してみましょう。
<材料>
・キッチンゴミ受け
・流し台排水溝ゴミ受け
・スチール針金
~作り方~
①キッチンゴミ受けの取っ手を外します。
②スチール針金をペンに巻き付けてクルクルとさせ、ゴミ受けにすっぽりと入るサイズで輪っかを作ります。
同じものを3個ほど作り、ゴミ受けの中にセットします。
これがヒートアタッチメントの役割をします。
③流し台排水溝ゴミ受けで②の蓋をします。
④一斗缶のような風よけになるスチールやルミ製の箱の中に、空き缶をカットしたものを入れその中にアルコールを投入し点火します。
⑤一斗缶の上に網を載せ、その上に先ほど作ったストーブを乗せます。
これで、ストーブの完成です。
ブログなどで紹介されているこのような簡易的なストーブですが、100均で揃えた材料で作ったとは思えない出来上がりです。
このように、予算をかけなくても、便利なキャンプギアを自作することは可能ですので、まだDIYに馴染みのない方は、まずはこのように簡単に作れるものから試してみるのも良いかもしれませんね。
これは便利!自作で着火剤!非常用にも
キャンプに外せないのがバーベキューです。
その際はもちろん火を使うわけですが、なかなか薪が燃えずに苦労することはないでしょうか?
そんな時に一役買うのが、自作の着火剤です。
これは、非常用にも役立つということで、緊急時の役立つ情報として警視庁警備部火災対策課でも作り方を発信しています。
作り方はとても簡単です。
5、6枚ほどの新聞紙を準備したら、それを小さくちぎり、水を入れたバケツの中に浸します。
その水に溶いた新聞紙を手で絞りながら、棒に巻き付けて団子状のようにします。
棒をぬくと、真ん中に穴の開いた楕円状の塊になるので、そのまま3日間ほど乾燥させます。
こうすることで、中心に穴もあることから、空気の通りが良いため火が燃えやすく、固めてあることで着火時間も長くなります。
これは、新聞紙と水だけで出来るという、まさにコストのかからない自作アイテムです。
多くのキャンパーのブログでも、この着火剤を使用したことで、バーベキューがスムーズにはかどったという喜びの声がみられます。
非常用にも役立つので、ぜひストックしておくと良いでしょう。
材料は現地調達?!枝を探してアイテムを自作
さらなる自作の上級者になると、現地で材料を探し、コスト0でキャンプギアを自作するという強者もいます。
ブログを参考にご紹介します。
例えば、山に入ると、枝がたくさん落ちていますよね。
その中から、できるだけまっすぐで太く、しっかりした枝を三本選びます。
背丈は160センチ位あると作りやすいでしょう。
その3本の枝の頂点から少し下のあたりをまとめて紐でしっかりと結び、足元は三脚のように開いた状態で固定します。
紐で固定したところから、下にまた別の紐を垂らすことによって、トライポットが完成します。
紐の先端にはカラビナを付ければ、そこにやかんや鍋を吊るすことができます。
下で炊き火をすれば、食事作りに大活躍なうえ、暖をとることもでき雰囲気も抜群です。
このように、ロープワークを学んでおくことによって、材料0円でも簡易的に道具を作りあげることができます。
自作キャンプギアの魅力は低コストだけではない?!ブログから検証!
もちろん、100均のようなショップで手に入る材料も魅力的ですが、自作を楽しむキャンパーのブログを確認すると、火を使う時のアイテム「焚火台」や「燻製機」などが人気を博していることがわかります。
これらも低コストで作ることが可能ですが、大きいサイズともなるとなかなか100均で材料を揃えるというわけにもいかなくなります。
100均で揃う材料に関して言えることは、大きさに限度があるということです。
もう少ししっかりとした本格的なものを自作するようになると、材料にもこだわり、出来栄えもさらに進化してきます。
つまり、より高い安定性や安全を求めるのであれば、それなりのコストをかけて自作するというのも一つの考え方です。
それでも、既製品を購入するよりはコストを抑えることができるので、DIYに慣れてきたら、完成度の高い自作を楽しむキャンパーのブログを参考にしてみると良いでしょう。
自作したキャンプギアは、長い年月が経過しても愛着とともに、特別な存在となってきます。
また、SNSを通して多くのファンから支持され、注文を依頼されている自作キャンパーもいます。
実用性を兼ね揃えたキャンプギアの自作は奥深く、自分のアイディア次第で様々なアイテムを生み出せることが、多くの人たちがキャンプギア作りを楽しむ理由の一つでもあるのでしょう。
イメージを膨らませて様々な自作キャンプギアに挑戦してみよう
自作のキャンプギアは、アイディア次第で、自分で改良していけるのも楽しいですね。
自作の趣味のキャンプギア作りがきっかけで、日常生活の不便さを少しでも使い勝手の良いものに変える本格的なDIYが趣味となる方も多いようです。
キャンプギアを自作することで、日々の生活まで潤うのは嬉しいことですね。
ぜひ、いろいろなアイテムに挑戦してみてください。