バーベキューのメインは肉ですが、せっかくの炭火ですから、野菜もたくさんいただきましょう。
しかし、ただ野菜を焼くだけではインパクトに欠けるので、串を使って焼いてみましょう。
そうすることで、よりバーベキューらしさを感じられます。
また、串は野菜だけでなく、メインの肉やデザートなどバーベキューでは幅広く使うことができます。
では、バーベキューの串焼きについてご紹介します。
バーベキューの野菜は串焼きにするのがおすすめ
炭火で焼く肉は、焼きあがれば、瞬く間になくなるくらいバーベキューでは人気があります。
一方、網の上で焼かれても、なかなか進まず網の端に寄せられていることもある野菜ですが、その野菜は「串焼き」にしてみましょう。
串焼きにすることで、インパクトがあり、バーベキューらしさを感じられます。
特にお子様の場合は、そのままの野菜はあまり興味がわかなくても、串焼きにすることで食べてくれる場合もあるかもしれません。
せっかくのバーベキューですから、炭火の香ばしさを肉だけでなく野菜でも楽しみましょう。
季節の野菜や、彩りで見た目からも食欲をそそるような串焼きに挑戦してみませんか。
もちろん、野菜だけでなく、肉や変わり種の具材を刺して串焼きを楽しむこともできます。
しかし、串焼きはバーベキュー初心者にはむずかしいといわれています。
そこで次項では、串焼きに関するポイントをご紹介していきます。
ポイントをおさえて串焼きを失敗しないようにしましょう。
串焼きのポイント!バーベキュー初心者でも大丈夫!
ここでは串焼きのポイントについて詳しくご紹介します。
串焼きは、初心者には向かないといわれるくらいむずかしいのですが、ポイントさえおさえれば大幅な失敗はすることなく楽しめます。
ポイントは大きく5つあります。
①具材は1種類がおすすめ
串焼きを彩りばかりを考えて、カラフルになるよう具材を選ぶと、火の通りがばらばらになっていまいます。
そのことから、具材は1種類を串に刺すのがおすすめです。
そうすることで、火の通りが一緒なので、焼きあがりにムラができにくくなります。
バーベキューに慣れてきたら、火の通りが同じになるような具材を組み合わせて挑戦してみましょう。
②具材の大きさはそろえよう
具材の大きさがばらばらだと、たとえ具材が1種類であっても、焼き上がりにムラができてしまいます。
やはり肉や野菜でも、1つの串に刺す際の具材の大きさはそろえましょう。
そうすることで、焼けていない部分、焼け過ぎてしまった部分と入り混じった仕上がりになることを防ぐことができます。
串焼きのポイント!野菜は乾燥しないようにしよう
前項に引き続き、串焼きのポイントを見ていきましょう。
③オリーブオイルを活用しよう
串焼きに意外と思う方も多いかもしれませんが、串焼きの具材にオリーブオイルを塗ることでふっくらしあげることができます。
特に切り口から水分が飛んでしまう野菜は、表面にオリーブオイルを塗ると串焼きでも乾燥せず、おいしくいただくことができます。
④バーベキューコンロに合わせた串の長さにしよう
串の持ち手がコンロに当たると、熱くなったり焦げてしまったりします。
バーベキューコンロの大きさに対し、適度な串の長さを選ぶようにしましょう。
⑤串の素材は用途に合わせて選ぼう
串の種類は竹串とステンレス製の串の2種類がおすすめです。
なかでも、簡単な料理につかうのであれば竹串、幅広くさまざまな料理につかうのであればステンレス製の串がいいでしょう。
このように、5つのポイントをおさえると、大幅な失敗をすることなく、バーベキューでの串焼きをたのしむことができます。
では、次項から串焼きにおすすめの具材をご紹介していきます。
串焼きにおすすめの肉とは?
