ハンモックを吊るす木がない時の対処法と設置の注意点

最終更新日:2024/01/17

ハンモックを吊るす木がない時の対処法と設置の注意点

木にくくり付けるタイプの非自立式ハンモックは低価格・軽量で持ち運びも便利なのでキャンプに最適ですが、キャンプ場へ行ってから「吊るす木がない!」という可能性も少なくありません。
では、ハンモックを吊るす木がない時はどうすればいいのでしょうか。
ハンモックを吊るす木がない時の対処法と設置の注意点についてご紹介します。

「ハンモックを吊るす木がない」とならないためのキャンプ場選び

ハンモックには大きく分けて「自立式」と「非自立式(吊り下げ式)」の2種類あります。

自立式ハンモックはスタンドを使って自立するタイプで、木などに吊り下げなくても好きなところに設置できるので、どのキャンプ場でも気軽に使えます。

対する非自立式ハンモックはスタンドがない分、軽量・コンパクトで持ち運びしやすいのでキャンプ向きではありますが、ハンモックをくくり付ける木がないと設置できません。
さらに言えば、ハンモックを吊り下げるには、

  • 木の高さが2m以上
  • 2本の木が3m~6m位離れている
  • 十分な強度がある

といった条件が必要で、その条件がクリアできる木が見つかるかどうかの不安もあります。
また、キャンプ場によっては木を保護する理由などからハンモックを禁止している施設もあります。

非自立式ハンモックは自立式よりも安く購入できる点でも魅力ですが、キャンプ場を選ぶ際は、林間のキャンプ場を選び「ハンモックを張ることが可能かどうか」を事前に確認することが大切です。

また、ハンモックOKのキャンプ場の場合「どのサイト(場所)がおすすめか」についても教えてもらうといいでしょう。

ハンモックを吊るす木がないときの対処法

非自立式ハンモックは、吊るせる木もしくはスタンドがないと使えません。では、ハンモックを吊るす木がないときはどうすればいいのでしょうか。

  • 潔く諦める
  • 管理棟でハンモックができる場所があるか改めて聞いてみる

この2点しかないでしょう。

ハンモックは固定場所や設置場所が重要

ハンモックは固定場所や設置場所が重要なポイント。
無理矢理木にくくり付けてしまうと、重さに耐えきれずに木が倒れてきてしまったり、ハンモックから落ちてしまう危険性があります。
ハンモックを吊るす木がないときは残念ですが今回は潔く諦めて、次回キャンプのお楽しみにとっておきましょう。
どうしても諦めきれない場合は管理棟でハンモックができる場所があるか改めて聞いてみて移動が可能かどうかを確認してみましょう。

木がない場所でも設置できる自立式ハンモック

吊るせるかどうか運任せな面も拭えない非自立式ハンモック。そこでおすすめしたいのが、木がない場所でも設置できるスタンドが付いている「自立式ハンモック」です。
場所を選ばずどこでもハンモックを使えることができるので、どんなキャンプ場でもハンモックを楽しめます。

自立式ハンモックを選ぶポイント

スタンドが付いている自立式ハンモックを購入する場合に注意したいのが「耐荷重」です。
種類が豊富で迷ってしまいますが、一人で使用するのか、もしくは大人2人もしくは子供と一緒に乗る可能性があるのかをイメージし、使用人数や体格に合った商品を選ぶことが大切です。
ただサイズが大きいタイプは重く設置スペースもそれなりに必要となるため注意が必要です。

そこで、自立式ハンモックのおすすめ商品をご紹介します。

フィールドア 自立式 折りたたみハンモック

ネットタイプで、キャンプはもちろん、お家でも馴染むおしゃれなデザイン性の高いハンモック。
折りたたみ式で収納バックが付属しているので持ち運びしやすく便利です。
幅(角度)・張り3段階調整可能、耐荷重200kgなので大人の男性でも安心です。
カラーバリエーションも豊富で様々な場所で楽しめる、初心者の方におすすめのハンモックです。

サイズ(使用時)ロックアーム位置(上) : (約)幅255cm×奥行74cm×高さ102cm
ロックアーム位置(下) : (約)幅218cm×奥行74cm×高さ112cm
重量(約)8.5kg
耐荷重200kg
フィールドア 自立式 折りたたみハンモック

シフラス 2WAY自立式ポータブルハンモック

スタンドの高さを調節することでチェアにもなる2WAYハンモック。
組立てが簡単で、付属の収納バックにスタンドやハンモック生地を入れることができるので、リュックのように持ち運びできます。
インテリアにも馴染むデザインなので、家でもアウトドア気分を味わえます。

サイズ2450×780×840mm 
(約)1290×780×1075mm (使用時)
重量8500g
耐荷重100kg以下
シフラス 2WAY自立式ポータブルハンモック

木がないキャンプ場でもハンモックを楽しめるハンモックスタンド

既に非自立式ハンモックを購入しているなら、木がないキャンプ場でもハンモックを楽しめる「ハンモックスタンド」を追加で購入してみてはいかがでしょうか。
ハンモックスタンドには折りたたみ式と組み立て式の他、素材も木製・金属製など種類があります。

初心者の方で楽に設置したいなら折りたたみ式が便利ですが、長時間使用したり複数人で使用する場合は、耐久性や安定性がある組み立て式がおすすめ。
重量があり工具を使って組み立てる手間はかかりますが、キャンプ場でも家でも安心して使用できるのでおすすめです。

近年人気が高まっているのは木製スタンド。
おしゃれでインテリアに馴染みやすいですが、水に弱いのでキャンプで使用する場合は手入れが必要です。
反対に金属製は頑丈で壊れにくく安心して長時間使えるので、キャンプなら金属製がおすすめです。

他にも耐荷重やサイズのチェックも大切ですが、キャンプ場メインで使用するなら、金属製・組み立て式のハンモックスタンドを選ぶと安心でしょう。

ハンモックを設置するポイントと使用上の注意点

  • 十分な太さの木であること
  • 枯れていたり腐っていない木であること
  • ハンモックに乗る前に体重をかけて安心して乗れるかをチェックすること
  • 木にタオルなどを巻いて保護すること
  • 落ちることを想定し、なるべく地面が柔らかい場所を選ぶこと

ネットタイプのハンモックに乗る際は、服のボタンや時計などで引っかからないように。
間違った座り方・寝方をすると怪我をしてしまう可能性もあるのでご注意ください。

こちらも合わせてご覧ください。