アウトドアの老舗メーカーとして知られているコールマン。
多くのキャンパーから根強い支持を受け続けています。
特に人気なのが、コールマンのツーバーナーです。
非常に頑丈な構造になっており、長く愛用している方も多くいます。
また、修理の取り換えパーツも非常に充実しています。
しかし、長く使ってくるとどうしても避けれらないのが「錆」です。
そんな錆を改善するために、塗装を行ってみましょう!
コールマンツーバーナーの魅力とは?
多くのキャンパー長く支持を受けているコールマンツーバーナーですが、どういった所に魅力があるのかご紹介します。
まず1つ目にあげられるのは、そのデザインです。
真四角でグリーンのコンロ部分と赤いタンク部分が、何とも武骨でキャンパー心をくすぐります。
また、長く使用すると塗装が剥げ、何ともいえない風格を醸し出してきます。
その古びた風貌もまたグッとくるものがあります。
2つ目の魅力として、その耐久性です。
コールマンの商品はどれも非常に頑丈に作られています。
ツーバーナーも同様に、非常に頑丈に作られており、故障しにくくなっています。
10年以上使用しているキャンパーも多くいます。
また、仮に故障してしまっても、交換用のパーツも充実しており、メンテナンスを丁寧に行えば、さらにそれ以上使用することができます。
3つ目の魅力は、火力の強さです。
コールマンのツーバーナーの燃料はガソリンを使用しています。
ガソリンに圧をかけ気化させ、それを燃焼させます。
そのため、勢いよく炎が噴き出し、火力が非常に強くなっています。
家庭用のコンロと引けを取りません。
アウトドアでも、充実した調理を行うことが可能です。
コールマンツーバーナーの使い方を知ろう!
コールマンツーバーナーの使用の仕方をご説明します。
まず、赤色に塗装されたタンクに燃料を注ぎます。
車用のガソリンでなく、専用の白ガソリンを使用するようにしてください。
車用のガソリンでも着火は可能なようですが、ススが溜まりやすく、故障の原因となるのでおすすめしません。
次に、燃料タンクにポンピングと言う作業を行います。
ポンピングとは、燃料タンク内の圧力を上げる作業のことを指します。
燃料タンク内の圧を上げることによって、液体の燃料を気化させるために行います。
約50回程度、ポンプノズルが固くなってくるまで繰り返しましょう。
ポンピングをしっかり行わないと、ガスにうまく着火せず、不完全燃焼を起こす場合があるので、しっかりと行いましょう。
ポンピングが終わったら、いよいよ着火です。
チャッカマンに火をつけ、コンロの前に火を持ってきます。
そして、燃料バルブをゆっくりと開いて、着火します。
いきなり全開に開いてしまうと、いきなり燃えあがり火傷の原因となるので慎重に作業してください。
着火してから、火力を調整しましょう。
コールマンツーバーナーを塗装をする目的は?
さて、コールマンのツーバーナーを塗装する前に、塗装を何のために行うのか、知っておきましょう。
塗装の目的は大きく分けて2種類あります。
まず1つ目は、表面の保護です。
コールマンの商品は、ツーバーナーだけでなくほぼすべての商品が、基本的にアウトドアでの使用を前提としています。
室内でなく屋外での使用は、風や日光または雨など、様々な外的要因にさらされることになります。
その影響で、屋内で使用する場合に比べて、とても劣化しやすいです。
バーナーは主に鉄でできていますので、塗装なしではすぐにさびてしまいます。
錆から保護するために、塗装が必要となってきます。
2つ目の目的として、美観があげられます。
簡単に言うと、デザインをよくする目的があります。
塗装は、無機質な素材に彩りを与えたり、色あせた素材を鮮やかな色に再生することができます。
また、色のコーディネートをすることができます。
自分なりに塗装をしてみて、自分オリジナルのアイテムを作ってみるのも面白いかもしれませんね。
コールマンツーバーナーを塗装する前に行うこととは?
