おすすめのハイキングコースマップをご紹介!関東編

最終更新日:2019/11/25

関東地方には多くのハイキングコースがあります。

どのハイキングコースも自然が豊かであったり、様々な動植物と触れ合えたりといった魅力があります。

しかし、どのハイキングコースにどのような見どころがあるのか、具体的に把握していない方も多いのではないでしょうか。

今回は、そういった方のために、関東でも特に人気がある6つのハイキングコースのコースマップをご紹介いたします。

関東地方でハイキングをする際には是非参考にしてください。

関東最古の勅願所として有名な鋸山のハイキングコースマップ!

鋸山は関東最古の勅願所として有名な日本寺がある山です。

その敷地面積は約10万坪にも及びます。

ここではそんな鋸山のハイキングコースマップをご紹介いたします。

●表参道エリア

鋸山を登り始めて最初のエリアが、表参道エリアというエリアです。

ここには日本寺の入り口でもある仁王門や、十一面千手観音像が祀られている観音堂があります。

●中腹エリア

表参道エリアを越えると次のエリアは中腹エリアというエリアに入ります。

ここには国指定の重要文化財である、日本寺鐘や源頼朝が手植えしたといわれる、蘇鉄などがあります。

●大仏広場

大仏広場には薬師瑠璃光如来という世界平和、万世太平を祈願して造られた大仏や、小さい地蔵に囲まれたお願い地蔵尊があります。

●羅漢エリア

大仏広場から階段を上ると、羅漢エリアというエリアに入ります。

羅漢エリアは聖徳大使像やあせかき不動、百躰観音などといった見どころが非常に多いエリアです。

●山頂エリア

鋸山の山頂である山頂エリアには、切り立った断崖の地獄のぞきや石切り場、百尺観音など鋸山を代表するスポットがあります。

のんびりと歩ける関東のハイキングコース!奥武蔵自然歩道のコースマップ

奥武蔵自然歩道は、埼玉県飯能市にある関東の人気ハイキングコースで、全長が約11kmあります。

道は整備されており歩きやすいため、お子さんやお年寄りの方でも、ハイキングを楽しむことができます。

ここでは、そんな奥武蔵自然歩道のコースマップをご紹介いたします。

●展覧山

奥武蔵自然歩道は展覧山という標高197mの低い山からスタートします。

低い山であるにもかかわらず山頂からの景色は良く、奥武蔵の山々を望むことができます。

●ほほえみの丘

奥武蔵自然歩道をしばらく歩くと、ほほえみの丘という開けた丘につきます。

広場のようになっているため、休憩してお弁当などを食べることができます。

●冨士見峠

天候が良い日には富士山が見られることから冨士見峠といわれています。

景色が良く休憩するためのベンチなども設置してあります。

●高麗峠

標高177mの峠です。

比較的緩やかな傾斜が続いているため、体力に自信がない方でも簡単に歩けます。

●巾着田曼殊沙華公園

高麗峠を下ると巾着田曼殊沙華公園に入ります。

この公園は彼岸花の群生地として有名で、秋になると彼岸花が鮮やかに咲き誇ります。

●日和田山

標高305mの低い山です。

山頂の少し手前にある金刀比羅神社からの眺望がよく、巾着田を一望することができます。

歴史を堪能できる人気ハイキングコース!高崎自然歩道のコースマップ

群馬県高崎市にある高崎自然歩道は、全長約22kmもある長めのハイキングコースです。

そのため、見どころもたくさんあり、関東でも人気があるハイキングコースといえます。

ここでは、そんな高崎自然歩道のコースマップをご紹介いたします。

●山名八幡宮

高崎自然歩道は山名八幡宮という神社から始まります。

安全と子授けにご利益があるとされています。

●観音山ファミリーパーク

観音山ファミリーパークはバーベキュー場やスポーツが楽しめる広場など、家族で楽しめる公園です。

滑り台や幼児向けの自転車コースなどもあります。

●白衣大観音

観音山の山頂にある観音像で、高さが約42mあります。

高崎のシンボルとしても有名で、2000年に国の登録有形文化財に指定されました。

●少林山達磨寺

少林山にある達磨寺は福ダルマ発祥の地として有名です。

境内には大量のダルマが置かれている上、ダルマの絵付け体験もできるスポットです。

幅広く楽しめる関東のハイキングコース!高尾山のコースマップ

関東地方の代表的なハイキングコースでもある高尾山は、世界一登山客が多い山としても有名です。

ハイキングコースは主に6コースあり、初心者から中級者の方まで幅広く楽しむことができます。

ここでは、そんな高尾山のコースマップをご紹介いたします。

●1号路

高尾山のメインともいえるコースで、山頂の手前を除いてコースが舗装されているため、非常に歩きやすいハイキングコースです。

