夜はコールマンのランタンスタンドが活躍!効果的な使い方

最終更新日:2019/01/15

キャンプに出かける季節によっては、日が暮れるのが早く、夜の間の明かりの確保はとても重要な工程になります。

明かりの元となるランタンを設置するときに必要になるのが、ランタンスタンドです。

ランタンスタンドは多くのメーカーから選ぶことができますが、ここではアウトドアアイテムの定番で、使い方も比較的易しいコールマンのものを取り上げていきます。

明かりをともそう!

キャンプに出掛けると、作業や散策をして過ごします。

その行動は、寝食のためであったり自然を感じるためであったり様々ですが、普段の生活にない刺激を得られるので、とても気持ちの良いものです。

そして日中の行動を終え、ふっと力を抜けるのが、夜のくつろぎの時間です。

夜のサイトに灯るランタンやキャンドル、焚火の優しい光は、そのゆったりとした時間を演出するのに欠かせないアイテムです。

今日あった出来事、何を見たのか、明日はどんな1日になるのか、そんなことを考えながらほのかな明かりを眺める時間はかけがえのないものです。

そんな時間を演出するためにはまず、明かりを確保することが重要です。

暗くなってから慌てて準備することのないよう、日のあるうちに設置を済ませておきたいですね。

特にランタンは、テーブルなどに置くだけでなく、吊るすこともできる仕組みになっています。

より効果的に明かりを設置するためのアイテムとして、ランタンスタンドがあります。

次項からは、ライティングのコツと本記事で取り上げるコールマンのランタンスタンドの使い方についてご紹介していきます。

ランタンの効果的な使い方・ライティングのコツ

明かりを準備するとき、光源をいくつ用意しますか?

ひとつあれば十分と思っている方は、考えを変える必要があるかもしれません。

キャンプサイトにたったひとつの光源では、十分な明るさが得られません。

明かりを準備するときには、複数の光源でサイト全体を照らすように設置することをおすすめします。

では、効果的にサイト全体を照らすにはどのようにしたらいいでしょう。

ひとつはランタンスタンドを使うことです。

これはランタンを吊るしてどこにでも自由に移動できるので、キャンプでのライティングに重宝します。

テントやタープからある程度離して強い光源をおけば、虫を集めてくれるので、虫よけとしての使い方もできます。

もう1つは、タープにランタンフックを取り付け、タープの幕をリフレクター代わりにして明るさを得る方法です。

ランタンフックは、タープのポールに取り付けるだけで、簡単に物が掛けられるアイテムです。

コールマンをはじめ多くのアウトドアメーカーが販売をしており、コンパクトで嵩張らないものなので数本準備しておくと役立ちます。

ランタンの高さを調節して幕全体に光が当たる位置を探り、フックを取り付け吊るします。

この方法なら、明るさが弱めのランタンでもタープ全体を照らすことができます。

また、ランタンスタンドと同様に、タープから離れて焚火をすることでも明かりを得られます。

手元の明かりについてはランタンやライトでもいいのですが、キャンドルを使った小さなランタンを用意するとより雰囲気が出ます。

定番のランタンスタンドはコールマン!

