使いやすいキャンプ用鉄板5選!ソロ用・ファミリー用に分けてご紹介

鉄板といえば、焼きそば用のイメージが思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、いまや鉄板はキャンプ用としても人気のアイテム。しかし、一口に鉄板と言っても種類や素材はさまざまです。この記事では、キャンプ用鉄板について解説した上で、シーン別に使いやすい人気の鉄板や、手入れ方法などをご紹介します。

キャンプ用鉄板の選び方は?

キャンプ用品として鉄板があると、キャンプらしい雰囲気も高まる上に、バーベキューや焚き火飯などはもちろん、さまざまなアウトドア料理の幅が広がります。
キャンプ好きなら1枚は手元に置きたいキャンプ用鉄板は、用途や好み、レシピに合わせ、素材や形、種類などで選ぶと良いでしょう。

鉄板の種類で選ぶ

鉄板にはさまざまな種類があり、大きく3つに分けられます。
以下に、キャンプ用鉄板の種類についてご紹介します。

平型タイプ

鉄板の定番の種類とも言っても良い、シンプルな平らな鉄板です。
平らなため食材が鉄板から落ちやすい形状ですが、フチや溝がないので使用後の手入れが簡単で使いやすいタイプになります。少しでも傾くと、焼いているものが落ちてしまうことがあるので注意しましょう。

深型タイプ

深さがある鉄板なので、食材が落ちにくく、たくさんの食材を使う調理に向いています。
こぼれにくいため、汁気を多く含んだ料理にもおすすめのタイプです。
洗うのが平型よりも少々面倒ですが、深型タイプの鉄板があると、アウトドアシーンでもレパートリーが広がるでしょう。

波型タイプ

鉄板の表面が波状にデコボコしているため、おいしそうな焼き色をしっかりつけることができます。脂が溝に落ちる形状のため、肉料理などにもおすすめです。

鉄板の素材で選ぶ

鉄板に使われる材料には、大きく分けて3つの素材があります。
以下に、キャンプ用鉄板の素材についてご紹介します。

鉄製

キャンプ用鉄板に用いられる、一般的な素材です。
焚き火など直火にかけることができ、すぐに温まり、熱も冷めにくいという特徴があります。食材をおいしく焼くことができますが、重量があります。

アルミ合金製

火の通りが早くスピーディーに調理ができますが、蓄熱性が弱いため焼きむらができやすい特徴があります。
アルミ素材は大変軽量なため、持ち運びに便利な鉄板です。

ステンレス製

鉄やアルミよりも火の通りが遅く、温まるのに時間がかかります。しかしながら大変丈夫で、錆や傷に強くメンテナンスも簡単です。

鉄板の形状で選ぶ

鉄板には、主に2種類の形状がありますので、以下にご紹介します。

四角型

四角型の鉄板には、長方形のものや、取っ手のついた正方形タイプのものがあります。
キャンプの参加人数や、料理によって選ぶと良いでしょう。

丸型

丸形の鉄板は、蓋もセットになっていることが多いため、フライパンのように使うことも可能です。バーベキューなどの他にも餃子などの蒸し料理もおいしく作ることができます。

厚みで選ぶ

鉄板の中には、厚みが10mmを超える極厚鉄板もあります。厚くなるほど重量が増しますので携帯性を重視したい方は厚みも確認すると良いでしょう。

サイズは人数・熱源で選ぶ

  • 人数
  • 鉄板にはさまざまなサイズがありますが、キャンプに参加する人数で選ぶと良いでしょう。
    ソロキャンプではシングルバーナーでも使用できるコンパクトなサイズ、ファミリーキャンプではM〜Lサイズの鉄板がおすすめです。

  • 熱源
  • バーナーや焚き火台と、キャンプで使用する熱源はさまざまです。
    鉄板は、使用する熱源に合わせて選ぶと良いでしょう。
    鉄板がバーナーのガス缶に触れたりしないか、焚き火台なら鉄板が五徳にきちんとのるかなどを確認してから購入することがおすすめです。

ソロキャンプで使いやすいおすすめの鉄板

確かな品質や話題性でソロキャンパーに人気のある、おすすめの鉄板を以下にご紹介します。

ヨコザワテッパン

ソロキャンプでは、軽量でコンパクトな携帯性に優れた鉄板がおすすめです。
シングルバーナーやガスコンロにのせて調理ができる「ヨコザワテッパンA5」は、見た目は平板でシンプルながら実用性にも携行性にも優れた鉄板でしょう。サイズはわずかA5、厚みは5mm、重さも約1kgと大変コンパクトですが、その分準備も片付けも非常に楽。使用後は付属のコテで汚れをこすり落として持ち帰り、お湯で洗い流して乾かすだけでメンテナンス終了です。油が落ちることがあるのでキッチンペーパーなどで拭き取るなどの工夫が必要ですが、収納袋とコテ、つかみが付属で入っているので便利に使えます。

