ファミリーキャンプやペット連れに─あると便利なグッズ24選

最終更新日:2022/01/17

キャンプへ持って行くものと言えば、テントや寝袋、テーブルに椅子などが思い浮かびますが、そこにもう1つあると便利なグッズをプラスするだけでキャンプをより快適に楽しく過ごすことができるとしたらいかがでしょうか?
キャンプに絶対に必要ではないけれど、ちょっとした困りごとを解決してくれるあると便利なグッズを今回の記事では厳選してご紹介します。
買って良かったと思っていただけるような、「あると便利なグッズ(もの)」を集めてみましたので、ぜひご参考にしてください。
また、ペット連れでのキャンプにあると便利なグッズをいくつかお伝えします。

あると便利なキャンプ用のグッズとは

キャンプにあると便利なグッズとは、キャンプに絶対持っていく必要のあるものというよりも、キャンプにあると良いと思えるものです。
キャンプにあると良いものは、そのグッズを使うと簡単になる、または快適になるなど、キャンプ中のちょっとした悩みを解決してくれるグッズです。

特に、キャンプの初心者の方は、普段とは違う環境のため、テントの設営に手間取ったり、バーベキューコンロやたき火の火起こしがうまくいかない、思った段取りで調理ができないなどさまざまなトラブルがつきものです。
そこで活躍するのが、このような悩みを解決する「あると便利なグッズ」です。

しかし、キャンプでは「荷物はコンパクトに」が鉄則です。
あると便利なグッズは、キャンプに持って行くだけで役に立つことは間違いありませんが、荷物が増えるということも覚えておきましょう。
それでは、シーンごとのキャンプにあると便利なグッズをご紹介します。

ファミリーキャンプにおすすめのあると便利なグッズ

収納ボックス

子連れでのファミリーキャンプでは着替えや遊び道具など荷物が増えがちです。
このような時にあると便利なグッズはキャンプ用の収納ボックスです。
収納ボックスはキャンプ道具などを中に入れて持ち運ぶ時にとても便利で、車の中での収納もしやすくなります。

収納ボックスは、ハードタイプやソフトタイプ、折りたたみタイプなどさまざまですが、ファミリーキャンプに1番おすすめの収納ボックスは「ハードタイプ」です。
ハードタイプは他のタイプに比べサイズや重さがありますが、耐荷重のあるものは、椅子やテーブルとして使えるのでとても便利です。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュは、出かける時には必ず持ち歩く方も多いと思いますが、キャンプシーンでもあらゆる場所で活躍します。
手や口を拭く、テーブルを拭くなどの他に、すぐに洗えない食事後のお皿をサッと拭いておくにも便利です。

取り外しのできるLEDランタン

通常はテントサイトを照らすメイン照明として使え、複数のパネルでできたライトは必要に応じて取り外しができるので、夜にトイレへ行く時などにとても便利です。

ジッパーバッグ

ジッパーバッグは、食材を小分けで持って行く、または食材を混ぜ合わせるなど主にキャンプ料理で活躍しますが、ばらばらになりがちな小物や、濡れたり汚れたりした衣類を入れることもできます。
ジッパーバッグはサイズ展開が豊富なので、使い道に応じたものを持って行くと良いでしょう。

キャンプ飯を簡単に美味しくできるあると便利なもの

メスティン

ご飯を炊く、食材を煮る、焼く、揚げるなどあらゆるキャンプ飯に対応できるメスティンは、鍋やフライパンの代用品として、多くのベテランキャンパーから人気のグッズです。
メスティンがあると、お子様が好きな炊き込みご飯や忙しい朝食用のインスタントラーメンなどが作れるほか、メスティン用の網を使うことで、中華まんを蒸す、燻製などが作れます。
また、ホットケーキミックスを使ったパウンドケーキなども作れます。
このようにメスティンを持っているとキャンプ飯のバリエーションが広がります。

シェラカップ

軽くて丈夫、そしてコンパクトなシェラカップは、持ち手が付いているカップで、コップとして使う他に、食器や調理器具として使える便利グッズです。
ステンレスやチタン製のシェラカップは直火が使えるものが多いので、フライパンや鍋として使えるところも魅力です。
このようにシェラカップはジュースを飲むコップとして、バーベキューを食べる時の取り皿としてさまざまな使い方ができるので、他の食器類を持って行く必要がありません。
また、シェラカップをお皿として使う場合、取っ手が付いているのでお子様がお皿を落としてしまう心配も少なくなります。
さらに、シェラカップはスタッキングが可能なので、人数分、または使いたい分そろえていても大きな荷物にはなりません。

