ダウンジャケットは冬の防寒着の定番です。
インナーが薄着でも、フロント部分をしっかり閉めればとても暖かいです。
アメリカのアウトドアの人気ブランド「コロンビア」をご存知でしょうか。
スポーツウェアやアウトドア用品など、長年にわたりキャンパー達に愛用されているブランドです。
コロンビアからはたくさんのダウンジャケットが販売されています。
ここではコロンビアのダウンジャケットの特徴と、自宅でできる洗濯の仕方などをご紹介します。
ダウンで有名なコロンビアとはどんな会社なの?
「コロンビア」はアメリカのオレゴン州で、1938年に創業しました。
オレゴン州は山、川、湖、海などの自然環境が非常に豊かな場所です。
そのためキャンパー達が集まる、アウトドアが盛んな土地として広く知られています。
コロンビアは「総合アウトドア・スポーツウェアメーカー」として、体を動かすことに特化した、「強い構造」と「洗練されたデザイン」のウェアを作り続けています。
たくさんのカラーバリエーション、お洒落でスマートなデザインなどもコロンビアの特徴となっています。
さらに1997年に日本法人として「株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン」が設立されました。
日本でアウトドアを楽しむ人々に、洗濯ができるダウンジャケットやスポーツウェアなど多く販売しています。
アウターウェアや、スポーツウェア、バックパックなどアメリカ同様の豊富な製品のラインナップを行っています。
現在コロンビアは直営店のほかに、アウトドア専門店、スポーツ用品店、百貨店などの流通経路を持ち、非常に手にしやすい環境にあります。
また、コロンビア以外にもブランド展開をしています。
「コロンビア」「ソレル」「モントレイル」「マウンテンハードウェア」と、現在は4つのブランドで事業展開を行っています。
コロンビアのダウンジャケットの特徴
コロンビアは、高い機能性を備えたダウンジャケットが数多く展開されています。
そんなコロンビアのダウンジャケットの特徴とは何でしょうか。
・独自の技術で高い撥水性を実現
・高品質のダウンによる高い保温力
・アウトドアから街使いまでできるデザイン
おもにこの3つの理由が、人気の高い理由だと考えられます。
「ロッカウェーデンスⅢフーディー」はコロンビアのダウンジャケットの定番中の定番と言われています。
非常に人気の高いダウンジャケットで、機能性が向上しリニューアルされたモデルです。
上記の3つの特徴も兼ね備えています。
高品質の羽毛を使用し、「ターボダウン」という二重構造になっています。
そのため保温性が高く、とても暖かく快適です。
素材そのものの風合いを保つ「オムニシールド機能」を採用しています。
また、高い撥水機能があるので、急な雨にも素早く対応することが可能です。
様々なアウトドアシーンで活躍するダウンジャケットでしょう。
「バーロウパス550クーボダウンジャケト」も人気の高いダウンジャケットです。
ロッカウェーデンスⅢフーディー同様に撥水機能、二重構造になっています。
アウトドアではもちろん、街使いとしてもお洒落に着こなせます。
コロンビアのダウンジャケットは商品のラインナップが豊富なので、お好みの一品がきっと見つかるでしょう。
続いて、ダウンジャケットを「自宅で洗濯する方法」をご紹介します。
コロンビアのダウンは自宅で洗濯できるの?
