キャンプに行こうと思い立った時に、まず何から用意したら良いかわからない方も多いことでしょう。
また、用意すること自体が面倒に感じ、なかなかキャンプデビューできていないという方もいるのではないでしょうか。
しかし、昨今のキャンプ道具はキャンプをより楽しむための魅力的なアイテムが多数揃っているため、選ぶ楽しさもあり、それらを見ていくとキャンプデビューへの気持ちを高めることにもなるでしょう。
今回は、中でもおすすめなキャンプ道具について幅広くご紹介していきましょう。
キャンプへ行くためのマストアイテム!テントもいろいろ
初めに揃えてほしいのは、キャンプで生活するための居住アイテム、調理道具、寝具です。
これだけは、キャンプに行くなら最低限揃えるべきマストアイテムになります。
まずは、テントからご紹介します。
テントは、天候に左右されやすいキャンプでの生活を支える重要なアイテムです。
テントの大きさや仕様は、メーカーによってかなり変わります。
実用性重視のものから、デザイン性に富んだもの、ソロテントやファミリーテント、山岳テントといったように、テントにもさまざまな種類がありますので、自分がどのようなキャンプをしたいか考えた上で購入することをおすすめします。
キャンプ場まで車で乗り入れて、大勢で楽しむキャンプであれば、収容人数が多く広いテントをおすすめします。
テント自体の重量はそれなりにありますが、車で運ぶことができるので問題ないでしょう。
アウトドアメーカーで馴染みのあるブランド、コールマンやスノーピークから販売されている大型テントは、天井が高く、大人の男性でも室内を楽に移動できるほどの高さがあり、パーティールームとしても利用できるほどの広さがあり人気です。
また、北欧生まれのおしゃれなワンポールテント「NORDISK」も、デザイン性に富み人気があります。
しかし、キャンプ場がしばらく林道を歩くような山深い場所だったり、本格的な登山を目指しているキャンプであれば、背負って持ち運ぶことを考慮し、軽量化を考え設計された山岳テントをおすすめします。
このように、テントには用途に合わせてさまざまなタイプがあるので、どんなキャンプを楽しみたいか考えた上で購入するのが賢明です。
この他、居住アイテムとしては、テーブルとイスとランタンは必需品になりますので、忘れないようにしましょう。
おすすめしたい!キャンプで美味しいご飯の時間を手助けする道具
キャンプといえば、最も楽しみであることの一つに、食事が挙げられるでしょう。
「キャンプの思い出はご飯の時間にかかっている!」といっても過言ではない位、多くの人が楽しみにしている時間です。
そのキャンプのご飯を美味しく仕上げるための調理道具をご紹介します。
まずは、失敗のない定番のバーベキューです。
これに必要なのは、バーベキューコンロですね。
バーべキューコンロも、ファミリー向けから、少人数向けのものまであります。
当然ですが、バーべキューコンロには炭も欠かせませんのでセットで準備しましょう。
また、少し野外料理に自信があるという方には、バーナーをおすすめします。
バーナーは、自宅のガスコンロと変わらず、ガスにより点火するので、鍋やフライパンを持参してアウトドア料理に挑戦できます。
ファミリー向けのタイプは、ツーバーナーになっているので、一度に二品調理をすることが可能です。
少人数であれば、コンパクトで軽量な登山や釣り用で使用するタイプのバーナーでも対応できます。
あとは、調理道具として、スキレットやダッチオーブンを用意すると、あらゆる料理に対応できます。
焼き物から煮込み料理、デザート作りでも、この二つがあれば時短で美味しく作ることができます。
さらに、スキレットやダッチオーブンは、調理したままテーブルに並べられるので器の役割も果たし一石二鳥です。
食事の際に使用する、器などのカラトリーも忘れないようにしましょう。
キャンプで快適に睡眠がとれる道具を教えて!
日帰りキャンプも人気がありますが、キャンプに出掛けたなら、キャンプの夜を楽しむのもおすすめです。
キャンプ場の夜は、美しい星空観察の楽しみがあります。
また、テントで寝るというも非日常を味わえて思い出深いものになるでしょう。
そこで、キャンプの夜に欠かせない道具をご紹介します。
まずは、必需品の寝袋です。
寝袋も、シーズンや用途に合わせて、さまざまなタイプがあります。
どれを選んだら良いか迷ってしまい、買わずに自宅にある布団を持参してしまう人もいるようですが、キャンプ場の朝は結露がひどく、湿気も多いため、布団を持参すると水分を含み湿っぽくなってしまいます。
その点、寝袋は、湿気を発散させ、保温効果にも優れており、汚れても洗濯機で洗えるタイプのものまであります。
もし、背中のゴツゴツが気になるようであれば、マットを準備していくことで、さらに快適な睡眠をとることができるでしょう。
また、テントの床にインナーマットを敷くことで、さらに地面の凹凸や冷気を防げるので、取り入れてみるのもおすすめです。
キャンプでSNS映えを演出したい!おすすめアイテムとは?
