オートバイで旅をする為のキャンプ道具とリストをご紹介!

最終更新日:2019/04/25

オートバイに乗って素敵な湖畔や眺望の良いキャンプ場で過ごす旅は、格別なものがあります。

しかし、オートバイでキャンプをしながら旅を続けるとなると、様々な問題が生じます。

積載量の問題から、キャンプ道具を選ばなければならないし、連泊の場合は設営・撤収の予定も組み込まなければなりません。

そこで、今回はコンパクトで快適に過ごせるキャンプ道具をリストアップしていきます。

キャンプ道具の必需品リストにテントを加えよう!

キャンプで夜を過ごすためのキャンプ道具として、テントは欠かせません。

キャンプで使用するテントといえば、ドーム式テントが一般的です。

しかし、ドーム式テントは設営・撤収に、時間がかかるうえに、重量がかさみ、大きくなりがちです。

車で移動するキャンプでしたら問題ありませんが、オートバイでのキャンプはよりコンパクトに荷物を収めなければなりません。

また、雨天ともなれば、テントの撤収作業は時間もかかり、予定も調整し直さなければなりません。

「濡れたテントをどうするのか」という課題も残ります。

そこで、おすすめのテントとして、mont-bellの「モノポールシェルター」をご紹介します。

モノポールシェルターとはポール一本で立てる構造をしていて、綺麗に設営するためにはコツが必要ですが、設営自体は短時間で済みます。

撤収作業も、ポールを縮め、ペグを抜き、シェルターを畳んで完了です。

雨天でシェルターが濡れても、その夜の使用時に、ドームテントで生じる煩わしさがありません。

それは、アウターだけだから、です。

さらに、モノポールシェルターはフロアレスのため、出入りの際に靴を脱いだり履いたりせずに済みます。

雨天時の調理を、シェルター内で行うことも可能です。

軽くて小さく設営・撤収作業のしやすいテントをリストに加えてみてはいかがでしょうか。

キャンプの旅では睡眠が大切!睡眠に必要な道具をリストアップ!

オートバイの旅において、快適に睡眠をとることは何よりも大切です。

眠気を帯びたままオートバイを運転してしまっては思わぬ事故に繋がりかねません。

そこで、キャンプ道具の寝具のひとつに、「マット」があります。

マットがあれば、直接地面に寝袋を敷かなくて済みます。

しかし、テント内で快適な睡眠をとるためには「コット」の使用をおすすめします。

コットとは、折りたたみが可能な簡易的なベッドのことです。

基本的には4本の脚がついていて、本体は地面からは離れているため、暑い季節には涼しく、寒い季節には底冷え防止が可能です。

また、前項でご紹介したフロアレスのシェルターはフロア部分となる布がないため、雨が降り出したら床である地面が水に浸ってしまいます。

しかし、コットを使用すれば脚が付いているため、多少の雨でしたら問題なく睡眠をとることができます。

マットよりは重量がかさみますが、脚の素材に鉄を使わず、プラスチックの輪にしたタイプも販売されています。

キャンプ道具の寝具として、コットを必需品リストに加えてみてはいかがでしょうか。

キャンプの旅で快適に睡眠をとるためには寝袋よりもインナーシーツがおすすめ?

オートバイの旅は厳冬期に行うことは少ないため、真夏ならば、寝袋は必要でないケースもあります。

しかし、自然の中で過ごすため、油断は禁物です。

寒さ対策のための道具はリストアップしておかなければなりません。

そこで、おすすめのアイテムは「インナーシーツ」です。

インナーシーツとは、綿をベースに作られた、袋状のシーツです。

寝袋よりも費用が抑えられ、折りたためばとてもコンパクトになるため荷物がかさむ心配もありません。

もし、寝袋をキャンプ道具に加える場合も、インナーシーツを寝袋の中にセットするだけで暖かさと快適さが格段に向上します。

また、インナーシーツがあれば寝袋を汚さずに済み、洗濯も簡単です。

キャンプの就寝時には「寝袋が必要!」と思っていた方は、ぜひインナーシーツの使用も検討してみてはいかがでしょうか。

キャンプ道具の必需品!2本のナイフをリストアップ!