前項でライティングにはランタンスタンドを利用することをお話ししました。

ランタンを吊るすのに、サイト周辺の枝を使うという手段もありますが、いつでもスタンド向きのものが見つかるわけではありません。

夜のライティングに困らないためにも、キャンプアイテムのひとつとしてライトスタンドを準備するのがいいでしょう。

特にこだわりがないのであれば、定番のコールマンをおすすめします。

2kg近いランタンにも耐えられるワイヤーハンガーを採用し、ポールの高さも1mから2.2mまで調節が可能です。

その他の特徴は、下記の通りです。

・足元が三脚で安定したつくり
・アルミ製ペグで地面にしっかり固定できる
・脚が折り畳め、収納時に嵩張らない

アルミ製ではありますが、ペグが付属されているので三脚の足をしっかり固定できるため、転倒の心配が少ないことからファミリー層に人気があります。

次項で組み立て方と使い方をご紹介します。

コールマン・ランタンスタンド・基本の使い方

ここではコールマンのランタンスタンドの組み立て方、使い方を中心にお伝えしていきます。

収納時は複雑そうに畳まれたスタンドのように見えますが、展開するのにそれほどコツはいりません。

まずは三脚部分を開くために、固定しているビスを緩めます。

十分緩むと三脚が広がっていくので、広がりが止まったところでビスを締めます。

次に高さ調節です。

コールマンのランタンスタンドは、3段階で高さを調節できます。

まず一番下のつなぎ目を押しながら、ポールを上へ引っ張ります。

ある程度引き上げたら、ランタンフックを引き出します。

ポールをすべて伸ばしてからフックを出すのは、高さが出てしまいやりにくいので、低い位置にあるうちに出してしまいます。

最後に上のポールを伸ばします。

ポールは下の方は細かく調整できますが、上の方は微調整できないので、注意しましょう。

三脚、ポール、フックとすべて組み立てられたら明かりを置きたい場所に設置します。

設置ができたらランタンを吊るします。

ランタンの明るさによっては最初に決めた位置から離れたり、よりテントやタープに近づける必要がでてくることもありますので、ペグダウンは完全にスタンドの位置が決まってからにしましょう。

ランタンスタンドの使い方・応用編

ランタンスタンドという名前ですが、吊るすものはランタンに限りません。

工夫次第では、便利なスタンドに変えることができます。

コールマンにはポールの太さが違っても取り付けられるランタンハンガーがあります。

こういったハンガーを使うことでランタンスタンドに違った役割を持たせることができます。

【ランタンスタンド・アレンジ】

●フックをたくさんつけて、食器乾燥

コップやクッカーなど取っ手の付いている食器を吊るして乾かすことができます。

洗って籠などにまとめても良いのですが吊るしておくことで拭く手間が省け、テーブルの上で場所を取ることがありません。

●ツール置き場にする

ペグを打つためのハンマー、食器を洗う洗剤やスポンジ、ハンドタオルなど、必ず使うけれどいつの間にか移動していて、使う時に困るものがあります。

これらのアイテムをスタンドに吊るす、またはスタンド周辺に置くことに決めると、わざわざ探し回ることが無くなります。

ハンマーなどは設営時から必要になりますのでサイトについたらまず、スタンドを立てて必要な道具を設置してしまうのも作業をスムーズにこなす手段のひとつです。

●旗や飾りでテントの目印に

サイトによっては利用者が多く、一度テントを離れると自分のテントが分からなくなってしまうことがあります。

そんなときはランタンスタンドに旗など目立つ飾りつけをして、目印としての使い方を検討してみましょう。

子供と一緒のキャンプでは子供がテントを探して迷子になってしまうこともありますが、しっかりした目印があればこのような心配も軽減できます。

コールマンの他にも!お気に入りのランタンスタンドを見つけよう

ここまで、コールマンのランタンスタンドにスポットを当ててご紹介してきました。

しかしランタンスタンドは他にもたくさんの種類があり、それぞれ使い方や色、形状が異なります。

いくつか取り上げてみてみましょう。

●小川キャンパル コンパクトランタンスタンドⅡ

・タイプ:3本脚
・調節幅:86cm・116cm
・調節方法:継ぎ足し
・重量:0.8kg
・耐荷重:1.5kg

三脚タイプのスタンドです。

スタンド自体が軽くコンパクトに収納できるため、荷物を減らしたい方におすすめです。

●ノースイーグル ランタンスタンド2

・タイプ:3本脚
・調節幅:110~250cm
・調節方法:ネジ
・重量:2.4kg

スタンドの重さはありますが多少の風では倒れません。

スタンド全体が黒で統一されているため夜にランタンを吊るすと浮かんでいるように見え、趣のあるアイテムです。

●スノーピーク パイルドライバー

・タイプ:1本脚
・調節幅:110~240cm
・調節方法:ネジ
・重量:1.7kg

一脚タイプのランタンスタンドです。

三脚と比べても遜色ない安定感と設営のしやすさで人気を集めています。

ランタンスタンドを活用してキャンプの夜を明るく

ランタンの明かりを最大限に活かすにはランタンスタンドを上手に使うことが重要です。

食事づくりや細かな作業、仲間との団らんに合わせたライティングをして、テントサイトを最高の場所に演出しましょう。

ここではコールマンのスタンドにスポットを当てましたが、ほかにもたくさんの種類がありますので、じっくりと自分にあうランタンスタンドを探してみてください。

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