【使って納得】クーラーボックススタンドを使うメリットと選び方

最終更新日:2024/03/04

【使って納得】クーラーボックススタンドを使うメリットと選び方

キャンプ道具に欠かせないクーラーボックス。
地面に直接置いたり、汚れないようレジャーシートの上に置いたり、テーブルの上に置いたりと置き方はそれぞれだと思いますが、ここでぜひおすすめしたいのが「クーラーボックススタンド」。
意外と知られていないアイテムですが、一度使うとその良さががきっと実感できるはず。
今回は、クーラーボックススタンドを使う3つのメリットや選び方の他、「買う必要ないのでは?」という方へ向けて代用になるもの、自作方法についてご紹介します。
最後におすすめ商品もご紹介していますので、最後までぜひご覧ください。

クーラーボックススタンドを使う3つのメリット

クーラーボックススタンドとはクーラーボックス専用の台のこと。
あまり知られていないアイテムですが、クーラーボックスの機能を存分に発揮できる優秀アイテムです。
では、クーラーボックススタンドを活用することでどんなメリットがあるのでしょうか。

地面からの熱の影響を受けにくいため保冷力がアップする

みなさんはクーラーボックスを普段どこに置いていますか?
地面にそのまま置いているという方も多いのではないでしょうか。

特に夏場は地面からの熱が強いので、クーラーボックスを直に置くと地面からの熱の影響を受けやすくなり保冷力・保冷時間が落ちる原因になってしまいます。
食材を痛めてしまう原因にもなるので、保冷力を損なわないためにも、特に夏場はクーラーボックススタンドを使って地面から離すことをおすすめします。

出し入れしやすくなる

クーラーボックスを地面に置くと、出し入れするたびにかがまなくてはならず腰に負担をかけてしまいます。
ドリンクをサッと取り出すくらいなら気にならないかもしれませんが、調理をする際などは頻繁にクーラーボックスを開け締めしなくてはならないので腰にも負担をかけますし面倒です。
そうした負担や面倒もクーラーボックススタンドを使えば解消されます。

汚れず撤収が楽になる

キャンプ中天候が悪化し雨が降るのはよくあること。
雨で地面がグチャグチャになるので、クーラーボックスを直置きしている場合はすぐに避難させる必要がありますが、置き場所がなければそのまま放置してしまう可能性もあります。
そのような状態でクーラーボックスを置いたままにすると泥であっという間に汚れてしまいますし、撤収時には大きなクーラーボックスを拭かなくてはならず大変面倒です。
それもクーラーボックススタンドがあれば泥はねの心配もなく、移動&撤収も楽になります。

クーラーボックススタンドの多くは軽量でコンパクトなタイプが多いので、車のちょっとした隙間に置ける面でも購入して損はないでしょう。

クーラーボックススタンドを選ぶポイント

各アウトドアメーカーでは様々な種類のクーラーボックススタンドが販売されています。
そこで、クーラーボックススタンドを選ぶポイントについてご紹介します。

高さで選ぶ

1つは高さ。
商品によって高さ17cm程度の低いものから50cm近い高さのあるものまで高さも色々あるので、使いやすい高さを選ぶことが大切。

ただ、スタンドの高さだけを重視するのではなく、クーラーボックスの高さも考慮して選ぶ必要があります。
クーラーボックスの高さとスタンドの高さを合計した高さが実際に使用する高さになることを覚えておきましょう。

素材で選ぶ

クーラーボックススタンドに使われている素材には使われることの多いアルミの他、木製、カチオンメッキなどがあります。
軽量・持ち運びやすさを重視したいならアルミ製、おしゃれで見た目重視なら木製、サビが気になるなら塗料が落ちにくいカチオンメッキなど、素材がもつ特徴から選ぶのも考え方の1つです。
ただ木製はアルミ製よりも重量があり、劣化しやすいので手入れが必要なことが難点と言われていますが、木の風合いがキャンプサイトにマッチしますし、クーラーボックススタンド自体そこまで大きなものではないので、デザインや好み重視で木製を選んでもいいでしょう。