話題のSNS映えを狙うのであれば、焚火セットを用意するのがおすすめです。
山の中は、夏場でも朝夕はひんやりとするので、暖をとるにも最適です。
焚火台も、ファミリー向けから少人数のものまで、ラインナップが豊富です。
焚火台に焼き網を使用すれば、バーベキューコンロとしても使えます。
また、ヘビーロストルを使用すると、ダッチオーブンとしても使えます。
もし、子ども連れで火が心配であれば、焚火台を囲む囲炉裏テーブルもあるので、そういったものを活用するの良いでしょう。
焚火は、キャンプの夜が盛り上がるだけでなく、人の心に癒しをもたらす効果があると言われています。
キャンプに来たからこそ楽しめる焚火で、日常の疲れから解放されてみましょう。
他には、SNS映えする道具として、テーブルに敷くクロスで食卓をおしゃれに見せるのも良いでしょう。
例えば、カラトリーが紙皿でも、印象的な柄物や色のクロスを敷くことで、見た目がおしゃれになります。
汚れやすいクロスですが、百均ショップでもおしゃれなクロスが手に入ります。
百均ならば、汚れても使い捨て感覚で楽しめます。
あとは、テントにガーランドを飾るのもおすすめです。
ガーランドも百均に様々な種類のものが販売されています。
キャンプで子どもが喜ぶ!遊び道具のおすすめ
子ども連れでキャンプを楽しむ際には、子どもの心を掴む遊び道具を持参したいものですよね。
そこでおすすめアイテムご紹介します。
山や森に来たからには、虫かごや虫取り網を用意してみましょう。
普段では見ることのできない昆虫や蝶々に出会えると、子どもはとても夢中になって追いかけるでしょう。
なかなか都会では、経験することのない時間を過ごすことができます。
その際は、虫よけスプレーで子どもも自身も肌を守るようにしましょう。
他には、フリスビーやバトミントンも親子で楽しめる遊び道具になります。
また、木に引っかけて設置するだけの手軽に楽しめるハンモックもあります。
夜になったら、望遠鏡で星空観察というのも良いですね。
子どもにとって、自然の中で体験することは、日常では味わえないかけがえのない楽しい時間でしょう。
ぜひ、いつもとちょっと違った遊びを提供してあげましょう。
あると便利!おすすめのキャンプ道具
必ず準備する必要はないけれど、あったら助かるという道具をご紹介します。
キャンプでは、後片付けは避けて通れません。
その際によくある困ったことが、テントやタープが収納袋に入らないというトラブルです。
水分を含んだりすると、なかなかコンパクトに収まらず苦労することがあります。
そんな時、「コンプレッションテープ」があると、とても助かります。
丸めたテントにギュッと巻き付けて締めるだけで、収納袋に入れやすくなります。
また、コンロに火をつける際に、時短となる「チャコールスターター」もおすすめです。
炭は、保存状態などによっては湿気を含んでいたりなど、いざキャンプで使おうとしてもなかなか着火しないということもあります。
チャコールスターターを使えば、そのような炭の状態に左右されることなく簡単に着火ができるしょう。
他には、散らかりやすいキャンプサイトをきれいに保つための「コンテナボックス」もあると役立ちます。
コンテナボックスに収納しておくことで、あらゆる道具を湿気から守ることもできます。
また、小さな物では、軍手や万能ナイフ、ジップロックのような口がしっかりと密封する袋は持って行くと便利です。
キャンプ用品を揃えて楽しいアウトドアライフを送ろう
シーン別に、キャンプに必要な道具をご紹介しました。
キャンプ用品は、最初は金額がかかりますが、長く使い続けられるので金額以上の楽しみを味わうことができます。
最初にマストアイテムを揃えさえすれば、あとは少しずつ買い足すことが可能です。
自分好みのスタイルを見つけながら、楽しいキャンプライフに役立ててください。