スノーピークのローチェア30をご紹介!OEM商品の評価は?

最終更新日:2019/05/18

洗練されたデザインと機能性で日本国内だけでなく海外でも注目を集めているスノーピーク。

スノーピークは新潟県に本社があるアウトドア総合メーカーです。

沢山あるスノーピークのアイテムの中でも、特に人気のあるアウトドアチェア「ローチェア30」の魅力をレポートします。

また、スノーピークのローチェア30にはOEM商品が存在します。

OEM商品とスノーピーク商品のスペックの違いや、それぞれのレビューをチェックしましょう。

OEMって何のこと?OEMについて分かりやすく解説

OEM商品とはどのようなもののことかご存知でしょうか。

まず、「OEM」とは何か簡単にご説明します。

OEMとは、オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング(original equipment manufacturing)の略です。

直訳すると、自社の製品を製造する会社という意味です。

しかし、日本語では自社ではなく「他社製品を製造すること、またその企業」として説明されています。

OEMには、どちらの企業にとってもメリットがあります。

OEMを委託する企業のメリットは、研究や開発、製造のために人を雇わずに済むことです。

OEMを請け負う企業のメリットは、宣伝費を使わなくても安定販売先が確保できることです。

デメリットは技術流出や利益率の低下などがありますが、それを上回るメリットがあり、幅広い業界でOEMが行われています。

スノーピークのローチェア30のケースで言うと、中国にあるアウトドアメーカーのCHANODUG社がスノーピークのローチェア30をベースに「LOW CHAIR 30」を製造しています。

よってスノーピークの「ローチェア30」とCHANODUGの「LOW CHAIR 30」はほとんど同じ製造方法です。

唯一違う点は、「背もたれの角度」と「背もたれのブランドロゴの有無」です。

スノーピークの人気商品「ローチェア30」はどんな椅子?

次に、OEM商品との比較の前に、スノーピークのローチェア30がどのような椅子なのかをご紹介します。

スノーピークのローチェア30は座面の高さが地上から30cmに設定されています。

ローチェア30という名前も座面の高さによるものです。

ソファーに座っているような座り心地でゆったりと座れるロースタイルのチェアです。

一度座ると立ち上がりたくなくなるほどリラックス感が味わえ、座った時の安定感は抜群です。

アームレストには竹集成材が使われ、見た目も美しく心地よい座り心地をサポートしています。

前足の接着部のパーツには、柔らかい地面にも潜り込まないように安定感を生むパーツが使用されています。

重量は3.6kgと軽量タイプのチェアと比べると重いですが、その重量によって安定感のある座り心地を実現しています。

使用する時は地面に押し広げるだけで簡単に設置でき、撤収も中央に畳むだけなので簡単です。

部品を組み立てたり取り付ける必要がなく、ワンタッチでセットできるので手軽に使用できます。

畳んだ状態はコンパクトで専用のケースも付属しており、持ち運びにも保管にも便利です。

専用ケース肩紐が付いており、女性でも肩にかけて簡単に持ち運びできます。

座面のシートはポリエルテルですが、帆布のような質感で見た目にもおしゃれです。

【スノーピーク:ローチェア30】

定価:16,000円(税別)

色はブラウンとカーキの2色展開で、限定色も販売されることがあります。

スノーピークのローチェア30のOEM商品の特徴は?

スノーピークのローチェア30のOEM商品は中国のCHANODUG社が「LOW CHAIR 30」という商品として販売しています。

スノーピークのローチェア30とOEM商品は見た目はほとんど同じです。

しかし、価格はCHANODUG社製の方がはるかに安いことが特徴です。

【CHANODUG:LOW CHAIR 30】

参考価格:8,800円(税込)

では、実際のスペックを見てみましょう。

座面は地上高30cmでスノーピークのローチェア30と同じです。

アームレストには竹の集成材が使用されており、こちらもスノーピークのローチェア30と同じです。

また、スノーピークのローチェア30と同様、中央収束で畳んだ状態もコンパクトです。

OEM製品にも収納袋が付属しており、持ち運びも便利です。

色はブラック、クリーム、茶色の3色展開です。

違いがあるのは背もたれの角度です。

スノーピークのローチェア30よりも角度がありますが、使用には問題ありません。

背もたれ部分には「CHANODUG」と書かれた黄色いロゴが入っています。

スノーピークの「ローチェア30」のレビューをチェックしよう!

