キャンプを計画するにあたり、どのような道具を揃えればいいのか困ってしまいますよね。
必要な道具が一式揃っていなければ、キャンプが思い通りに進まないということになりかねません。
そうならないためにも、事前に必要な道具を揃えておくことはとても大切です。
しかし、初心者がキャンプに行く前に一式道具を買ってしまうと、後に後悔することもあるようです。
楽しいキャンプにするために、揃える道具一式についてご紹介します。
キャンプに行くなら道具は一式揃えないとダメ?
キャンプを安心して楽しめるようにするためには、やはり充実した道具を一式揃えることでしょう。
しかし、一式で揃えるということはそれなりの出費もかさんでしまいます。
キャンプ道具を一式で購入する場合、10万前後はかかるといわれています。
もちろん、ブランドや人数によっても金額は前後します。
そこで、はじめから自分で用意したほうがいいもの、慣れてきてから用意したほうがいいものがわかると、失敗なく道具を揃えることができます。
その中でも、絶対になくては困るものは行く前に購入しなければなりませんし、自宅にあるもので使えるものは持参するのもいいでしょう。
また、行く予定のキャンプ場の情報から、レンタル可能な道具を確認することも大切です。
なお、レンタルはキャンプ場だけではなく、キャンプ用品をレンタルする専用のショップやインターネットサイトがありますのでそういったものを活用するのもいいでしょう。
特に大きな出費となるような道具は、後悔することのないように、まずはレンタルで使い方や使い心地を試したり、周りのキャンパーの様子をうかがってから自分に合ったものをゆっくりと検討したりして購入するのも一つの方法です。
そうすることで、道具一式を一気に購入しなくてもいいので、費用を必要最低限におさえることもできます。
次項から、キャンプではどのような道具が必要なのかをくわしくご紹介していきます。
キャンプ道具一式とは?
それでは、キャンプで必要な道具一式をご紹介します。
必要度が高い順に「◎→○→△」と記載しています。
◎必要な道具
○用意するのが好ましい道具
△あると助かる便利な道具
【快適な環境で過ごすために必要な道具】
◎テント(コテージやバンガローの場合は必要なし)
◎ランタン
◎テーブル・チェア
◎寝袋(シュラフ)
◎焚き火台
○タープ
〇ベットマット
〇グランドシート
○毛布
〇軍手
〇ハンマー
△キャリー
△コンテナボックス
△ブルーシート
【調理で必要な道具】
◎バーベキューグリル、カセットコンロ、ツーバーナー
◎火起こしグッズ
◎調理器具
◎クーラーボックス
◎食器
○ゴミ袋
○ウェットティッシュ
○皮手袋
△アルミホイル
△たわし
その他、キャンプは主に自然の中なので
・虫対策グッズ
・日焼け対策グッズ
・雨具
・懐中電灯
などの用意もあるといいでしょう。
キャンプを快適な環境で過ごすために必要な道具一式①
先述したキャンプに必要な道具一式の中から、快適な環境で過ごすために必要な道具一式についてくわしくご説明していきます。
◎テント
テントは、安心な眠りのためにも必ず用意しなければなりません。
行く前から、欲しいテントが明確に定まっている場合は、購入してもいいでしょう。
なお、テントはレンタル可能なキャンプ場が多く、まずはレンタルで使い方に慣れたり、他のキャンパーの様子をみてから自分のキャンプスタイルに合ったテントをゆっくりと検討してみてもいいかもしれません。
◎ランタン
真っ暗な夜を照らすランタンは、ガソリン・ガス・LEDといったタイプがあります。
灯りはないと困りますから、用途や予算にあったランタンを選びましょう。
近年では、火を使わないLEDランタンが人気があります。
ランタンもレンタルしている場合は、借りてみてもいいでしょう。
◎テーブル・チェア
大自然をゆったりと満喫するには、テーブルとチェアでくつろぎましょう。
また、テーブルとチェアは、ハイスタイルとロースタイルといったタイプがあるため、テント同様にまずはレンタルで試して、どちらが自分に合っているかを確かめるのもいいでしょう。
◎寝袋(シュラフ)
寒さをしのいで快適な眠りにつくために必要です。
レンタルの場合は季節の温度に合わせて防寒対策も可能なので、スタッフに相談してみるといいでしょう。
◎焚き火台
焚き火は暖を取ったり、灯りとなったりします。
また、焚き火囲って語り合ったりと、キャンプの夜を楽しむことができます。
また、網を取り付ければバーベキューグリルになるものもあります。