NO.164

ソロキャンプを極めた芸人、ヒロシさんがプロデュースしているキャンプブランドが「NO.164」です。
NO.164には重さわずか991gの「独焼鉄板」があります。専用収納袋と専用つかみがついていて、いずれも「NO.164」のロゴがカッコよく入っているスタイリッシュなセットです。
ソロキャンプで使用する鉄板は、重さが1kgを超えると持ち運びに不便に感じるものなので、サイズ感といい重さといい、さすがヒロシさんだなと感じます。

100均

100均で販売されている「ミニ鉄板」もソロキャンプで使えると話題になっています。
大変リーズナブルな価格なのに、フチが高くリフター用の穴も開いていて、ソロキャンパーに嬉しい工夫がいっぱいです。
100均のショップによってわずかにサイズや厚みが違いますので、気になる方は事前に確認しておくと良いでしょう。

ファミリーキャンプで活躍するおすすめの鉄板

ファミリーキャンプやグループキャンプで皆でワイワイ楽しむキャンプ料理には、大きめな鉄板がおすすめです。

南部鉄器の鉄板

ファミリーキャンプやグループキャンプにおすすめなのは、国産鋳鉄を使用している南部鉄器の大きめの鉄板でしょう。
南部鉄器の鉄板はその重厚な造りにより蓄熱性が高いため、食材がふっくらむらなく焼き上がります。その上、自然に鉄分補給もできるというメリットもあり、キャンプでも家族の健康を意識している方にも好評です。

キャンプ用鉄板でステーキがより美味しくなる焼き方

キャンプ料理の定番とも言っていいステーキ。
ステーキをよりふっくら美味しく焼くには、ある道具を使います。
それはアルミホイル。どこの家庭にもあるアイテムで、簡単に一工夫できるのは嬉しいですね。
以下に、ステーキがより美味しくなる焼き方の手順をご紹介します。

  1. 鉄板を熱しながら、肉を約30分ほどかけて常温に戻しナイフで筋を切っておく
  2. 焼く直前に肉にスパイスなどで下味をつける
  3. 鉄板に一気に全部肉をのせ、好みの焼き加減に焼く
  4. 両面を焼いたら肉をアルミホイルに包み、15分置く

シーズニングとは?キャンプ用鉄板の使用前のお手入れ方法

シーズニングとは、鉄板など鉄製のクッカーを使用する前に、錆や焦げ付きを防ぐために油でコーティングすることです。シーズニングをする油は、リノレン酸が多く含まれている乾性油が適しています。用意しやすいもので考えると、オリーブ油よりサラダ油がシーズニングオイルに適しているでしょう。
以下に、シーズニングの手順をご説明します。

  1. 食器用洗剤で鉄板をよく洗う
  2. 鉄板を火にかけ、鉄板が青みがかった鉄色になり、白煙が出てくるまで焼く
  3. シーズニングオイルを薄く全体に塗り、キッチンペーパーなどでなじませ再加熱する
  4. 鉄臭さを取るため、野菜屑などを焦げ目がつくまで炒める

シーズニング不要の鉄板

大阪府に拠点を置く泉和鉄工所がリリースしたアウトドアガレージブランド「NUTS」では、便利なシーズニング不要の鉄板を販売しています。

NUTSごくあつ鉄板FF

「NUTSごくあつ鉄板FF」は、フッ素加工を二重にしているため焦げ付きにくく、シーズニングがいらない鉄板です。より手軽に扱える鉄板をお探しの方にも良いニュースですね。

キャンプ用鉄板の使用後手入れ方法・長持ちさせる洗い方

キャンプで使用した後は、きちんとメンテナンスすることで鉄板を長く使うことができます。
以下に、使用後のキャンプ用鉄板の洗い方をご紹介します。

  1. コテなどで鉄板をこすって焦げを落とす
  2. 水かお湯で洗剤を使わず洗う
  3. 空焼きして水分を飛ばす
  4. 冷めたらシーズニングオイルを鉄板全体に塗る
  5. 防錆紙などで包むか、専用収納袋に入れて保管する

鉄板を洗剤を使って洗うと、シーズニングで塗ったオイルがとれてしまいます。
鉄板は水かお湯で洗うようにしましょう。