それでは実際に使用している方のレビューからスノーピークのローチェア30の良い点、いまいちな点をチェックしてみましょう。

・座面がぴんと張っていて体重をしっかり支えてくれる感じがする
・生地がしっかりしていてひじ掛けの素材もいい
・付属のバックに入れると持ち運びが便利
・値段は高めだが買って損はない
・少し重くて畳んでも大きいが、その分安定感もあり頑丈で壊れにくい
・地面からの高さが適度に低く立ち上がるのに苦にならない絶妙な高さ

レビューでは良い点として、「座り心地」「頑丈」という声が多数あります。

いまいちな面のレビューとしては、「値段が高い」「重たい」との声もあります。

しかし、使用感での満足度は高いようです。

価格やサイズが気にならない方は、ぜひ購入を検討してみましょう。

次項では、OEM商品のレビューを見ていきましょう。

ローチェア30のOEM商品「LOW CHAIR 30」のレビューは?

ローチェア30のOEM商品「LOW CHAIR 30」のレビューから良い点、いまいちな点をチェックしていきましょう。

ただし、スノーピークのローチェア30と比べるとCHANODUG社の「LOW CHAIR 30」のレビュー数のほうが少ないです。

購入した方のレビューで多くみられるのは、価格を重視した意見です。

・価格も安く商品としては満足
・スノーピークのローチェア30とよく似たデザインで座り心地も遜色なし
・ブランドにこだわりが無ければスノーピークとほとんど大差はない
・座面や背もたれの縫い目が少し粗め
・コスパに優れていて買って損はない
・座り心地は安定していて疲れず満足度が高い
・脚にかぶせてある保護シールが剥がしにくい

など、様々な意見があります。

ブランドにこだわらなければ、OEM商品である「LOW CHAIR 30」の購入を検討してみるのもよいかもしれません。

アウトドアだけじゃない?スノーピークのローチェア30の使用シーン

見た目もお洒落で座り心地のよいスノーピークのローチェア30はどのようなシーンで使用できるのでしょうか。

まずは「キャンプ」での使用です。

重心が低く安定感のあるつくりをしているので、キャンプで椅子に座ってゆっくりと過ごすのもよいでしょう。

また、ローチェア30は高さ40cmほどのテーブルとの相性がよいです。

座りながらテーブルも使用すれば、書きものなどの作業も進められますし、食事をとることもできますね。

焚火やローテーブルを囲んで仲間や家族との団欒の時間をリラックスして過ごすことができます。

ソロキャンプでも、昼寝や読書など、のんびり過ごす時間にはピッタリのチェアです。

また、座り心地のよいスノーピークのローチェア30は「室内」での使用もおすすめです。

そのスタイリッシュなデザインからどんな空間にもマッチしてくれます。

家具とも合わせやすく、室内に置いても違和感がありません。

ソファー代わりに使用したり、ダイニングチェアとしても使用できます。

また、ベランダで使用するのもおすすめです。

もし使用中に天気が悪くなってしまっても、ワンタッチで開閉できるので、すぐに片付けることができます。

もちろん、OEM商品の「LOW CHAIR 30」もスノーピークのローチェア30と同様に、キャンプや室内での使用におすすめです。

ブランドにこだわらなければOEM商品でも充分価値のある製品!

スノーピークのローチェア30とCHANODUG社製「LOW CHAIR 30」についてご紹介してきました。

価格、品質ともにほとんど差のない両者ですが、使用者のレビューを確認すると多少の違いがあるようです。

スノーピークというブランドにこだわらなければCHANODUG社製の「LOW CHAIR 30」でもよいのかもしれませんが、価格、品質等を考慮して購入することをおすすめします。

座り心地抜群のローチェア30の購入して快適なキャンプライフを送りましょう。

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