キャンプで盛り上がった次の日の朝ごはん、みなさんはどうしていますか?朝ごはんは食べたいけれど火を使いたくない、洗い物もできるだけ少なくすませたい。そう思う気持ちは良くわかります。そこで今回は、できるだけ簡単で火を使わずに作れる食材やレシピ、朝ごはんをおしゃれに見せるポイント、また火を使わずに温かい朝ごはんを楽しむ方法などをたくさんご紹介します。
キャンプの朝ごはんは火を使いたくない
キャンプをした次の日の朝ごはんは、前の晩に仲間同士で盛りあがってしまいつい夜更かしをして寝坊をしてしまったり、時間帯によってはキャンプ場のコンロがふさがってしまっていたりなど、チェックアウトの時間に支度が間に合わないなんてこともあると思います。
また、持参したバーベキューコンロなどで炭で火起こしをして朝ごはんを調理をするのは、火の始末や、掃除が大変です。
さらに暑い夏の日の朝などは、火の始末が簡単なキャンプ用のバーナーでさえも使いたくない時もあるでしょう。
キャンプ場の近くにコンビニエンスストアや、フード系の屋台などがある場合はそれを利用するに越したことはありません。
しかし、このような便利なお店が必ず近くにあるとは限りません。
そこで、火を使わずに、簡単でおいしい朝ごはんのメニューをいくつか集めてみました。
朝ごはんの他、おつまみにもぴったりなレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、おしゃれに見えるキャンプの朝ごはんなども合わせてチェックしてください。
火を使わないキャンプの朝ごはんにぴったりの食材
火を使わずに調理ができる食材は、野菜や、加工食品、缶詰、レトルト食品などがとても便利です。
中でも野菜は生で食べられるものであれば、アレンジ次第でいろいろと楽しめます。
おすすめの野菜はきゅうりやトマト、キャベツなどがあり、後ほどこのような野菜を使ったレシピをご紹介します。
また、加工食品や缶詰、レトルト食品は、調理をせずに食べられるものもあるので、火を使わない朝ごはんの食材に向いています。
加工食品であれば、ハムやチーズ、魚肉ソーセージなど、缶詰ならばツナやサンマやイワシ缶、レトルト食品なら白米やカレーなどが便利です。
また、非常食用に作られているものは火を使わずに食べられるものも多いので、自宅にそろそろ期限が来て買い替える必要のあるものなどはキャンプの朝ごはんとして使うことも方法の1つです。
火を使わずにできるキャンプの簡単朝ごはんレシピ
まずは、きゅうりを活用した火を使わずに作れる朝ごはんをご紹介します。
【3ステップで完成!ゴマが香るきゅうり】
(材料)
- きゅうり
- ゴマ
- ゴマ油
- 鶏がらスープの素
- ポリ袋
(作り方)
- きゅうりを食べやすい大きさに切る、または手でポキポキと割る
- 袋にきゅうりを入れて、ゴマ油、ゴマ、鶏がらスープの素を各大さじ1入れる
- 袋の上からもみ込んで完成です
【きゅうりの韓国海苔巻き】
(材料)
- きゅうり
- 韓国のり
- スライスチーズ
- キムチ
(作り方)
- 韓国海苔に小さく切ったスライスチーズを乗せる
- 小さく切ったきゅうりとキムチを載せて巻きます
この他に、きゅうりを細切りしてカニカマを加え、マヨネーズやぽん酢で和えたり、中華くらげで和えるなどもおすすめです。
【ツナを和えるだけ】
(材料)
- ツナ缶
- お好きな野菜
- マヨネーズ
- 塩コショウ
(作り方)
- 野菜を切る(カット野菜の場合はそのままお皿へ)
- ツナ缶、マヨネーズ、塩コショウを入れて和える
野菜はレタスやキャベツ、トマトなどの他に前日に残った野菜や、スーパーなどでで売られているカット野菜でもOKです。
とても簡単ですが、ごはんやパン、クラッカーにのせて食べてもおいしいです。
【ちくわDEツナトッツォ】
(材料)
- ツナ缶
- ちくわ
- お好みでマヨネーズ
(作り方)
- ちくわを縦に切れ目を入れる
- 油を切ったツナをちくわに詰める
ツナはそのままでも、マヨネーズで味付けしてもどちらでもOKです。
