おうちキャンプでご飯を楽しもう-おすすめ料理道具もご紹介

最終更新日:2022/10/18

おうちキャンプ ご飯

キャンプの楽しみといえば食事。しかし、なかなかキャンプに行くことができないという方も多いでしょう。
そのような時は、おうちキャンプでアウトドアご飯を楽しんでみませんか。

この記事ではおうちキャンプでスムーズにご飯を作るコツや、あると便利な料理道具をご紹介します。

おうちでキャンプご飯を作る魅力

キャンプでの食事は、いつもと同じ料理だったとしてもなぜか格段においしく感じますよね。
なかなかキャンプに行く機会がないという方は、お家キャンプでアウトドア気分を満喫するのはいかがでしょうか。

おうちでキャンプ飯を楽しめる、おうちアウトドア料理の魅力についてご紹介します。

  • 野外に行かなくても手軽におうちでキャンプ飯を味わえる
  • 水道・電源が使えるので便利
  • 庭や自宅の駐車場、ベランダやバルコニーなどで食事ができる
  • 実際のキャンプで調理する時の練習になる
  • 防災レシピとしても活躍する

おうちキャンプ飯を効率良く作るポイント

野外で行うキャンプよりはずっと手軽なおうちキャンプですが、自宅で行う場合でも、キャンプはやはり段取り良く、時間にメリハリをつけて過ごしたいですよね。
ここからは、おうちキャンプご飯を効率良く作るためのポイントをご紹介します。

メニューは簡単・シンプルに

キャンプ飯は、キャンプでの大きな楽しみのひとつでしょう。
おうちキャンプでも、食事は皆が盛り上がるところですよね。
テンションも上がるのでおうちキャンプでは凝った料理を作りたくなるものですが、キャンプ場での料理は本来調理器具や食材、調味料が限られており、調理がしにくいものです。
特にキャンプにまだ慣れない方がキャンプ料理を楽しむためには、凝った料理はおすすめできません。
おうちキャンプでも、キャンプ飯はまず、「簡単・おいしく」を基本にメニューを選びましょう。

献立は事前に考えておく

手軽に行えるおうちキャンプとはいえ、献立は事前に考えておきましょう。
前もっておうちキャンプで作りたい料理のメニューを考えておくと、当日のおうちキャンプで効率よくキャンプご飯を作ることができますよ。
当日のお昼ごはんと夕食だけでなく、翌日の朝食のメニューも考えておき食材の準備を進めておくと、献立に悩まずスムーズです。

下ごしらえが大事

おうちキャンプご飯を効率よく作るには、食材の仕込みが最も重要なポイントになります。

野菜や肉などをあらかじめカットして下ごしらえしたり、調味料に漬けておくことで、おうちキャンプでの調理がスムーズになります。
それだけではなく、必要な材料を最小限にまとめることもできますよ。
お家キャンプなので自宅から必要な調味料を多めに入れることも可能ですが、当日バタバタしないためにも、前もって食材に仕込みをしておくことに越したことはありません。

万能調味料を使う

キャンプでのご飯は、最初は凝ったものよりも簡単なものがおすすめと先にご紹介しましたが、調味料もシンプルが一番です。調味料をたくさん使うような凝った料理は、キャンプに慣れてからが失敗がありません。

キャンプに慣れない方がおうちキャンプで料理をする際は、1種類で味付けができる万能調味料が一推しです。塩やコショウでもいいのですが、より食材の旨味を引き出すハーブソルトの方がおすすめです。

ハーブソルトとは、岩塩などの塩にハーブやスパイスをミックスした調味塩のことです。混合するハーブや塩によって風味や香りが異なるので、料理の仕上げに使えばいつもの献立がワンランク上のキャンプ飯に変身します。

