寒さと風に強いOD缶使用のガスストーブのおすすめ4選と注意点

最終更新日:2022/10/07

od缶 ストーブ

アウトドアに特化したOD缶は、コンパクトながらも火力の安定、寒さに強い熱源として冬のキャンプや釣り、登山で大活躍のアイテムです。その中でも冬にかかせないガスストーブは、OD缶使用のタイプを選ぶことで安心して寒さを凌ぐことができると人気が高いストーブです。
この記事では、OD缶を使用したガスストーブの種類やおすすめメーカーの他、注意点などをまとめましたので、購入前のご参考としてご覧ください。

寒い季節のキャンプにはストーブが必須

年間を通して楽しめるキャンプは、その季節に合わせた防寒対策や、暑さ対策が必要になります。
特に寒い季節に行うキャンプでは、しっかりとした防寒できるキャンプギアが必須です。
その中でも体を直接温めるストーブは、冬のキャンプの暖房として大活躍します。

キャンプ用のストーブは、その熱源のよって選び方はいろいろですが、主なキャンプ用ストーブとして使われる種類は主に4つです。

  • 石油ストーブ
  • 薪ストーブ
  • ガスストーブ
  • 電気ストーブ

このように熱源によって使えるストーブの種類は異なりますが、その中でも持ち運びに便利なストーブは、ガスストーブや電気ストーブです。
しかし、電気ストーブをキャンプ場で使用するには、AC電源付きのオートキャンプ場や、ポータブル電源を必要とします。このような条件がそろっていない場合は、ガスストーブが1番おすすめです。

キャンプで使えるガスストーブは主にOD缶とCB缶を使用するタイプが多く、中でもアウトドアに特化したOD缶を使うストーブは、天候の変更しやすいキャンプにとてもおすすめです。

OD缶のガスストーブとは

OD缶を使用したガスストーブは、OD缶にバーナーを乗せて使用するものが多く、メーカーやブランドで販売されているOD缶を使用したガスストーブは、バーナーとストーブが商品名として入っている場合が多いでの、購入の際にはこのように表記されているものを選びましょう。

OD缶を使用したストーブは缶に直接バーナーをセットする直結型と、缶とバーナーをホースでつなげる分離型があります。
どちらも鍋を乗せて調理用として使用できますが、大きな鍋を使うのなら分離型がおすすめです。ただし、直結型よりもコンパクトな持ち運びはできないので、ソロキャンプやツーリングなど荷物を最小限にしたい方には直結型が良いでしょう。

真冬のキャンプをOD缶を使用したガスストーブで過ごす時に気になる点と言えば、「1つのOD缶でいつまで暖房として使えるのか?」です。
実際の気温や風の影響がOD缶の消耗につながるので一概には言えませんが、不安を少しでも解消するなら、OD缶を連結して使う方法もおすすめです。

今回の記事では、調理もできて暖房としても使えるOD缶を使用したガスストーブをご紹介します。

OD缶のガスストーブでは不安な方は

OD缶を使用したガスストーブはコンパクトなサイズが主流で、その小ささ故に暖房として安心できるのかは気になるところでしょう。
キャンプ場の気温や風の強さによって異なりますが、寒さ対策として不安に思う場合は、カイロや湯たんぽ、ブランケットなどを持っていくと良いでしょう。

コールマンのOD缶ストーブは調理をしながら暖房できる

コールマンのOD缶ガスストーブで1番のおすすめは「シングルガスストーブ120A」です。
コールマンのシングルガスストーブ120Aの最大の魅力は、卓上カセットコンロの様に使えるところで、安定感抜群の風防つきのゴトクと、火力調節に便利なツマミが付いています。
また、高さ調節が可能なので、地面やテーブルで使うことができ、大きなサイズのOD缶を使うこともできます。
シングルガスストーブ120Aは、Φ27cmまでのフライパンや鍋が使用可能(煮込み料理は不可)で、8インチのダッチオーブンにも対応しています。
また、収納時のサイズが約31.5×12.5x25cm、重さが約2.9kg、さらにキャリーケースが付いているので、持ち運びがしやすく、キャンプの他、フェスなどにも重宝します。

持ち運び抜群のネイチャーハイクの2WAYガスストーブ

ストーブ用のカバー付きで、キャンプだけではなく、釣り用としても人気のあるネイチャーハイクの「2in1 Heater&Stove」は、持ち運びに便利なハンドル付きのガスストーブです。
ストーブのカバーの上にはコンパクトサイズのやかんが置ける他、ストーブカバーを外すとゴトク付きのコンロとしても使えます。
高さが28cmあり、重さが約1.25kgと軽量なのでメインのストーブのサブとして使う方法もおすすめです。

冬山登山で人気のOD缶使用のガスストーブ

過酷な冬山の登山で人気のガスストーブは、もちろん寒い時期のキャンプでも大活躍します。
アウトドア用のバーナーとして圧倒的な人気を誇る「SOTO」のガスストーブは、直結型と分離型の2つの種類があり、用途や人数に合わせた選び方ができます。

「マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスターSOD-310」

名前の通り、風と寒さに強いOD缶使用の直結型ガスストーブで、冬こそ使いたいSOTOのバーナーの中でも人気の高いガスストーブです。
すり鉢状のバーナーヘッドとマイクロレギュレーターが、外気温に左右されずに安定した火力を生み出すところが人気の理由です。

「マイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek SOD-331」

分離型のガスストーブの中でも収納時のコンパクトさが人気で、先ほどご紹介した直結型のガスストーブと同様に風と寒さに強く、シエラカップから大きな鍋まで使用できる安定化のあるバーナーとゴトクが魅力です。
ソロキャンプやファミリーキャンプまで、人数に関係なく使えます。

OD缶のストーブを使うときの注意点

OD缶やCB缶を使うときの注意点は以下の通りです。

テント内での使用はNG

テント内の他、密室状態になるような場所での使用は一酸化炭素中毒の危険があるので絶対にやめましょう。

輻射熱に注意

直結型のガスストーブを使う時は、バーナーの上に長時間鍋ややかんを置くと、鍋の底の熱がOD缶へ伝わる輻射熱という現象が起こることがあります。
輻射熱を放っておくと最悪の場合爆発をしてしまう可能性があるので、長時間鍋をバーナーの上に置かない、もしくは遮熱板などを使うと良いでしょう。

安定した場所に置く

ガスストーブは使用している間は常に炎が出ている状態なので、転倒したり、そばに燃えやすいものがあると引火してしまいます。
暖房として使うときはある程度距離を空け、倒れにくい場所に置きましょう。

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