キャンプは楽しいけど行くと疲れるから気が重いという方もいると思います。どうしてキャンプに行くと疲れるのでしょうか。
この記事では、慣れないキャンプが疲れる理由や、子連れキャンプ、ロースタイル、後片付けについてなど疲れる理由をご紹介します。
また、愛犬も疲れる事についてや疲れない方法もご紹介するのでぜひ参考にして、快適なキャンプを楽しみましょう。
慣れないキャンプが疲れる理由
キャンプは自然の中で日常にはない時間が過ごせて楽しいのですが、疲れるだけと思っている方も多いと思います。なぜキャンプに行くと疲れるのでしょうか。
まず、疲れる原因の1つにキャンプに慣れていないことが上げられます。
キャンプ用品は日常で使うアイテムではないので、慣れていないと使うのに時間がかかり疲れてしまいます。
テントの設営に時間がかかったり、料理をするのもいつもとは勝手が違い時間がかかったりします。
また、いつもと違う場所で寝るので寝付くのに時間がかかったり、疲れが取れないなどキャンプに慣れないことが疲れる原因につながります。
子連れキャンプは荷物が多くて疲れる
小さな子どもがいる家族キャンプでは、子どもの着替えを余分に持ったり、遊び道具を持ったりと荷物が多くなる傾向にあります。
大人が増える場合は、荷物を運ぶのも設営するのも手が増え楽になりますが、小さな子どもの場合は荷物だけが増えるので疲れます。
また、荷物を運び設営が終わっても小さな子どもがいる場合は疲れたとゆっくり休んでいる暇はありません。
自然の中のキャンプ場は危険な場所もありますし、コンロなど触ると危険なキャンプアイテムもあるので子どもを見守っている必要があります。
子連れキャンプは楽しいですが、荷物が増え負担が増えますし、子どもと遊んだりゆっくり休む暇がなく疲れたと感じる方が多いのです。
ロースタイルは疲れる
ローテーブルにローチェアを合わせたロースタイルは、地面との距離が近いので足を伸ばしてゆったりと座ることができます。
深く腰をかけるので動かずにのんびりと静かに過ごす方には向いていますが、よく動き回る人には向かず疲れてしまうこともあります。
というのも、ローチェアは地面との距離が近いので立ったり座ったりするのに力が必要になるからです。何度も立ったり座ったりするのがめんどくさいので、ローチェアで過ごすなら座ったまま過ごせるように工夫することが大切です。
また、ロースタイルは料理がしにくいので疲れます。下準備をしておいたり、料理用にハイテーブルを用意するなどの対策をする必要があります。
ロースタイルはゆったりと過ごしたい方には向いていますが、自分のキャンプの過ごし方に合わないと疲れるので注意が必要です。
キャンプの後片付けがしんどい
キャンプを楽しんだ後の片付けが疲れるという方も多いと思います。楽しく過ごした次の日は寝不足だったり、疲れが取れていなくて体がだるいこともあり、片付けがしんどいです。
撤収作業はテントを収納するだけでなく、洗い物をしたり、ゴミの分別をしたりなどやることがたくさんあります。
チェックアウトの時間が決められているキャンプサイトが多く、時間までに片付けをしなくてはいけないので、慌てて片付けをして疲れる方も多いです。
また、テントやシェラフなどを適当に片付けると家に帰ってから開いて乾燥させたり、洗浄しなくてはいけないので帰ってからも疲れます。
犬もキャンプで疲れる
愛犬をキャンプに連れて行く方も多いと思います。しかし、愛犬も慣れないキャンプに疲れてしまうことがあります。
車の中で静かにしていても乗っているだけで疲れてしまう犬もいますし、いつもとは違う環境を怖がっていることもあります。
愛犬を連れて行く場合は、トイレを我慢していないかなど様子を確認しながらできるだけストレスがないようにしてあげることが大切です。
また、テントの中に犬のスペースを作り安心できる場所を作ってあげることもおすすめです。いつも使っているシーツなどがあればより安心する空間が作れます。
