OD缶をおしゃれにするカバーの魅力と毛糸を使った簡単自作方法

最終更新日:2022/02/24

od缶 カバー 自作

寒い季節のキャンプに、OD缶カバーを活用しているキャンパーが増えているようです。
たくさんあるOD缶カバーですが、なかには自作する方もいらっしゃいます。

この記事では、おしゃれなだけではないOD缶カバーの魅力やメリットを説明した上で、毛糸を使った編まないOD缶カバーの自作方法もご紹介します。簡単ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

OD缶カバーとは

OD缶につけるカバーのことです。
OD缶とは「Outdoor缶」の略で、寒さに強いプロパンなどでできているため、寒冷な環境でも安定した火力を維持することができるアウトドア専用の燃料です。
直径があり長さが短い無骨な印象のOD缶が、カバーをつけるだけで存在感を増しドレスアップできるので、おしゃれなキャンパーがよく利用しています。
おしゃれなだけではないOD缶カバーの魅力とメリットについて、次にご紹介します。

OD缶カバーを使う魅力とメリット

  • OD缶がドレスアップできる
  • OD缶の冷たさをカバーできる
  • OD缶を傷や衝撃から守ることができる
  • 自分好みにカスタムできる

OD缶にプリントされているロゴや、缶のカラーがキャンプサイトと合わないと感じでも、好みのカバーをつけることで自分のサイトに馴染ませることができます。

また、寒冷地で野外に置いたままのOD缶の表面は、とても冷たくなっています。カバーをつけることで、触っても冷たくないというメリットがありますよ。
ただし、カバー自体にはOD缶を保温する機能はありません。

缶に印刷されているロゴやカラーは当然自分では書き換えたりできませんが、好みのカバーをつけることで簡単に雰囲気を変えることができます。
キャンパーのこだわりを表現できるOD缶カバーで、素朴なOD缶の見た目の印象をランクアップすることも可能です。
写真映えするカバーなら、SNSなどで発信すると話題になるかもしれません。

OD缶をおしゃれにするカバーの3つの素材

たくさん種類があるOD缶カバーですが、素材により雰囲気や特徴が異なるのをご存じでしょうか。
OD缶カバーには、主に次のような3種類の素材があります。

  • レザー(革)
  • 毛糸

OD缶カバー3のつの素材の特徴とおすすめアイテム

OD缶カバーには、レザー・布・毛糸の3種類がありました。
ここからはそれぞれの特徴を、おすすめアイテムと合わせてご紹介します。

レザーカバーの特徴

高級感があるレザーカバーは、使っていくうちに手に馴染み、味が出て来ることが特徴です。
厚みがあるので、缶にも傷がつきにくいでしょう。

レザーカバーのおすすめアイテム:ハイランダーレザーカバー

OD缶にフィットしやすい、先端を絞ることができる100%レザー素材の革製カバーです。
ハイランダーのブランドロゴがカバーにプリントされており、ランタンなどの足元が一気にクールになるでしょう。

布製カバーの特徴

デニムやコットン帆布など種類が豊富なので、気に入った風合いのものを見つけやすいでしょう。

布製カバーのおすすめアイテムその1:SotoLaboガスカートリッジカバーデニムⅡ

厳選された国産のセルヴィッチデニムを採用し、ステッチ使いとロゴが印象的なデザインのカバーです。
手持ちのランタンやバーナーがかぶせるだけで、とてもおしゃれな雰囲気になりますよ。

布製カバーのおすすめアイテムその2:SotoLaboガスカートリッジウェア

豊富なカラーの中からお気に入りのものを選びたい方へおすすめなのが、ソトラボのガスカートリッジウェアです。
先にご紹介したデニムⅡと同様、ステッチとロゴがかわいいデザインです。
コットン帆布製で破れにくく丈夫な上に、オレンジ・黒・シルバー・赤・ブラウン・青・カーキの中から好きなカラーを選ぶことができます。

毛糸カバーの特徴

色や風合いが豊富で入手しやすい毛糸は、手軽に缶ODカバーの自作を楽しむことができる素材です。
あたたかみのある見た目も魅力でしょう。

毛糸カバーのおすすめアイテム:チャムス ガス缶ニットカバー

ネパールニットを使用し、すべて手編みで作られたチャムスのガス缶カバーです。
黒を基調としたベースに、赤地に白抜きの「CHUMS」のロゴが人目を引きます。
キャンプギアをチャムスで統一している方なら、ぜひ活用したいですね。

編まない巻くだけOD缶カバーを毛糸で自作する方法

100均のクラフトバンドやペーパーバンドでOD缶カバーを自作する方法もありますが、こちらはバンドを細かく切り裂いたり編んだりと、シンプルな手順ではありますが、少々手間がかかかるようです。

ここでは、手間いらずで簡単に作ることができる、100均などの毛糸を使ったOD缶カバーの自作方法をご紹介します。

毛糸とはいえ、こちらは型紙も不要なら編む行程も不要。
お好きな色の毛糸と木工用ボンドがあれば、非常に簡単に作ることができるので、忙しい方にもおすすめです。

用意するもの

  • 好きな色の毛糸
  • 木工用ボンド…缶の表面にくまなく塗れるくらいの量
  • 水     …木工用ボンドと同量
  • 水を入れる小さめの容器
  • 割り箸や竹串など、水とボンド混ぜるもの
  • 小さめのハケ
  • 新聞紙など、下に敷くもの

作り方

  1. 空(から)のOD缶にラップを巻く
  2. ラップの形を整えて缶に蓋をする
  3. セロテープなどで表面をとめて土台とする
  4. 容器に木工用ボンドと水を1:1の割合で入れ、よく混ぜる
  5. ④をハケで土台に塗っていく
  6. ボンド液を塗り終わったら、上から下へ缶の側面に毛糸をぐるぐると巻き付けていく
  7. 巻き終わったら、ドライヤーで乾かす
  8. 一日ほど置いて、完全に乾いたら缶から外して完成

同様の方法で、麻紐でも巻くだけOD缶カバーを作ることができます。
ボンド液が垂れるのでテーブルなどを汚さないためにも、下に新聞紙などを敷いて作業をすると良いでしょう。

カバー選びに迷ったら

たくさんあるOD缶カバーですが、選ぶのに迷ったらご自身のキャンプサイトによく合いそうな素材のものを選ぶと良いでしょう。
雰囲気が統一されると、より一層おしゃれなキャンプサイトになりますよ。
毛糸なら色合いも豊富ですし好みのものも見つかりますので、ご紹介した簡単な編まないカバーを自作してみるのも、ぜひおすすめです。

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