キャンプ中に焚き火の火の粉で大事な服に穴が空いてしまった、もしくは、お気に入りの服に調理中の油が飛んでしまったことはありませんか?このような苦い経験をした方には、キャンプ用エプロンの使用を強くおすすめします。なぜキャンプ用エプロンが必要なのか、またエプロンを使ったおしゃれなコーデがどのようにできるのかをおすすめのエプロンの紹介と共にお伝えします。また、既製のエプロンをカスタマイズする方法にも触れていますので、ぜひご覧ください。
キャンプ用エプロン・4つの重要性
家事をする方なら使用する機会の多いエプロン。アウトドアシーンやキャンプでエプロンをすると邪魔くさい、もしくは暑い夏には必要ない、このように思っていませんか?実はキャンプでエプロンを使用するには以下のような重要な4つの理由があります。
重要性その1:「大事な服を守る」
バーベキューなどをすると必ず飛んでくるたき火や炭火の火の粉は、エプロンがあれば大事な服に穴を開ける心配がありません。
重要性その2:「かゆいところに手が届く」
キャンプ用エプロンやワークエプロンと呼ばれるタイプは、機能性を重視したデザインが多く、絶妙な場所にポケットがあったり、ちょっとしたものを引っ掛けておけるループなどが付いているので、すぐに使いたいアイテムを手の届く範囲で持ち運べます。
重要性その3:「代用できる」
例えば炭や薪を運ぶ時にエプロンの前掛け部分を使って運ぶ、または鉄フライパンなどの熱いハンドルを持つ時にミトンの代わりに使えるなど、キャンプ用エプロンはちょっとした作業の代用として使えます。
重要性その4:「コーデのアクセントにできる」
キャンプのコーデはシンプルなものから華やかなものまで人それぞれですが、エプロンの素材や色をファッションコーデの差し色や一部として取り入れると、おしゃれ、またはかっこいいコーデがしやすくなります。
キャンプ用エプロンの選び方
キャンプ用のエプロンは、キャンプスタイルや使う目的に合わせた選び方がポイントです。
素材で選ぶ
たき火などの火の粉から服を守るなら、素材は難燃性のものが1番おすすめです。難燃性素材のエプロンは、綿やポリエステルを加工したもの、そしてアウトドアブランドなどの独自技術で作られた素材などがあり、火の粉が飛んでも穴が開きにくく、広がりにくい特性を持っています。
また、キャンプでは火の粉だけではなく、ナイフなどの先の尖ったものを使用する場合も多く、帆布やデニムなどの耐久性のある素材もおすすめです。
機能性で選ぶ
ポケットやループの数、そして位置は、使いやすいエプロンを選ぶ上でとても大切なポイントです。例えば肌身離さず持ち歩きたい貴重品が入れられるポケットがあるか、キャンプギアを持ち運べる大きさのポケットがあるかなど、ほしい機能がエプロンにあるかをチェックしてみましょう。
ファッション性で選ぶ
素材や機能よりもとにかくファッションが1番に重要なら、キャンプ用エプロンはデザインで選びましょう。エプロンを取り入れたファッションコーデは胸まであるタイプと腰に巻くタイプなどで見た目が変わります。また、ファミリーキャンプなら家族でおそろいにする、カップルなら男女兼用のエプロンを取り入れてみるなど、エプロンを中心としてコーデもおもしろいですよ。
エプロンをリーズナブルに選ぶならワークマン
全国に店舗を持ち、ネットの通販サイトも充実のワークマンでは、アウトドアに特化したアイテムがとても人気です。
初めてキャンプ用のエプロンを購入されるなら、機能性、コスパ面で多くのキャンパーに支持されるワークマンのエプロンがおすすめです。
【ワークマンでおすすめのキャンプ用エプロン】
「コットンキャンパーエプロン」
火の粉に強いコットン素材のエプロンで、大小のポケットは収納の他、ミトンやなべ敷きとしても使えるとにかく便利な機能が満載です。また、センタースリットが入っているので、作業中の体の動きがスムーズです。カラーはデニム、ブラック、キャメル、コヨーテの4色展開です。同じシリーズのコットンキャンパーウエストエプロンもおすすめです。
「アウトドア胸付きエプロン」
胸と両サイドにポケットが付き、首元で長さ調節ができるエプロンです。綿100%の耐摩耗性生地で作られているところが人気です。カラーはデニム、ブラウン、グリーン、ヒッコリーの4色展開です。同シリーズの腰下用のエプロンもラインアップされています。
「耐久撥水リップストップエプロン」
多収納ポケットで、水や汚れに強い耐久撥水仕様が、キャンプの他、自宅での使用や洗車時にも活躍します。1番の魅力は、スナップボタン付きゴムを足にフィットさせると、エプロン下をスボンのように変身できるところです。
チャムスなら家族でキャンプ用エプロンをコーデできる
ファミリーキャンプなら、家族でエプロンをおそろいにすると気分も上がります。そこでおすすめのブランドが「CHAMUS(チャムス)」です。チャムスのキャンプ用エプロンは、キッズから大人までのサイズが豊富で、おしゃれなコーデがしやすいところが人気です。
【チャムスでおすすめのファミリー用キャンプエプロン】