キャンプでは、調理時や暖をとるために「火」を使うシーンがあります。

オートバイでの旅ではできるだけ荷物を少なくさせる必要があるため、キャンプ場などに落ちている木を

着火材とします。

しかし、大きな木材をそのまま使うわけにはいきません。

また、火を起こしやすくするために、木材の先端を削いで開いた花のようにする必要もあります。

そこで、活躍するのは「切る」道具です。

ここでは、リストアップして欲しい2本のナイフをご紹介します。

1本目は、刃の長さが10cm以上のナイフです。

可能であればフルタングナイフがおすすめです。

フルタングナイフは、先端から取っ手の終わりまで、全てが一本の鋼材から作られている頑丈なナイフです。

フルタングナイフのように頑丈なナイフでしたら薪を叩いて割ることも可能です。

おすすめする2本目のナイフは、刃の長さが8cm程度のナイフです。

こちらは調理時に役立つサイズで、包丁代わりとして使えます。

刃の厚みも薄い方が扱いやすいです。

刃の先端は、反り返った形よりも、下に向かって落ちる形状が使いやすいです。

ご紹介した2本のナイフで、全ての「切る」作業をまかなえるわけではありませんが、用途に応じて「サイズ」と「形状」を考慮したナイフをリストアップしてみてください。

なお、折りたたみ式よりも、鞘に入ったシースーナイフのほうが壊れにくく、頑丈で扱いやすいでしょう。

キャンプで快適に過ごそう!おすすめの道具をリストアップ!

積載量を優先するオートバイでのキャンプですが、連泊する場合は快適性を求めることは大切なことです。

快適に過ごすためにも、まずは「椅子」と「テーブル」は必要です。

折りたためて軽量でコンパクトなテーブルは、食事時のみならず調理の際にも必要です。

そして、体力を消耗させないためにも椅子が必要です。

良い椅子の条件は次の4点です。

1、ゆったりと座れる

2、お尻の収まりが良い

3、体が痛くならない

4、椅子を作る骨組みが体に当たらない

アウトドアに使用する椅子は、座ったままうたた寝ができる程度の快適性が必要です。

次に、キャンプで快適に過ごすためには「ランタン」も用意したいところです。

ランタンも各種あり、ガス式、電池式、充電式、ソーラー式等、様々なものが販売されています。

こちらは積載量と予算の都合で購入を検討してみましょう。

しかし、ランタンでなくとも、懐中電灯として使える「ライト」は、身の安全を守るためにも必需品リストに必ず入れましょう。

キャンプ場の夜は、思う以上に暗闇となるものです。

最後に、「紐」はキャンプの色々なシーンで役に立ちます。

洗濯したタオルなどを干したり、ランタンや懐中電灯をひっかけたりすることもできます。

ポケットにも入れられるほどのコンパクトなアイテムなので、ぜひキャンプ道具の一つとして忍ばせておきましょう。

オートバイのキャンプ旅に必要な小道具のリスト

ここまで、必要不可欠なキャンプ道具をリストアップしてきました。

ほかにも荷物として持っていくべきアイテムとして挙げるとするならば、「着替え」「洗面用具」「タオル類」「雨具類」でしょう。

キャンプをしながらのオートバイの旅では、1泊の場合も連泊の場合も荷物の量にそれほど差はありません。

「必要不可欠なキャンプ道具」で荷物の大半を占めてしまいます。

そのため、泊数に応じた着替えや日用品が増えます。

普段使用している洗面用具やタオル類でもよいですが、できるだけコンパクトに収められるように、液体物を小分けにできるような容器を使うなど、工夫しましょう。

タオル類も、厚みのあるものでなく、薄く吸水性のあるものがおすすめです。

着替えも、泊数分用意するのではなく、できれば連日着ても問題のない服を着るとよいでしょう。

しかし、急な温度変化にも対応できるような服を用意しておきましょう。

雨具としての機能を持つウェアを羽織るのもおすすめです。

オートバイの旅は便利な道具とともに快適に過ごそう!

オートバイの旅は、通常のキャンプよりも荷物の積載量を考慮しなければなりません。

そのためには、必要不可欠な道具をリストアップし、そこからサイズ感や使用感を考えていく必要があります。

また、道具を用意するだけでなく、雨天時などの急なトラブルを回避、対応できることも大切です。

オートバイの旅を快適に過ごすためにも、まずは持っていく道具をリストアップしてみましょう。

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