コロンビアのダウンは自宅で洗濯できるのでしょうか。
ダウンジャケットはクリーニング料金が高いので、なかなか頻繁に出せないものです。
しかし、いくつかの注意を払えば、自宅で洗濯することが可能なのです。
自宅クリーニングできれば節約になりますし、清潔に着こなせます。
1番大事なことは「洗濯表示通りに洗う」ことですが、ここでは「基本的なケア」としてご案内させていただきます。
以下、ダウンジャケットを洗濯する際の大まかな注意点になります。
・ダウン用の洗剤で洗う
・ぬるま湯で洗う
・もんだりこすったりしない
・押して脱水する
ダウンは水鳥の胸周辺のふわふわした毛のことを指します。
そのため、冷たい水や普通の洗濯用洗剤では強すぎて痛んでしまうのです。
また圧力や摩擦でつぶれて、元通りにならなくなってしまうこともあります。
強く押し洗いして、ダウンが偏らないように注意しましょう。
終始やさしく取り扱ってください。
続いて、手順を追って洗濯方法を詳しくご説明していきます。
コロンビアのダウンジャケットを洗濯してみよう
実際にコロンビアのダウンジャケットを洗濯してみましょう。
手順をご説明します。
①まず、洗濯を始める前に準備をします。
フロント部分のファスナーやボタンは、破損を防ぐために閉めておきます。
シワがないように、裾部分やフードをきちんと伸ばしておきましょう。
②ぬるま湯を用意して、たらいに張ります。
ダウン用の洗剤を入れて、少し混ぜましょう。
水分量は、使用するダウン用洗剤の指示通りに行いましょう。
③ダウンジャケットの全体をゆっくり浸けて、力を抜いて洗ってください。
この時強く押したり揉んだりしてしまうと、ダウンが絡まってしまうので注意しましょう。
汚れが目立つ場所は、柔らかいスポンジなどで力を抜いてこすってみましょう。
④洗い作業を終えたら、次はすすぎ作業です。
ゆっくりぬるま湯をかけて洗剤を落としましょう。
⑤すすぎ作業を終えたら、やさしく脱水を行います。
力を抜いてダウンジャケットを押し、水を押し出します。
この作業を何度か行いましょう。
その後バスタオルでダウンジャケットを包み、水分をやさしく取りましょう。
決して絞ったり、脱水機を使わないように注意してください。
⑥最後に乾燥機を使って、乾燥作業です。
ダウンジャケットをネットに入れ、生地に負担がないように低温の設定にします。
⑦乾燥機を使っても乾ききらなかった時は、日陰の涼しい場所で「平干し」しましょう。
ハンガーにかけて乾かすと、ダウンが下の方へ片寄ってしまう恐れがあるので注意してください。
ダウンジャケットの自宅クリーニングのご説明は以上になります。
やさしく洗濯を行って、ダウンを傷つけないように気を付けましょう。
ダウンジャケットの部分的な汚れを落としたい
コロンビアのダウンを着用していて、部分的に汚してしまうこともあるでしょう。
「飲み物や食べ物をこぼして、汚れてしまった…」そんなこともあると思います。
ひどい汚れだとクリーニングに出すほかありませんが、ちょっとした汚れなら自分で落とすことができます。
簡単に試せますので、ご説明します。
①まず、ダウン用洗剤を水で薄めます。
②タオルに①をつけ、汚れている部分を拭き取ります。
やさしく軽く拭き取るように、汚れをおとしましょう。
③次に固く絞った濡れたタオルでしっかり拭き取ります。
洗剤が残らないように気を付けましょう。
④においが残って気になるときは、裏返しにして短時間天日干しすると効果的です。
以上になります。
あくまで部分的な汚れの落とし方なので、試しても汚れが落ちなければクリーニングに出しましょう。
またシーズン中は、汗や皮脂がつきやすい首周辺や袖口を、濡れたタオルでこまめに拭き取ることをおすすめします。
これだけでもかなり汚れを押さえることができます。
ダウンジャケットは洗濯をしなくても、日ごろの細かいメンテナンスによって、きれいに着続けることができます。
ダウンジャケットを洗濯した後は?シーズンオフの保管方法は?
コロンビアのダウンを洗濯した後に、行うことは何でしょうか。
実は洗濯したことで、ダウンの撥水効果が減少してしまうことがあります。
その場合はダウンに撥水材をかけて撥水処理を行いましょう。
そうすることで、雨などのダウンの濡れ予防に効果的です。
行い方としては、
①近づきすぎるとムラになるので、少しはなれて撥水剤をかける
②ドライヤーをあてて熱処理を加える
という流れになります。
ドライヤーも生地を傷めないよう、少しはなしてかけましょう。
撥水加工も終えて、次はダウンジャケットの保管です。
シーズンオフ中の保管方法はどのように行えばいいでしょうか。
まず、カバーなどをかけて長期保管するのは避けましょう。
そして可能な限りゆったりとした場所へ自然な状態で保管してください。
長期間押しつぶされたままだと、素材がへたり、保温性の低下へと繋がります。
また、プラスチックの衣装ケース、ビニール袋での収納は避けましょう。
理想としては湿気が少ない、直射日光が届きづらい、通気性の良い場所に保管してください。
ダウンジャケットを長く着用するには、シーズンオフ中の保管に気を使うことが大事です。
一つは持っていたいコロンビアのダウンジャケット
いかがでしたか。
コロンビアのダウンジャケットの特徴と、自宅でできる洗濯の仕方をご紹介させていただきました。
アウトドアから街使いまでできる、機能的でお洒落なダウンジャケットだということが分かりました。
そしてきちんを注意を払えば自分で洗濯ができるのも魅力的です。
ダウンはとてもデリケートです。
頻繁に洗濯する必要はありませんが、シーズン終わりには洗濯してから保管しましょう。
きちんと洗濯すれは次の冬も、さらにその先の冬も、気分よく着続けることができるでしょう。