また、さっとひと振りするだけで味付けや香り付けができるので、調味料の持ち込みを減らしながら本格的な料理を楽しめるのもおすすめポイントです。

食材や道具は必要量で十分

実際のキャンプでは、荷物は少ないほうがいいですよね。
おうちキャンプでもそれにならい、キャンプ飯には必要なものだけを持参するのが良いでしょう。

おうちキャンプの荷物は、なるべく同じ調理器具や食材で作れるメニューを考えることで、最小限に抑えることができます。

おうちキャンプご飯で便利に使える道具

おうちキャンプでご飯を作る時に、あると便利に使える道具をご紹介します。
便利なだけではなく、キャンプらしさも一気に増すアイテムです。

BBQコンロ

おうちキャンプでのおすすめの燃料は、炭火よりもガスボンベです。ガスボンベをコンロにセットすれば、手軽に鉄板や網の上で肉や野菜を焼くことができますし、子供が大好きな焼きそばも作ることができます。

ガスバーナー

缶詰をそのまま炙ったり、ワイルドな楽しみかたができるガスバーナー。手早く簡単に着火できるうえ、キャンプらしい雰囲気が出るのでおうちキャンプが盛り上がるでしょう。

メスティン

メスティンとはアルミ製の四角い飯ごうのことで、これひとつで煮る・炊く・焼く・蒸すなどの調理ができる万能クッカーです。器にもなるので、キャンプらしい雰囲気を楽しみたい時にもおすすめです。

シェラカップ

直火Okの軽量目盛りがついたカップです。シングルバーナーなどで炙って一人分のご飯も炊ける便利なクッカーです。軽量カップとしても、器としても使うことができます。

アウトドアナイフ

折りたたみ式のフォールディングナイフなら、使わない時は刃をケースにしまっておけるので安全に持ち運びできます。包丁のかわりに、ナイフで肉を切ったりするのも一段とキャンプの雰囲気を味わえるでしょう。

スキレット

スキレットとは、厚みのある鋳鉄製の小型のフライパンのことです。調理してそのままテーブルに出してもとてもおしゃれです。100均でも販売されているので手軽に用意することができます。

ダッチオーブン

煮る・蒸す・焼く・炊く・炒める・揚げるなどさまざまな調理に使用できるダッチオーブンがあると、一気にキャンプらしさが増しますよね。ダッチオーブンの中にはシーズニングが不要でガスコンロやIHで調理可能なものもありますので、こうしたものを使用するのも良いでしょう。

ホットサンドメーカー

ホットサンドメーカーがあると、食パンに好きな具材を挟んでおいしく焼き上げることができますよ。直火式と電気式のホットサンドメーカーがありますが、少ない手間で素早く焼くことができるのは、電気式です。

おうちキャンプご飯をSNSでチェック

おしゃれなおうちキャンプご飯を作りたいけれど、なかなかアイデアが浮かばない時は、SNSでおうちキャンプ料理の情報をチェックしてみましょう。
インスタなどで探すと見た目がおしゃれでおいしそうな、おうちキャンプご飯をたくさん見つけることができますよ。
youtubeなどでのキャンプ料理関連の動画を探してみてもヒントになるでしょう。

おうちキャンプでのご飯作りで注意すること

火気に注意

バーナーやコンロなどは火を使いますので、取り扱いに十分な注意が必要です。

煙に注意

調理中煙が出るような場合は、ご近所の迷惑にならないよう注意しましょう。

キッチンスペースにはお子様を入らせない

小さなお子様がいる場合は、刃物などがあるキッチンスペースに入らせない工夫をしましょう。

深夜までの食事や歓談はご近所の迷惑になるので避ける

ボリュームに注意していても、深夜まで続く宴会の雰囲気は近隣の方にとっては迷惑なものでしょう。ランタンなどの照明も、ご近所の方が眩しく感じないよう配慮が必要です。

まとめ

野外に行かなくてもアウトドアの雰囲気を味わいながら手軽にキャンプ飯を堪能できるのが、おうちキャンプご飯の醍醐味でした。おうちキャンプをする時は、時間帯や騒音に注意して、ご近所に迷惑にならないように楽しみましょう。小さなお子様などがいる時は、あらかじめご近所におうちキャンプをする日を伝えておくと良いかもしれませんね。現実でのキャンプでもクワイエットタイムがあるように、おうちキャンプでも遅くとも22時頃までには消灯を心がけると良いでしょう。

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