ケーブルカーやリフトも運用されているため、体力に自信がない方でも安心してハイキングを楽しめます。

●2号路

高尾山の中腹にある、猿園を周るコースです。

2つのルートに分かれており、それぞれ違う種類の植物が生息しています。

●3号路

冬でも葉を落とさない常緑樹が生い茂るコースで、「静かな道をゆっくりと歩きたい」という方におすすめのコースです。

道幅が狭くなっていますが、難所が少なく比較的歩きやすいコースです。

●4号路

高尾山に唯一存在する吊り橋を渡るコースで、利用する方も比較的多いコースです。

途中でいろはの森コースと合流するため、間違えて下山してしまわないように注意する必要があります。

●5号路

山頂のすぐ近くを周回するコースです。

高尾山にある様々なコースとつながっており、山頂に行く前に少し歩きたいという方にはおすすめです。

距離も短く歩きやすいため、散歩気分で歩くことができます。

●6号路

高尾山のハイキングコースの中でも難易度が高めのコースです。

ほとんど舗装されていない道が続き、全体的に狭めで足元が悪くなっています。

しかし、最も自然と触れ合うことができるコースでもあり、沢の中を歩いていく水のコースと呼ばれる箇所は高い人気を誇ります。

豊富な高山植物が楽しめるハイキングコース!戦場ヶ原のコースマップ

栃木県日光市にある戦場ヶ原は標高約1400mの高原で関東地方で高原ハイキングを楽しめるコースでもあります。

ハイキングコースも整備されており、緩やかな下り坂が多いため、体力に自信がない方でも気軽にハイキングが楽しめます。

様々なハイキングコースがあるのですが、ここでは赤沼自然情報センターをスタートして湯ノ湖へと至るコースマップをご紹介いたします。

●赤沼自然情報センター

赤沼自然情報センターでは、戦場ヶ原にあるハイキングコースの見どころなどの情報や生息している動植物について学ぶことができます。

これから戦場ヶ原でハイキングをするという方にはおすすめのスポットです。

●湯川

湯川は戦場ヶ原の西側を回り込むように流れる川で、小さい川ですが水が綺麗で、様々な魚が生息しています。

そのため、多くの方が釣りに訪れるスポットです。

●戦場ヶ原

様々な高山植物を観察することができる戦場ヶ原の周りには、歩きやすい木道が整備されています。

そのため、体力に自信がない方でも気軽に、ハイキングを楽しむことができます。

動物や鳥が多く生息している場所としても有名です。

●泉門池

戦場ヶ原の北側にある小さな池で透明度が非常に高く、のんびりと休憩ができる癒しのスポットです。

池には鴨などの野鳥が飛来してくるため、バードウォッチングも楽しめます。

●湯滝

高さ約70mの豪快な滝です。

滝つぼ付近には観瀑台が設置してあり、滝つぼの間近で滝を観察することができます。

美しい富士山が見られる関東のハイキングコース!大野山のコースマップ

大野山は神奈川県足柄上郡山北町にある標高723mの山で、関東地方の冨士見百景にも指定されている山です。

山頂には景色を遮るような木々が無いため、素晴らしい景色を楽しむことができます。

ここでは、そんな大野山の谷峨駅をスタートとするハイキングコースマップをご紹介いたします。

●嵐橋

嵐橋は比較的安定した吊り橋で、揺れが少なく安心して歩くことができます。

高さも比較的高くないため、高所恐怖症の方でも安心です。

しかし、橋の入り口には同時に渡れるのは十人、という看板が立っています。

十人以上で渡っても橋が落ちることはありませんが、不安な方は気をつけましょう。

●頼朝桜

大野山の登山口までに頼朝桜と呼ばれる桜の木があります。

かつて、源頼朝がこの地に桜を植えたということから、頼朝桜と呼ばれています。

しかし、実際にこの地に頼朝が訪れたという記録はないそうです。

●木彫り動物

頼朝桜辺りから、チェーンソーアートである木彫り動物が置かれています。

遠目から見ると本物の動物だと見間違えてしまうほど、精巧な造りです。

●山頂

山頂は開けており、美しい富士山や相模湾を一望することができます。

休憩スペースもあり、食事をすることもできます。

関東のハイキングコースには魅力がたくさん!

関東地方にある6つの人気ハイキングコースのマップについてご紹介いたしました。

歴史あるハイキングコースから自然が豊かなハイキングコースまで、関東地方には様々なハイキングコースがあります。

また、こちらでご紹介したハイキングコース以外にも、魅力的なハイキングコースは数多くあります。

初心者の方から中級者の方まで幅広く、楽しむことができるハイキングコースも豊富なので、関東地方でのハイキングを是非楽しんでください。

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