コールマンのツーバーナーを塗装する前に、まず、しなければならないことがあります。
それは、さび落としです。
長く使用していると、塗装が剥がれて、むき出しになった部分からさびてきます。
さびをそのまま放置した状態で塗装を行ってしまうと、しっかりと塗料が塗られません。
また、無理に塗ったとしても、さびによる凹凸部分に水が溜まりやすくなり、またすぐに塗装が必要となってしまいます。
そのため、塗装の前にまず、さび落としが必要な作業になります。
さび落としの方法ですが、まず、ワイヤーブラシを用意しましょう。
ワイヤーブラシとは、ブラシ部分が金属でできた固いブラシです。
そのブラシを利用して、サビている部分をごしごしと磨いてください。
サビの出っ張り部分が、ぽろぽろと取れてくるでしょう。
大まかにサビが取れたら、次は紙やすりで磨いてください。
紙やすりを使用して、なるべく平らになるように、磨きましょう。
紙やすりが面倒なら、グラインダーを使って磨いても構いません。
一気に磨くことができる分、あまりやりすぎると穴が開いてしまう場合があるので、注意してください。
コールマンツーバーナーの塗装の仕方を覚えよう!
それでは、いよいよ、コールマンツーバーナーの塗装に取り掛かりましょう。
まずは、塗装用の塗料を用意しましょう。
選ぶ塗料ですが、耐火性の塗料が販売されていますので、できればそれを使用してください。
色は自分の好みの色を使用していたらいいでしょう。
塗料が用意できたら、塗装に取り掛かります。
まずは、下地の塗料を塗りましょう。
下地を塗らず、直接塗料を塗っても問題ありませんが、下地を塗ったほうが仕上がりがとても綺麗にできます。
また、よりサビにくくなります。
下地が塗り終わったら、乾燥するまでじっくり待ちましょう。
完全に乾かない状態で、次を塗ってしまうと、色が混ざり大変なことになってしまいます。
下地が乾いたら、次はいよいよ本番です。
スプレーで横棒を1本引くイメージで上から下に順に対象物に吹き付けてください。
スプレーの幅半分くらいが前のラインに重なるようにするといいでしょう。
スプレー缶と対象物との距離が遠いほど薄くつき、近いほど厚くつき液がたれやすくなります。
一定の距離をキープして吹き付けてください。
塗り終わったら、塗料を乾燥させてください。
完全に乾いたら、塗装完了です。
コールマンのツーバーナー以外のおすすめ商品をご紹介!
コールマンはツーバーナーだけでなく、様々な種類のアウトドア商品を販売しています。
最後に、その商品をいくつかご紹介していきます。
まず最初に紹介するのが、ランタンです。
ランタンとは、キャンプベースを照らす懐中電灯のようなものです。
アウトドアのランタンと言えば、ガソリン燃料のランタンを思い浮かべると思いますが、この商品はLEDランタンのクアッドマルチパネルランタンというランタンです。
まず、このランタンは、ガソリンランタンにも負けないいほど明るく光ります。
また、明るさ調整も簡単で、明るさを抑えればテーブルの上でも眩しさを感じず、使用できます。
さらに、この商品のすごいところは、照明部がパネル式になっていて、簡単に取り外すことが可能となっているのです。
ちょっとテーブルを照らしたりトイレに行ったりするときに取り外して懐中電灯のように使うこともできます。
この革新的なアイディアにより、非常に多くのキャンパーさんに支持されています。
ちなみに、着脱はマグネットを使用しているので、とっても簡単にできます。
続いて紹介する商品は、テントです。
コールマンのテントは、様々な塗装がされており、カラーバリエーションが豊富です。
また、非常に丈夫に作られており、なかなか壊れにくいのも特徴です。
さらに、一人用から家族用まで、様々なシーンによって使用できる、レパートリー豊富なテントの数を揃えています。
テントを買うのが初めてで、「どのメーカーを買っていいのかわからない」という場合、コールマンのテントを選んでみてはいかがでしょうか。
他にも様々な商品が販売されています。
使用目的と自分の好みに合った、アウトドア商品を探してみましょう。
コールマンのツーバーナーをオリジナルに変身させよう!
コールマンの商品はツーバーナーだけに限らず、どれも耐久性が非常に高い商品ばかりです。
しかし、長く使用していると、さびなどが原因で、どうしても劣化してきます。
そういったときに、再塗装が必要になってきます。
塗装には、少し手間がかかりますが、自分オリジナルのアイテムが作れると思えば、その作業も苦にはならないはずです。
ぜひともチャレンジしてみてください。