スカルパの登山靴を長く使おう!素材別お手入れ方法のご紹介

スカルパは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、世界的な評価を得ている靴メーカーです。

登山靴をはじめ、さまざまなアウトドアに適した靴を多く生みだしており、その品質の高さから多くの登山家やクライマーに選ばれています。

スカルパの靴は天然革で作られたものがあり、お手入れによっては長く使い続けることができるのも魅力です。

スカルパの靴は素材によってお手入れの方法が違いますので、お手入れの方法を学んで長く使っていきましょう。

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イタリアの登山靴メーカー『スカルパ』

スカルパとは、イタリア語で「靴」という意味をあらわします。

スカルパ社はその名の通り、靴を作っているイタリアの会社です。

1938年、イタリア北部のアゾロ村という場所で靴専門の製造会社として始まりました。

アゾロ地方は皮革加工が伝統工芸であり、職人が多く集まっていたのです。

美しいデザインと高品質な登山靴が評価されるようになり、現在では登山靴だけでなくトレッキング、クライミング、アプローチなど、山に関係するさまざまな靴を製造しています。

革でできた靴は頑丈で、しかも経年やお手入れとともに愛着も生まれてきます。

お手入れによって長持ちし、しかも修理して使い続けられるということもスカルパは重視しています。

そのため、コストや効率を優先させない工程から靴が生みだされているのです。

その品質は高く、80年以上世界中で愛されている理由でもあります。

高品質なスカルパの登山靴はお手入れで長持ち

スカルパの登山靴の特徴は、まず美しくて頑丈であることです。

デザイン性の高さはイタリアならではですね。

アッパーデザインは、オールドスタイルから斬新なスタイルまで、現代の様々なスタイルに適応しています。

また、使用している素材もレザー、化学合成素材、撥水スエード、ナイロンなどさまざまで、シーンやスタイルによって使い分けることもできます。

そして注目すべき点は、その頑丈さです。

登山では、岩場や岩石がごろごろしているような荒れた道を行かなければなりません。

アッパーが丈夫であることは大前提ですが、撥水機能も大切です。

スカルパはどれも評価が高く、特にレザーの登山靴はスカルパもこだわりを持っています。

レザーの品質管理は徹底されており、破損しにくく履くほどに足に馴染みレザーの風合いが増していきます。

お手入れをしてソールを交換すれば、何年も使い続けられる品質なのです。

そのため、長年にわたって愛用しているという人も多くいます。

スカルパはフィット感が抜群!実際に履いてみよう

スカルパの登山靴は、フィット感にも優れています。

幅が狭いと感じる人もいますが、それは足全体を包み込むような構造になっているからです。

これがホールド感につながり、足への衝撃や疲れを和らげてくれます。

スカルパの登山靴はクッション性も優れているため、疲れにくい造りになっています。

スカルパに限らず、登山靴のサイズ選びはとても大切です。

適度な締め付け、指先の空間などは試し履きをしてみないとわからないことです。

また、履く靴下によっても変わります。

もし店舗で試し履きをするのであれば、実際に登山に使っている厚手の靴下を持っていって、それを履いて試し履きしましょう。

フィッティングができる店員さんがいる店舗で購入すると良いですよ。

購入するときにお手入れの方法も一緒に聞いておくことをおすすめします。

スカルパの天然革のお手入れ方法

スカルパの登山靴にはさまざまな素材のものがありますが、特にレザー製の登山靴に関してスカルパは高品質な皮革にこだわっています。

レザーの登山靴はお手入れや保管方法が面倒だと思われるかもしれませんが、年月が経つごとに美しく滑らかに光る姿は、やはり憧れです。

お手入れによって、長期間使い続けることも可能ですので、ぜひお手入れの方法を覚えておきましょう。

スカルパの天然皮革は、靴によっていくつかの種類が使い分けられています。

★リバースド・アンフィビオ

アンフィビオレザーを裏返して、サンドペーパーをかけたものです。

3mm以上の厚みがあり、重登山靴に使用されます。

【お手入れ】

スエードブラシで泥などの汚れを落とし、毛並みを揃えます。

保革作用のある撥水スプレーで仕上げます。

★ワッサー

厚み3mm以上の銀付き革が使用されています。

「銀」とは、革の表面を意味し、銀付き革は皮の表面を活かして仕上げた革のことです。

本来の革が持つ味わいがあり、耐久性に優れているため重登山靴に使われます。

【お手入れ】

泥などの汚れを拭き取り、「HS12クリーム」で仕上げます。

そして、ときどき保革クリームで栄養を補給してください。

★シェルパ

厚み2.7~2.9mmの銀付き革です。

軽登山靴やトレッキングシューズに使われています。

お手入れはワッサーと同様です。

★ヌバック

シェルパレザーの銀面をバフィングして起毛させたレザーです。

お手入れはリバースド・アンフィビオと同様です。

★クロスタ

クロスタは高品位スエードです。

通常のスエードより毛足の長い起毛が特徴で、ブーツの補強などに使われます。

お手入れはリバースド・アンフィビオと同様です。

ナイロンや人工皮革が使われている登山靴のお手入れ

先ほどは天然革が使われているスカルパ登山靴のお手入れについてお話ししました。

スカルパでは、天然革だけでなく、ナイロンや人工皮革が使われている登山靴もありますので、そちらのお手入れについてもご紹介します。

ナイロンや人工皮革は、保革の必要がないため、天然革ほどお手入れに神経質になる必要はありません。

通常の使用であれば、ブラッシングして汚れを落とし、撥水スプレーで仕上げるだけです。

汚れがひどいときはナイロンブーツ用の洗剤を使って水洗いし、しっかりと陰干しします。

注意点としては、ブラッシングが面倒だからといって、撥水スプレーだけかけるのはNGです。

汚れが付いていると、撥水スプレーの効果が薄れてしまいます。

ブラッシングと撥水スプレーはセットで考えてくださいね。

また、使用する前にもブラッシングして撥水スプレーをかけておくと汚れが付きにくくなりますので、おすすめです。

登山靴を保管するときは湿気に注意

お手入れが済んだら、次に使うときが来るまで保管することになりますが、保管の仕方も登山靴にとっては大切です。

スカルパの靴に限らず、登山靴を保管するときに気を付けるポイントがありますのでご紹介します。

登山のあと、車に乗せたままにしていませんか。

車に乗せっぱなしは絶対にNGです。

また、買ったときの箱に入れっぱなしも通気性が悪いためNGです。

通気性の悪い、湿気や熱気がこもる場所は靴にとって最悪の環境です。

湿気や熱気は、カビの発生やポリウレタン劣化などを引き起こします。

カビは、一度生えてしまうと取り除くのが難しいため、臭いなどを引き起こして靴を劣化させてしまいます。

通気性の良い場所に保管するのがベストです。

もし、靴箱に保管するのであれば、定期的に戸を開け放って換気し、湿気を取り除きましょう。

そして、登山の予定がなくてもときどき靴を使ってあげてください。

ちょっとしたお散歩のときでもかまいません。

ときどき使ってあげることによって、靴の変形が防げますし、足にも馴染んできますよ。

お手入れするごとに輝きが増す

使い込まれた天然革の登山靴は、特別な一足です。

一生モノといっても良いかもしれません。

磨くごとに輝きが増すため、お手入れも楽しいものです。

しっかりお手入れをしていれば、登山靴の故障などにもすぐに気づけるため、登山中にソールが剥がれるなどの事故も起こりにくくなります。

ぜひ、スカルパの登山靴をしっかりお手入れして、あなたの愛用品にしてください。