キャンプを快適な環境で過ごすために必要な道具一式②
引き続き、快適な環境で過ごすために必要な道具一式についてくわしくご説明していきます。
あると便利なおすすめの道具となります。
○タープ
強い日差し、雨から守ることができ、目隠しの役割もあります。
〇ベットマット
エアーベットやコットなどを使うと、寝袋での寝心地がより快適になります。
〇グランドシート
テントの底面におくことで、テントの汚れや劣化を予防することができます。
○毛布
寒暖差が激しい自然では、さっとかけられる毛布があると便利です。
〇軍手
テントの設置などで、手が汚れたり怪我しないようにするためにあると重宝します。
〇ハンマー
テントの設置で、地中にペグを押し込む際にあると便利です。
△キャリー
駐車場から、キャンプ場まで距離がある場合、荷物を載せらせるキャリーがあると重い荷物も楽に運ぶことができます。
△コンテナボックス
荷物をまとめて入れて持ち運びが楽にできます。
△ブルーシート
雨が降ってきたらテントにかける、一時的な荷物置き場、グランドシートの代用など、さまざまな用途があります。
キャンプで調理をするために必要な道具一式
ここでは、調理のために必要な道具一式についてくわしくご説明していきます。
◎バーベキューグリル、カセットコンロ、ツーバーナー
調理をするためには必ず必要となる火力は、自分が扱えるタイプのものを選びましょう。
◎火起こしグッズ
炭、薪、新聞紙、着火剤、ライター・マッチなどは、火を起こすために必要です。
◎調理器具
まな板・包丁は使い慣れたものも持参してもいいでしょう。
ダッチオーブンやスキレット、トングなどはあると様々な料理が作れるため用意しましょう。
◎クーラーボックス・保冷剤
食材や飲み物を保冷できるクーラーボックスは必ず用意しましょう。
ソフトタイプは折り畳めるのがメリットで、ハードタイプは保冷力がメリットとなります。
また、食材を冷やすためには保冷剤が必須となりますから一緒に用意しましょう。
◎食器
一度きりのキャンプならば使い捨ての紙皿や紙コップでもいいかもしれませんが、この先何度も行く予定があるならば、キャンプに合った食器類を揃えるのもいいかもしれません。
○ゴミ袋
キャンプ中のゴミを入れることはもちろんのこと、泥などで汚れたもの、雨で濡れてしまったものなども入れることができます。
○ウェットティッシュ
キャンプ中は何かと手が汚れるものですから、手軽に拭けるウェットティッシュはあるととても便利です。
○皮手袋
火を扱う際に、火傷から守ります。
△アルミホイル
バーベキューコンロの炭の下にアルミホイルを敷くと、片付けが格段に楽になります。
また、アルミホイルに包み焼きするような簡単な料理もできますから持参して活用してみましょう。
△たわし
ダッチオーブンやスキレット、焦げた網などを洗う際にたわしがあると、とても便利です。
レンタルでキャンプ道具を試してみよう
ご紹介したように、道具一式を揃えるとなるとかなりの費用となります。
また、買ってしまってから後悔しないためにも、キャンプに慣れるまではレンタルをするのもおすすめです。
キャンプ場によっては、手ぶらでキャンプを体験できるところがあります。
食材の調達、荷物の運搬や、使用後の道具のメンテナンスもなく、わからないことはスタッフに気軽にサポートしもらえるといったメリットがあります。
このようにキャンプに使う道具や食材をすべてでお任せできるため、忘れ物の心配もなく、初心者でも手軽にキャンプを楽しむことができます。
特にキャンプ初心者にとっては、キャンプに必要なものが把握でき、使い勝手を試すこともできるので、手ぶらキャンプはぜひ試してみる価値があるといえるでしょう。
また、キャンプ用品をレンタルしている専用のショップを活用するのもいいでしょう。
近年では、インターネットサイトでもそういったショップが豊富にありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
道具一式揃える前に、手ぶらキャンプやレンタルしてみるのがおすすめ!
キャンプは、初心者であれば戸惑うことも多く、道具の使い方も困ってしまうでしょう。
まずは、手ぶらキャンプなどでキャンプ道具の使い方に慣れることからはじめるといいかもしれません。
手ぶらキャンプや、レンタルを上手に使うことで、自ずと必要な道具が把握できます。
キャンプ道具は、ものによっては高価なものになりますから、自分のキャンプスタイルに合うものを見極め、後悔することのないように購入するようにしましょう。