犬の性格にもよりますが、人間が慣れない生活に疲れるのと同じように、犬もいつもとは違う生活に疲れることがあるので、連れて行く場合はしっかり様子を確認しながら楽しみましょう。
キャンプで疲れない方法
上記ではキャンプに行くとどうして疲れるのか、どんなことで疲れを感じやすいのかについてをご紹介しましたが、キャンプに行っても疲れないためにはどうしたら良いのでしょうか。
疲れない方法がわかれば、2泊などの連泊キャンプも楽しむことができます。疲れない方法を実践しより快適にキャンプを楽しみましょう。
リストを作って余裕を持つ
キャンプに慣れていないと、持っていく荷物が定まらず荷作りを始めたときに時間がかかったり、何度も荷物の確認をしたりすることになります。
荷物のリストを作ることで、スムーズに荷物がまとめられますし、何度も確認することがなくなり無駄に疲れることがなくなります。
また、当日にしか準備できないものもありますが、前日までに準備できるものは前日までに準備し、車にある程度乗せておくことで当日の負担が減ります。
朝慌てて準備をするとキャンプ場につく前に疲れてしまうので、できるだけ負担をなくして出発しましょう。
アイテムを最小限にする
キャンプに行くのには、テントやタープ、コンロやテーブルなどたくさんのアイテムが必要になります。
あれもこれも持っていくと荷物が増え、運ぶのも設営するのも負担になります。
キャンプアイテムはキャンプを快適にするアイテムではありますが、無理にすべてを使おうとすると負担になり疲れの原因になります。
自分のキャンプスタイルに必ず必要なキャンプアイテムについてを考えてみましょう。
持っていくキャンプアイテムはできるだけ最小限にして、運ぶ、設営、撤収の負担を減らすことがおすすめです。
後片付けを楽にする
キャンプの後片付けを楽にするためには、まず中身がぐちゃぐちゃになりがちなごみ袋をきちんと分別できるようにしておくことです。最初から分けて捨てられるように準備しておくことで、撤収するときにゴミの分別をせずに簡単に捨てられます。
次に、洗い物です。前日に洗えるものは洗っておき、片付け当日は洗い物が少なくすむようなバーナーでできる簡単な朝食を考えるのがおすすめです。
最後におすすめなのが、次回そのまま使えるようにテントやシェラフなどのキャンプアイテムを収納することです。
テントやシェラフなどは湿気などで湿っているので、しっかり乾燥させる必要があります。キャンプ場で家に帰ってから行う後片付けを済ませてしまえば、帰ったら倉庫などに荷物を収納するだけなので負担が減ります。
ゆっくり休む
キャンプ場によっては、なにかの体験ができたり、遊べる場所があったりします。せっかく来たのだからと、あれもこれもやっていると疲れてしまいます。
また、キャンプでやってみたい凝った料理や、キャンプでしかできないことをやってみたいとあれもこれも挑戦すると疲れます。
キャンプを楽しむのは良いことですが、ゆっくり休むことも大切です。ゆったりと過ごして自然を感じて休む時間も作りましょう。
キャンプ場選び
時期によってはキャンプ場がとても混んでいて、フリーサイトだと場所の取り合いになることもあります。
場所が取れても隣との距離が近く落ち着いてキャンプが楽しめなかったり、うるさくて眠れなかったりするので、キャンプ場に人が多すぎて疲れることもあります。
また、トイレや炊事場が遠すぎて疲れることもあります。キャンプ場選びはとても重要です。
区画が決まったキャンプ場かどうかや、トイレや炊事場などの位置もしっかり確認しておきましょう。
キャンプで疲れない方法をご紹介しましたが、それでもキャンプが疲れるという方はキャンプ用品が一式で借りられるキャンプ場を選ぶこともおすすめです。
テントなどの設置がされていて、炭や食事もすべて用意してあるキャンプ場もあるので、キャンプは楽しみたいけど、準備や後片付けで疲れたくないという方はこのようなキャンプ場を選んでみてはいかがでしょうか。