マリトッツォ風にちくわからツナが見えるように詰め込むところがポイントです。
【塩だれキャベツ】
(材料)
- キャベツ
- ごま油
- 塩
- ポリ袋
(作り方)
- キャベツを食べやすい大きさに切ってポリ袋に入れる
- ポリ袋に塩とごま油を入れて振る
お好みで白ごまやにんにくを加えてもおいしく仕上がります。
ポリ袋ごとテーブルに出すとスナック感覚で食べられます。
これまでご紹介してきた食材が余ってしまった場合、例えばちくわときゅうりであれば、きゅうりをちくわの穴の大きさに切って中に入れたり、ツナときゅうりを和えたりなど、いろいろアレンジをしてみるのも朝ごはんにぴったりのレシピとなります。
火を使っていないのにおしゃれに見えるキャンプの朝ごはんレシピ
火を使わず、簡単に、かつ朝ごはんはおしゃれに見せたいのであれば、使う食材をカラフルなものにするだけでSNSに載っているようなキャンプの朝ごはんが完成します。
おいしくておしゃれなキャンプの朝ごはんで1番のおすすめの食材は、トマトやアボカド、フルーツなどです。
【定番トマトのカプレーゼ】
(材料)
- トマト(ミニトマトでもOK)
- モッツァレラチーズ
- エクストラバージンオリーブオイル
- 塩コショウ
- 乾燥バジル
(作り方)
- トマトとモッツァレラチーズをお好みの大きさに切り皿に盛り付ける
- 上からオリーブオイル、塩コショウ、乾燥バジルをかけて出来上がり
塩コショウのコショウは黒コショウがおすすめです。
トマトのカプレーゼは作り方はいたって簡単ですが、切り方や、盛り付けの仕方でとてもおしゃれになります。
おすすめの盛り付けを3パターンご紹介します。
- おすすめその1
トマト、モッツァレラチーズを半月切りにして1個づつ重ねる。
- おすすめその2
お皿の真ん中に切ったモッツァレラチーズを置き、くし切りに切ったとまとを花びらに見立てて盛り付ける。
- おすすめその3
半分に切ったミニトマトの間に小さく切ったモッツァレラチーズを挟む。
ピックを使うとさらに食べやすくなります。
これらの方法は、難しい技術もいらず、切り方やトマトとモッツァレラチーズの盛り付ける場所を変えるだけで簡単にできます。
【お好みフルーツボウル】
(材料)
- お好みのフルーツ
- ヨーグルト
- グラノラ
(作り方)
- ボウルにヨーグルトを入れる
- グラノラを加える
- お好みの大きさに切ったフルーツを入れる
こちらもとても簡単ですが、フルーツをのせる位置や、切り方をアレンジするだけでとてもおしゃれな朝ごはんへと変身します。
ブルーベリーやフルーツ缶などを使うと切る手間も省けてさらに時間短縮ができます。
【アボカドディップ】
(材料)
- アボカド
- マヨネーズ
- レモン汁
- 塩コショウ
(作り方)
- アボカドの皮をむき種を取り除きスプーンやフォークでつぶします
- マヨネーズ、レモン汁、塩コショウで味付けをして出来上がりです
クラッカーやパンにつけたり、残り野菜などにつけてもおいしいです。
アボカドの緑色がフレッシュでとてもおしゃれに見えます。
マヨネーズの替わりにクリームチーズを使ってもおいしく仕上がります。
便利なアイテムを活用した火を使わないキャンプの朝ごはん
火を使わないとは言っても、やはり温かい朝ごはんが食べたい方には便利なアイテムを使った調理法がおすすめです。
その便利なアイテムとは「モーリアンヒートパック」です。
災害時に活躍するアイテムとして人気のモーリアンヒートパックですが、キャンプの時にも活躍します。
使い方はとても簡単で、発熱剤を加熱袋の中に入れて、温めたい食品を入れたら、水を加えて15~20分ほど待つと完成です。
温めが可能な食品は、レトルトのご飯やカレー、缶飲料、缶詰などで、サイズもS、M、Lと3種類から選べます。
モーリアンヒートパックは使用方法を守れば、火を使わずに温かい朝ごはんが食べることができ、後始末も簡単です。
モーリアンヒートパックは量販店やテレビショッピング、インターネットなどから購入が可能です。