「ロゴエプロン」
チャムスのロゴとチャムスのマスコットキャラクターのブービーバードが描かれた2つのデザインのエプロンです。おなか部分にポケットがあり、ポケットの両サイドにはベルトループ付きでカラビナを使えば小物を持ち歩く時に便利です。キッズ用、大人用どちらも同じデザインなので、色をおそろいにする、もしくは好きな色を楽しむなど、家族でのコーデのバリエーションが広がります。
ブービーバードエプロン
チャムスのマスコットキャラクターのブービーバードがとぼけたような表情がかわいいデザインのエプロンです。エプロンのデザイン全体がブービーバードなので、まるで着ぐるみを着ているかのようなコーデができます。エプロンの裾にはブービーバードの赤い足も付いているので、キャンプ場で目立つこと間違いなしです。
レディースにおすすめのキャンプ用エプロンコーデ
キャンプ用エプロンは大事な服を守るために実用的で機能的なタイプが1番良いとわかっていても、おしゃれに手を抜けないのがキャンプ女子ですよね。おしゃれなキャンプ用エプロン選びのポイントは着る服に合わせたデザインと色選びです。そこでキャンプファッションに合わせやすいエプロンを厳選してご紹介します。
「キャンプエプロンⅡ ヘッドウォーターカモ」(テンマクデザイン)
ポケット部分のデザインがボタニカルな柄で、ワンウォッシュ加工の帆布素材がたき火の火に強く、カーキのアースカラーがナチュラルなキャンプファッションにマッチします。
「オーバオールエプロン」(Lee)
ファッションの1部としてエプロンを取り入れるなら、アメカジの定番「Lee」がおすすめです。オーバーオール風エプロンなので、パーカーやTシャツ、チノパンなどが合わせやすく、エプロンを主役にしたコーデが可能です。同じシリーズのウエストマークエプロンや、Leeのロゴが大きくデザインされたタイプもおすすめです。
キャンプ用エプロンのメンズコーデ
キャンプ場ではテントの設営や調理まで全ての作業を担うことの多い男性は、とにかく動きやすくて機能的なタイプのエプロンがコーデの決め手です。そこで、キャンプ場で必要なものが持ち歩きやすく、なおかつかっこよくコーデできるエプロンを厳選してご紹介します。
「FIREPROOF APRON VEST」(GRIP SWANY)
エプロンとベストの2WAYで使える便利なベストです。前後にアイテムが収納できるポケットがキャンプに必要なアイテムを持ち歩くのにとても便利で、内側に隠れている生地を出すとエプロンとして使えます。見た目だけではなく、機能性も充実しているので、かっこいいコーデにおすすめです。
「キンクラ前掛け」(ファイヤーサイド)
ファイヤーサイドの人気アイテムで薪を作るアイテム、キンドリングクラッカーの略称「キンクラ」の文字がデザインされたインパクトの強い前掛けです。個性的な腰エプロンなので、トップスにはシンプルなTシャツや、ネルシャツを合わせるとまとまりのあるコーデができます。
男女兼用エプロンでキャンプをおしゃれにコーデする
キャンプ用のエプロンは男女兼用のタイプが多いので、おそろいで、または色違いでそろえてみてはいかがでしょうか。
「フエゴエプロン」(モンベル)
モンベルの独自開発の難燃性素材「フレアテクト」を使用した、たき火の火の粉に強いエプロンです。中央スリットにベルクロが付いているので、足に巻き付けて動きやすくすることも可能です。カラーはブラウンの1色です。フエゴエプロンでファッションをコーデするなら、同じ素材の「フエゴ・シリーズ」で、ハットやサムエ、パンツなどを合わせてみてはいかがでしょうか。
「ファイヤーフライエプロン」(ノースフェイス)
難燃性が高く、耐久性のあるコーデュラナイロン生地で、火の粉が飛んでも消火しやすいところが魅力のエプロンです。左胸にジッパーポケットが付いているので、貴重品などを持ち歩く時にとても便利です。デザインがとてもシンプルなので、明るめのカラーや柄ものデザインの服を合わせるとおしゃれにコーデできます。
キャンプで使いたい機能をカスタマイズして手作りエプロンを作る
既製のエプロンに、「これがあったらいいのに」もしくは「ここにあれがほしい」など、物足りなさや不便さを感じるなら、エプロンをカスタマイズをして使いやすいエプロンに変身させましょう。
ポケットを増やす
好きな位置にポケットがないなら、サコッシュや巾着袋を使ってポケットを作りましょう。作り方は、紐を取り除いたサコッシュや巾着袋、そしてエプロンにスナップボタンを縫い付けるだけです。スナップボタンを使えば好きな位置にポケットが取り付け可能で、使わない時は、外せるのでとても便利です。
引っ掛ける場所を増やす
カラビナなどを使ってキャンプアイテムを引っ掛ける場所を作るなら、手芸用のカラーベルトがおすすめです。カラーベルトをエプロンの好きな位置に縫い付けるだけで、簡単に引っ掛け用のループが完成します。手芸用のカラーベルトは、縦横どちらに縫い付けてもOKです。カラビナ以外を使う場合には、Dカンをカラーベルトに通しておけば、小さな金具のアイテムも引っ掛けられます。