万能調味料

作るキャンプ料理にもよりますが、肉や魚を焼く、スープ、サラダなどあらゆる料理に使える万能調味料は、あれこれと調味料を持って行く必要がないのでとても便利です。
特に、キャンプ用の万能調味料としておすすめする「マキシマム」や「ほりにし」は多くのキャンパーからの人気を得ています。
万能調味料のオススメレシピなどは、ベテランキャンパーのSNSやブログなどに多数掲載されていますので、定番レシピからアレンジレシピまでキャンプ飯のアイデアとして参考にしてはいかがでしょうか。
また、万能調味料はメーカーによって原料や味わいが異なるので、Amzonや楽天市場などのショッピングサイトのレビューや口コミなどを見て購入されると良いでしょう。

調味料の持ち歩きにあると便利なグッズ

上記の万能調味料はとても便利ですが、これだけでは調味料として足りない場合もあると思います。
例えば、しょうゆやさとう、塩など単品で持って行く場合には、お弁当などに使うタレビンがおすすめです。
タレビンのフタはスクリューキャップが多いので、液体調味料を入れても液だれしにくく、少量の調味料を持ち運ぶのに便利なサイズです。

タレビンに入れ替えする作業が面倒だと思う方は、お弁当やお惣菜についている小分けのしょうゆやソースなど、ついつい冷蔵庫の中で眠らせてしまいがちな調味料を持って行くのも方法の1つです。

レトルト食品

急におなかが空いた時などは、レトルト食品があると便利です。
レトルト食品で代表的なものと言えばカレーやパスタソース、ご飯などがありますが、レトルト食品の良さは持ち運びが常温でOKで、賞味期限が長いところです。
そのため、たとえキャンプでレトルト食品を使わなかったとしても次回のキャンプに使えます。

また、自宅に常備している災害用のレトルト食品や、インスタント食品の賞味期限が近いものなどをキャンプに活用してみるのはいかがでしょうか。

テントの中と外で使えるあると便利なグッズ

コット

テントの中は主に睡眠をとることがメインとなります。
その睡眠を快適にしてくれるあると便利グッズはコットです。

コットはアウトドアやキャンプ用のベッドで、地面からの冷気や熱を遠ざけ、デコボコなどを気にせずに寝ることのできる便利なグッズです。
コットは寝ることの他に、ベンチや荷物置き場としても使えます。
中でも高さのあるハイコットは、下に荷物を置く事ができるので、テント内の荷物の整理にとても便利です。

ハンマー

テント設営に必要なペグ打ちはハンマーがあると便利です。
さらに、テント専用のハンマーはベグ抜きも付いているので、1つ持っているとテントの設営が楽になります。

モバイルバッテリー

キャンプの思い出を残すために、普段よりも使ってしまうスマホやデジタルカメラは充電をしっかりとしておきたいものです。
モバイルバッテリーはUSB充電ができる家電にも使えるので、1台持って行くと重宝します。

キャンプ用ナイフ

キャンプ用のナイフはキャンプ中の「切る」作業を全てまかなえる、あると便利なグッズです。
数あるキャンプ用ナイフの中でも切るほかに缶きりやコルク抜き、ドライバーなどの機能が1つになったツールナイフは、キャンプ用としてだけではなく、災害時にも役立つ便利なナイフです。
使い勝手は良いとはいえませんが、肉や魚を切るなどの料理を作る時の包丁がわりとしても使えるので、特にコンパクトなキャンプを好むソロキャンプをされる方などに人気があります。

柄の長いライター

炭火、たき火どちらにも使える柄の長いライターは、やけどの心配をせずに着火ができます。
風の強い日にも使える高火力のライターがおすすめです。

キャリーワゴン

意外と距離のあるャンプ場の駐車場とキャンプサイトでは、荷物運びに悩まされます。

テントや椅子、バーベキューコンロなど1つずつ運ぶとなると、何度も駐車場とキャンプサイトを往復することになり、一苦労です。
このような悩みを解決してくれるあると便利なグッズはキャリーワゴンです。
大きなサイズのキャリーワゴンならば、ある程度のキャンプ道具を運ぶことができ、小さなサイズのキャリーワゴンはお子様のお手伝いに用としても使えます。

