キャンプでランタンやバーナー、コンロなどを使うときにod缶を使うことがあると思います。od缶をそのままセットすることで使える便利なアイテムですが、od缶がむき出しの状態になるので、キャンプサイトの雰囲気に合わないということもあると思います。
そこでおすすめしたいのが、od缶カバーを使うことです。自分好みのod缶カバーがあればよりおしゃれなキャンプを楽しむことができます。
ここでは、od缶カバーのメリットやサイズ、素材やおすすめのod缶カバーをご紹介します。自作する方法もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
od缶カバーのメリット
ガスランタンやバーナーなどを使うのにod缶が必要になりますが、ガス缶が見える状態になるので、見た目が気になる方もいらっしゃると思います。
od缶カバーをつける一番の意味は見た目がおしゃれにできることです。自分のサイトの雰囲気に合わせて見た目を変えることができるので、おしゃれなキャンプを楽しみたい方におすすめなアイテムです。
また、冬などの寒い時期は寒さでガス缶が冷たくなってしまい触ると冷たいですが、カバーをしておけば触っても冷たい思いをしません。ガス缶が保温されることで、燃焼の弱まりを少し防ぐ効果があるとも言われています。
その他、上のようなカバーとは少し違いますがガス缶の上にセットすることでod缶への輻射熱を防ぐことができる遮熱板もあります。
od缶カバーは絶対に必要なアイテムではありませんが、より自分らしいキャンプを楽しむためにあると嬉しいアイテムです。
od缶カバーのサイズ
od缶には小さいサイズと中くらいのサイズと大きいサイズの3サイズがあります。内容量によって、110缶、250缶、500缶と表記されている場合や、100、105、230、470缶などメーカーによって表記が違います。
小さいガス缶は小さく軽いのが魅力で、ガス缶が大きくなれば重くなりますがコスパがよいです。
自分が使いやすいガス缶のサイズを考え、カバーを購入するときはよく使うod缶のサイズに合わせて購入するのがおすすめです。
od缶カバーの素材
od缶カバーにはいろいろな素材が使われていて素材によって特徴も変わります。
皮革
本皮、ヌメ革などの皮革のod缶カバーは、使えば使うほど味が出てきます。愛着がわくアイテムになります。
金属製
アルミやステンレス、鉄、銅などの金属製のod缶カバー保温性は劣りますが、高級感がでます。
布製
ナイロンなどの布製のod缶カバーはカラーや種類が豊富にあります。巾着型のようなタイプなら折りたたんで収納できるので使わないときも場所をとりません。
木製
木製のod缶カバーは衝撃に強く保温性も期待できます。自然とよく合い木のぬくもりを感じることができます。
おしゃれなod缶カバー
コールマンのルミエールランタンや、スノーピークのリトルランプノクターンのようなおしゃれなランタンでも、下のod缶がそのままだと見た目が残念になってしまうこともあります。
キャンプサイトをよりおしゃれな空間にするためにおしゃれなカバーをつけましょう。下記でおすすめなod缶カバーをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
レザー
What will be will beの「レザーODガス缶カバー」はキャラメル、ブラウン、ライトブラウン、ブラックの4色のレザーから選べ、ステッチの色の組み合わせにより7種類から選べます。ハンドメイドなので1点1点表情が違い暖かみを感じます。有料ですが刻印可能なので、名入れやメッセージをいれることもできます。
100均でもod缶カバーが手に入ります。ダイソーでは革風のおしゃれなガスカートリッチカバーを取り扱っています。また、セリアでも合成ゴム素材のガス缶カバーが売られています。
布
SotoLaboの「ガスカートリッジカバー」は赤、グレー、オレンジなどのカラフルな色の他、迷彩やデニム素材のものがあります。迷彩の種類の中にはコットン帆布や、コーデュラファブリック仕様など素材を厳選したカバーもあります。カラーもサイズも豊富なので、自分に合うod缶カバーが見つかると思います。
オレゴニアンキャンパーの「ラインドガスカバー」は外的衝撃から缶を守ってくれます。夏に缶の温度が上昇するのを抑える働きも期待できます。
DAISの「カートリッジカバー ガス缶カバー / マルチカム 」は巾着型のカバーなので、保管するときは吊り下げることも可能です。
金属
ソマビトの「TETSUカバー」はシンプルな鉄製のod缶カバーです。無塗装なのでシルバーの色がそのまま楽しめます。水に塗れたまま放置するとサビが出るので保管するときは油紙などでくるんで湿気から守りましょう。
また、「Bond COVER」もおすすめです。Bond COVERは本体が銅製でプレートが真鍮のod缶カバーです。銅ならではの美しい光沢が楽しめます。
その他
チャムスの「ガスキャニスターカバーネパールレインボー」は毛糸で手編みされたカバーです。黒地にレインボーのラインが入ったかわいいod缶カバーです。
mikanの「Hang Out × Mikan コラボ OD缶ウッドカバー」は木製のod缶カバーです。天然の木で作られているので1点1点木目が違い木のぬくもりを感じるカバーです。
モンベルの「カートリッジチューブプロテクター」は保水しない素材を使っているので、雪の上に直接置いても凍りつく心配がありません。黒地に白でロゴが描かれているシンプルな見た目です。カバーをしたままカートリッジを安定させるスタビライザーを装着できるので使い勝手もよいです。
od缶カバーを自作しよう
最後にod缶カバーの自作についてをご紹介します。自分で作る事で愛着がわきキャンプ中に目にすることで嬉しい気持ちになります。100均の材料で作れる籐(ラタン)風od缶カバーをご紹介します。
<必要なもの>
- クラフトテープ(クラフトバンド)
- 接着剤
- ハサミ
- 洗濯バサミ
<作り方>
- パーツを作る
12本で1つのテープになっているので、さいてテープの太さを変えながら必要なパーツを作ります。12本のまま36cmを1本、6本どり11cmを9本、4本どり12cmを1本、11cmを9本、2本どり4mを2本、1本どり4mを2本作ります。 - パーツを貼り付ける
4本どり12cmのパーツを横にしておき、端を5mm残して6本どり11cmと4本どり11cmを縦にし接着剤を使って4本どり12cmのパーツに交互に貼り付けます。 - 丸めて止める
残しておいた端5mmの場所に接着剤をつけ丸めて輪にし洗濯バサミで止めて乾かします。 - 編むパーツを取り付ける
縦にして貼り付けたパーツを外側に開きod缶に取り付け、1本どり4mを開いた4本どりのパーツの上部裏に取り付けます。次に1本どりを取り付けた左側の6本どりのパーツ上部裏に2本どり4mを取り付けます。 - 編む
編み方は1本どり4mが6本どりの上にくるように通し、2本どり4mが6本どりの下を通るように追いかけるように編みます。紐が足りなくなったら途中でボンドを使ってつなぎ合わせて、12本どり36cmの幅分残して最後まで編み接着剤で止めます。 - 仕上げる
残っている6本どり11cmと4本どり11cmに接着剤をつけて、12本どり36cmをまきつけて止まれば完成です。
レザークラフトキットなども売られているので、キットで購入すれば型紙や設計図なども必要なく簡単に自作できます。
自作が心配な場合は、ハンドメイドで作られたものを購入するのもおすすめです。かぎ編みで作られたものや麻ひもで作られたものなどいろいろなカバーが売られています。自分好みのod缶カバーをつけて楽しくキャンプを楽しみましょう。