コールマンのランタンを使用しているというキャンパーは多いですよね。
使用頻度の高いアイテムだけあって、故障することもあります。
しかし、「コールマンに修理依頼は、どれくらい修理費用が掛かるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そのような疑問や、修理費用を掛けずにセルフで解決出来るトラブルなどをご紹介します。
コールマンのランタンってどんなものがある?
ランタンと言えば、コールマンのランタンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
コールマンからは、さまざまな種類のランタンが販売されています。
まずは、どのような種類のランタンがあるのかをご紹介しましょう。
●ガソリンランタン
コールマンのランタンとして、真っ先に思い浮かぶフォルムのランタンでしょう。
最近では、パステルカラーの愛らしいものもあります。
ガソリンを使用するタイプのランタンで、長きに渡って愛されているロングセラー製品です。
また、コールマンのガソリンランタンは、とてもシンプルな構造で、使用やメンテナンスが比較的簡単と言われています。
以下のランタンと比べ、灯りが一番明るいので、メインのランタンにおすすめです。
●ガスランタン
ガスを使用するランタンです。
ガソリンランタンと比べ、使用が簡単です。
また、特別なメンテナンスも必要ないと言われています。
シンプルなデザインのものが多く取り揃えてあります。
●LEDランタン
最近は、このタイプのランタンを使用しているという方が多いのではないでしょうか。
電池式のランタンなので、特別な知識も道具も必要ありません。
最近は、シンプルでありながら、さまざまなカラーのタイプのものが販売されています。
これらのランタンは、故障した際など修理費用は掛かりますが、コールマンにて修理をしてもらうことが可能です。
コールマンのランタンを修理に出したい!修理費用は?
では、実際にコールマンのランタンの修理依頼をしたい場合は、どうしたらいいのでしょうか。
まず、手っ取り早い方法としては、コールマン製品取り扱い店に持ち込む方法です。
購入したお店に持って行くのが一番でしょう。
もう一つは、直送修理という方法があります。
詳細はコールマンの公式サイトで確認してみてください。
通常、コールマンに到着後3日から7営業日程で、修理が完了するそうです。
しかし、ゴールデンウイークや夏休みなど、キャンプをする方が多い時期には修理依頼が集中するため、日が延びることがあります。
そのため、使用する1、2ヶ月前には修理に出しておいた方がいいでしょう。
修理費用については、「ランタンの送料」+「パーツ料金+技術料」+「包装料」+「代引き手数料」を宅配業者に支払うことになります。
ちなみに、パーツ料金や技術料は、修理が完了するまで見積もりを出すことが出来ないため、修理の上限額があるという方は、修理申込の時点で伝えておきましょう。
修理費用を掛けないために!コールマンランタンをメンテナンス!
先ほどは、コールマンのランタンの修理依頼についてご紹介しました。
やはり、修理依頼をするとなると、大なり小なり修理費用が掛かってきます。
先ほどもお話ししましたが、ランタンの場合は、修理が完了するまでその費用がわかりません。
こういった出費をしないためには、故障を防ぐことが一番ですよね。
そのためには、日々のメンテナンスに力を入れることが大切です。
ここでは、ガソリンランタンのメンテナンスについて、ご紹介しましょう。
まずは、基本的なものです。
●ジェネレーター
ガソリンを気化させ、燃焼させる部品です。
使用するにつれ、カーボンが付着してくるので、サンドペーパーなどで綺麗にしましょう。
●ポンピングノブ
ポンプキャップには、オイルを注入する穴があります。
定期的に純正のリュブリカント注入することで、スムーズなポンピングを維持することが出来ます。、
修理費用を掛ける前に!セルフで解消①
先ほどは、コールマンのガソリンランタンの基本的なメンテナンスをご紹介しました。
しかし、実際に故障やトラブルが起きてしまった場合は、修理するしかありませんよね。
コールマンに修理依頼をして、修理費用を掛ける前にセルフで解消出来ないかを試しましょう。
ここからは、ガソリンランタンでよくある故障と、その解消方法についてご紹介します。
●ポンピング部の故障
ガソリンランタンの故障としてよくあるのが、ポンピング部の故障です。
ポンピングをすることが出来ない、空気が抜けてしまうといったトラブルが起きます。
まず、ポンピングが出来ないといった場合は、先ほどご紹介したリュブリカントを注入することで解消されることがほとんどです。
しかし、空気が抜けてしまうといった場合は、ポンプカップの劣化が原因ということがあります。
プランジャーを分解し、ポンプカップを確認しましょう。
摩擦などで擦り切れている、破れてしまっているという場合は、交換が必要です。
●燃料漏れ
ポンピングをした際に、燃料バルブから燃料漏れが起こることがあります。
このような場合は、燃料バルブ内にある鉛製のリングに原因があることが多いです。
リングが緩んでいないかを確認しましょう。
しかし、強く締めるとリングが破損してしまうことがあるので、注意が必要です。
修理費用を掛ける前に!セルフで解消②
●ジェネレーターの目詰まり
使用していると、ジェネレーターの目詰まりが起きることがあります。
そのようなことが起きるのは、コールマンの純正のものではないガソリンや、その他の燃料を使用していることが原因挙げられます。
もし、目詰まりを解消しても、その燃料を使用していれば、また目詰まりを起こしてしまいます。
純正でない燃料は、値段が安価といったメリットはあるかもしれませんが、必ず純正のものを使用しましょう。
ちなみに、純正の燃料は洗浄性があるため、ランタン内部も洗浄してくれる上に、燃焼効率も高くなっています。
内部部品の持ち・燃焼効率・修理費用の面を考えても、純正を使用していて損はないのです。
また、ランタンの使用後に余った燃料は、しっかりとガソリン缶に戻しましょう。
特に、長期間そのまま放置していると、タンク内のサビや腐食の原因になります。
使用頻度が少ないという方は、必ずこの作業を行いましょう。
コールマンのガスランタンは軽くお掃除!
先ほどは、コールマンのガソリンランタンのセルフ修理についてお話ししました。
最後は、メンテナンスが簡単とされているガスランタンの、軽いお掃除についてご紹介します。
特に、パステルカラーのガスランタンは、汚れが目立ちやすいので、綺麗に使い続けるためにしっかりとお掃除をすることが大切です。
まず、ランタン本体の汚れを拭き取りましょう。
キャンプで使用していると、虫などが付着していることがあります。
その他にも、油汚れや水垢がついていることがあるので、やわらかい布を濡らして良く絞り、丁寧に拭きます。
汚れのひどい部分は、重曹などを使用すると簡単に落とすことが出来ます。
また、グローブの内部はススが付着していることがあるので、しっかりと拭き取りましょう。
そして、ジェネレーターが刺さっている穴は、虫が溜まりがちです。
ブロアーなどで空気を吹き込むと、一気に出てくるので、試してみましょう。
ガスランタンは、ほとんど修理費用が掛からないので、ガソリンランタンに手が出せないという方は一度購入をおすすめします。
コールマンのランタンはメンテナンスで長持ち!
今回は、コールマンのランタンの修理依頼や、セルフでの修理方法などについてお話ししました。
コールマンのランタンは、信頼出来るものですが、使用方法や使用年月によっては、故障してしまうこともあります。
修理費用を掛けずに、セルフで修理することも出来ますが、どうしても直せない場合は、コールマンに依頼してしまいましょう。