季節に合わせて使えるあると便利なもの

1年中楽しめるキャンプは、その季節ごとにあると便利なグッズで快適に過ごせます。

ブランケット

冬に限らず、キャンプ場は気温や天候が変わりやすい自然の中にあることが多いので、ブランケットが1枚あると便利です。
ブランケットは羽織る、膝にかける他に、肌寒い時の布団として、またはテント内のラグとしても使えます。
コンパクトな収納ができるブランケットなどは、キャンプ用として使う他に、車用、災害用としても便利です。

パーカーや薄手のダウン

春や秋のキャンプは日中の気温は暖かいことが多いですが、夜になると冷え込みが厳しくなる季節です。
このような寒暖差の厳しい季節のキャンプにあると便利なものは重ね着ができる衣類です。
寒くなったら羽織れるパーカー、薄手のダウンなどは脱ぎ着がしやすいのでとても便利です。
また、首元をあたためるスカーフやマフラーなども体温調節におすすめです。

コードレス扇風機

夏のキャンプの暑さ対策にはコードレス扇風機がおすすめです。
テントの中ではもちろん、コンパクトなサイズの扇風機ならば、持ち運びにも便利です。

湯たんぽ

寒さの厳しい冬のキャンプでは、暖房対策が一番の課題です。
暖房対策として効果的なグッズはストーブなどですが、テント内で使うには換気対策などの安全面で不安だという方も少なくありません。
そこで、安心で安全に使えるあると便利なグッズは湯たんぽです。
湯たんぽはお湯を入れるだけで寝袋の中を温める、または膝の上において直接体を温めることができます。

100均で買えるキャンプにあると便利なグッズ

あると便利なグッズは100均でもいろいろとそろえることができます。
特にちょっとした小物などは、100均で用意するとコストカットにもつながります。
先ほどご紹介したウェットティッシュやジッパーバッグ、柄の長いライター、湯たんぽなども100均で購入が可能です。
また、100円商品ではありませんが、コードレス扇風機やモバイルバッテリーなども100均でそろえることができます。

トング

バーベキューなどで活躍するトングは、人数分そろえておくと役割分担などができるので便利です。

着火剤

着火剤はバーベキューなどの火起こしが苦手な方にはおすすめのグッズです。
100均の着火剤は固形タイプとジェルタイプなどがあります。

ウォータージャグ

蛇口をひねると水の出るウォータージャグは、コンパクトな持ち運びと収納ができる折りたたみのできるタイプがおすすめです。
ウォータージャグがあると、水を飲んだり、料理に使う、さらに手や顔が洗えるので、キャンプ場の共同水場などが混んでいる時などには重宝します。
ただし、ウォータージャグは100円商品ではない場合もありますので、購入の際には値段を確認しましょう。

サンダル

テントを行き来する時、靴を履いたり、脱いだりの動作は以外と面倒なものです。
このような時には100均のサンダルがおすすめです。
特にベランダ用のサンダルなどは脱ぎ履きがしやすく、水はけが良いので家族で1足用意しておくと、トイレに行く時などに重宝します。

ペットを連れてキャンプへ行くなら

ドッグランが併設されている様なペット可のキャンプ場へ、犬などを連れて行く場合、エサやリードの他にもあると便利なグッズがいくつかあります。

ウォーターボトル

エサを入れて持ち運ぶ時にあると便利なグッズは、100均などでも購入できるウォーターボトルです。
主にカリカリなどの乾燥系のエサを入れるのにおすすめです。
ウォーターボトルは口が広めのものを選ぶとエサの出し入れがしやすく便利です。

ペグとカラビナ

ペグとカラビナは、リードをつなぎテントサイト内で犬などを自由に遊ばせる時に役に立ちます。
テーブルや椅子の脚にリードをつないでしまうと思わぬ事故を引き起こす可能性があるので、このようなペット専用のペグやカラビナを用意することをおすすめします。

まとめ

以上、キャンプにあると便利なグッズ(もの)をご紹介しました。
あると便利なグッズは、全ての方に必要なものではなく、キャンプをどのように過ごすかによってそろえることで、これからのキャンプをより快適にするものです。
これまでご紹介してきたあると便利なグッズの中で本当に必要と思うものだけを吟味して持っていく事で、次回のキャンプは楽しいものになると思います。
気付くとついつい予算をオーバーしてしまうキャンプでのコストダウンを目指すのならば、100均でアイテムをそろえることも一つの方法です。

あると便利なグッズを上手にキャンプに取り入れて、快適なキャンプをお過ごしください。