クーラーボックススタンドはいらないという方に-代用に使えるもの

いくら便利だと聞いても「クーラーボックススタンドはいらない」「本当に必要?」と思われる方も多いでしょう。
ただクーラーボックスは直置きしない方が保冷力アップするのは確かなので、クーラーボックススタンドはいらないという方はこれからご紹介するもので代用してみてはいかがでしょうか。

踏み台で代用

ニトリやホームセンターには大小様々の踏み台があります。
どれも安価で購入しやすく、折り畳めるタイプが多いので、クーラーボックススタンドの代用として最も使えるでしょう。

100均のミニアウトドア用チェアで代用

100均で販売しているミニサイズのアウトドア用チェアは、価格・耐荷重共にクリアするクーラーボックススタンドとして活用できるアイテムです。
アウトドア用チェア1つでは安定性に欠けるので、クーラーボックスのサイズに合わせて2~3つ並べて使うといいでしょう。

【簡単DIY】クーラーボックススタンドの作り方

踏み台やアウトドア用チェアはクーラーボックススタンドの代用になりますが、それらを組み合わせることでクーラーボックススタンドを自作することができます。
100均アイテムを中心に既製品を組み合わせるだけなので誰でも簡単に作れ、材料費もかからないのでDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。

100均のミニアウトドア用チェアと滑り止めマットを使ったクーラーボックススタンド

座面の布をはさみで切って取り外し、クーラーボックスを乗せた時にズレないよう、スタンドの上枠に適度な長さに切った滑り止めマット4枚を巻き付け、紐などで固定すれば完成です。ホームセンターなどで販売しているテーブルスタンドでも活用できます。

100均のミニアウトドア用チェアとウッドデッキパネルを使ったクーラーボックススタンド

先程と同じく座面の布をはさみで切って取り外します。
次にウッドデッキパネルを用意し、裏面にウッドデッキパネルのサイズに合わせた板を乗せ木工用ボンドで貼り付け補強します。
ウッドデッキパネル裏の板が乾いたらワイヤー用フックをビス固定して完成です。
ミニアウトドア用チェアの脚とウッドデッキパネルは使う時にセットする形なので、100均にあるゴムバンドで2つをまとめておけばコンパクトになり持ち運びも便利です。

おすすめクーラーボックススタンド6選

アウトドアメーカーから様々なタイプのクーラーボックススタンドが販売されています。
そこでおすすめのクーラーボックススタンドを厳選してご紹介します。

キャプテンスタッグ アルミクーラースタンド UE-51

アルミ製の軽量で飽きのこないシンプルな形。
スタンド幅は2段階に調節できるので、大型のクーラーボックスにも合わせることができます。
収納時はスリムな棒状になるので持ち運びに便利。
キャリーバッグ付きです。
【重量】3kg

コールマン クーラースタンド 170-5862

アルミ製のコンパクトで安定性抜群の折りたたみ式クーラー用スタンド。
幅約30~60cmの間で3段階の調整ができるのが魅力。
2段階で折り畳めるので収納もコンパクトです。
【重量】2.0kg

ロゴス フラットクーラースタンド

アルミ製の折りたたみ式クーラー用スタンド。
高さ調節ができませんが薄く、重量1kgと非常に軽いので車の隙間にフィットし邪魔になりません。
【重量】1.0kg

ユニフレーム フィールドラック

サビに強く、塗料が落ちにくいカチオンメッキ素材。
脚高のある棚がキャンプ用品を雨水や泥汚れから守り、別売りの天板を追加することで、簡単にテーブルとしても活用できます。
【重量】1.7kg

ハイランダー ウッドクーラースタンド

木の風合いがナチュラル雰囲気のクーラーボックススタンド。収納時は棒状になるので収納もコンパクト。
高さ・使い勝手・おしゃれの三拍子が揃った商品です。
【重量】2.5kg

オンウェー スタンド OW-435-BLK

シンプルで頑丈な三段階スタンド。
コンパクトに折りたためます。
軽量で持ち運びやすい、ブラックカラーがかっこいい商品です。
【重量】2.3kg

最後に

キャンプ道具の中でもあまり注目されないクーラーボックススタンドですが、クーラーボックススタンドを一度使えば手放せなくなるほど、クーラーボックスの機能を最大限に活かしてくれる優れたアイテムです。
ぜひこれを機会に次のキャンプ場へ、クーラーボックスと一緒に活用してみてください。

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