ここでは、肉の串焼きにおすすめの具材をご紹介します。
●牛肉
串焼きにおすすめの牛肉は、サイコロステーキ用として一口サイズにカットされているものがいいでしょう。
成型肉ではなく、肩ロース・サーロイン・モモがおすすめです。
●豚肉
串焼きにおすすめの豚肉は、ポークソテーやとんかつ用として売られている肩ロースがおすすめです。
脂身と赤身のバランスがバーベキューに合います。
●鶏肉
串焼きにおすすめの鶏肉は、唐揚げ用として一口大にカットされているモモ肉がいいでしょう。
鶏肉は炭火との相性がとてもいいので、大人もお子様にも人気があります。
●羊肉
串焼きで変わった具材としておすすめなのは羊肉、ラムの肩ロースです。
串でジンギスカンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
このように串焼きでおすすめの肉は数種類ありますが、さすがに肉だけでは飽きてしまいますね。
次項では串焼きにおすすめの野菜をご紹介します。
串焼きにおすすめの野菜とは?
串焼きにおすすめの肉はご紹介しましたが、肉だけでは飽きてしまうので野菜も一緒にいただきましょう。
バーベキューの彩りにもなる野菜は、串焼きがおすすめです。
野菜をバーベキューでいただく場合、丸焼きがおすすめですが、丸焼きだと少し食べにくく抵抗を感じてしまう方も少なくないでしょう。
そこで、一口サイズにカットされた野菜や、丸焼きでも一口サイズの野菜の串焼きであれば、手に取りやすく、一口ずつ気軽に食べられます。
なお、先程お伝えしました通り、串焼きの野菜は、表面にオリーブオイルを塗ってから焼くようにしましょう。
●串焼きにおすすめの野菜
・アスパラガス
・ズッキーニ
・タマネギ
・パプリカ
・ピーマン
・シイタケ
・マッシュルーム
・小茄子
・ミニトマト
串焼きに向く野菜として、型崩れしにくく、串に刺さるものがいいでしょう。
一方、串焼きに向かない野菜もあります。
●串焼きに向かない野菜
・ヤングコーン
・ゴボウ
やわらかい具材や刺しにくい具材は串焼きには向きません。
串はバーベキューで肉や野菜を焼くためだけではない?!
串焼きは、肉や野菜だけではなく、さまざまな具材を刺して楽しむことができます。
変わり種具材はこちらになります。
・うずらのたまご(茹でたもの)
・ミートボール
・ハッシュポテト
・マシュマロ
以上の具材は、特にお子様に喜ばれますから、用意しておくことをおすすめします。
なかでも「マシュマロ」は、バーベキューのデザートとなる、お楽しみ具材です。
軽くあぶるだけで、変わった食感を楽しめるのでバーベキューでは欠かせないデザートとなりつつあります。
次に、串は串焼きだけではなく刺してディップするといった楽しみ方をご紹介します。
・チーズフォンデュ
・チョコレートフォンデュ
溶かしたチーズや、チョコとレートを用意して、お好みの具材を串の先に刺し、ディップしていただきます。
バーベキューで使う串は、串焼きだけの使い道ではなく、刺してディップするといった使い道もあります。
さらに竹串などは、ジャガイモや焼きリンゴのような食材を炭火で丸焼きした際、火が内部まで通っているか確認するために、刺して火の通り具合をみることができます。
せっかくのバーベキューですから、いろいろな楽しみ方をしましょう。
バーベキューはさまざまな具材で串焼きを楽しもう!
よりバーベキューの雰囲気を楽しむなら、串焼きがおすすめです。
ご紹介した5つのポイントをおさえることで、初心者でも大きな失敗をすることなくおいしく串焼きをいただくことができます。
また、串は肉や野菜をはじめ、変わり種の具材を刺して串焼きするだけでなく、チーズフォンデュやチョコレートフォンデュといった食材を刺して使う方法もあります。
ぜひ、バーベキューの際は「串焼き」を取り入れてみてくださいね。