【お家でキャンプ】テントを立てて子どもと一緒に楽しもう

最終更新日:2022/02/19

家で過ごす時間が多いと子どもは暇を持て余し、その相手をする保護者の方も毎日頭を悩ませることと思います。
そこでぜひ挑戦してほしいのが「お家キャンプ」。
キャンプ初心者の方でも気軽にできるので、これを機会に思い切ってやってみませんか?
家キャンプを楽しむコツやテントの選び方、立て方など詳しくご紹介します。

お家の中でテントを立ててキャンプを楽しむ人が急増中

今人気を集めているのが「家キャンプ」。
お家の中でテントを立てて、キャンプを楽しむ方が増えています。
キャンプをしたことがない方にとってはハードルが高いように見えますが、イチからキャンプ用品を揃える必要がなく、家にあるアイテムを工夫するだけでOK。
ただぜひ用意はしてほしいのが「テント」です。
テントがあるだけで、そこはもうキャンプ場!子供と一緒に準備から楽しんでみてはいかがでしょうか。

家キャンプの魅力

家キャンプには通常のキャンプにはない魅力があります。

  • 家にいながら気軽にアウトドア気分を味わえる
  • 忘れ物の心配がなく準備が楽
  • トイレやお風呂の心配がない
  • 天候に左右されず楽しめる

“不自由を楽しむ”のもキャンプの魅力ですが、子どもが小さいと準備から撤収まで大変ですし、当日天候が悪く雨が降った場合はキャンプ自体を諦めることもあるでしょう。
そうした悩みも家キャンプなら問題なし!親も疲れることなく、子どもと一緒にストレスなくキャンプ気分を味わえます。
トイレ・お風呂問題もないので、小さなお子さんがいるご家庭こそ家キャンプが最適なのです。

テントは必須-家キャンプを楽しむコツ

漠然と家キャンプをしようと思っても、どう楽しめばいいのかわからない方も多いと思います。そこで、少しでも家キャンプを楽しめるよう家キャンプを楽しむコツについてご紹介します。

テントを立てる

家キャンプをする上で欠かせないアイテムがテント。お部屋や庭にテントを立てることがもっとも重要で、テントさえあればキャンプ感を演出できると言っても過言ではありません。
そのくらい家キャンプにはテントは必須なので、家キャンプをするならぜひテントを用意することをおすすめします。

テントの中で寝る

テントを立ててその中で寝るだけで気持ちがワクワク!秘密基地にいるような気分も味わえます。寝る時に布団ではなく寝袋がおすすめ。より自宅をキャンプ場へと変えてくれるでしょう。
もちろん寝袋がないなら布団を持ち込んでもOK。”テントの中で寝る”ということが重要で、それだけできっと子どもは喜ぶこと間違いなしです。寝床作りは子どもにお任せしましょう。

部屋の電気を消してランタンの灯りで過ごす

キャンプ気分が最も高まるのは”夜”。よりキャンプ気分を味わうためにも夜は部屋の電気を消し、ランタンやキャンドルなどの小さな灯りで過ごしてはいかがでしょうか。
ランタンにも種類があり、テント内に吊るせるものやテーブルに置くもの、部屋全体を足らせる大光量タイプのものなどあるのでどれがいいのか悩みますが、部屋キャンプで使うなら、コンパクトでデザイン性に優れたおしゃれなものがベスト。火を使わない安心安全なLEDランタンやキャンドルがおすすめです。。

キャンプ飯を楽しむ

キャンプ飯といっても難しい料理をしようというわけではなく、材料もメニューもあるものでOK。お庭キャンプならBBQが楽しめますが、住宅事情によってはBBQができないこともあるでしょう。
家キャンプでキャンプ飯を楽しむポイントは、アウトドア用の鍋や食器を使うこと。
例えばスキレット。100円ショップでも購入できる、キャンプ用調理用具の中でもお手頃価格で使い勝手の良いアイテムです。スキレットをおすすめする一番の理由が、そのまま食卓に出せて且つ見た目がおしゃれなこと。スキレットを使ったレシピもたくさんあるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

家キャンプ用テントの選び方とテントの立て方

キャンプ気分を盛り上げるテントですが、キャンプギアでも高額なので、購入してから後悔しないためにも選び方は重要です。
家キャンプ用テントの選び方とテントの立て方についてご紹介します。

家キャンプ用テントの選び方

  • 使用人数や用途に合わせたサイズ選び

テントを選ぶ際はサイズ選びが重要。”テントの中で何人寝るのか”を基準に選びますが、家キャンプの場合は室内で使うか庭で使うかがポイント。小さく見えるテントも、室内で広げると意外と大きく場所を取るので、「○人用」の表記を目安に、使用人数や用途をイメージしてサイズを選びましょう。
子どもが楽しむなら、中央を1本のポールで支えるワンポールテントがおすすめ。設置が簡単で、インテリアにも馴染むおしゃれなデザインが魅力です。

  • 自立式か非自立式か

室内テントなら簡易テントと呼ばれる「ポップアップ式」「ワンタッチ式」のテントが便利。本格テントのようなペグなどの道具が必要なく、手を離すだけでパッと広がり自立するので設置・撤収がとても楽です。
ペグなどで固定しないためテントを広げたまま移動でき、部屋キャンプに最適です。

テントの立て方

テントを立てる際に一番大切なことが”取扱説明書をよく確認する”こと。テントは立て方を間違うと事故に繋がるため、安全で快適なキャンプをするためにも、説明書を見ながら立てていくことが大切です。
また、非自立型のテントの場合は最初にテントをしっかりと広げることがポイント。広げることでポールが差し込みやすくなり、ポールの差し間違いもなくなります。
地面が柔らかくてペグが抜けてしまうのでは…といった心配がある場合は、ペグを2本使ってクロスに打ち込むとしっかり打ち込めます。

庭キャンプもおすすめ-庭キャンプ用テントの選び方と楽しみ方

ここまでは主に室内でテントを立てる部屋キャンプを中心にご紹介してきましたが、庭があるなら庭キャンプもおすすめ。部屋キャンプよりもアウトドア気分を味わえ、室内では使えないキャンプギアも問題なく活用できます。

庭キャンプ用テントの選び方と設置場所

庭といってもご家庭によって広さは色々。言うまでもありませんが、テントサイズは庭に無理なく設置できるサイズを選ぶようにしましょう。地面の凹凸があるとテント内で過ごしにくいので、庭であっても設置場所には注意が必要です。導線も考慮して、邪魔にならない場所に設置しましょう。
庭の場所によっては道路から丸見えということも。その場合は、タープなどを利用して上手く目隠しすると、人の目を気にすることなく庭キャンプを楽しめます。

将来を考えて大きめテントを選ぶのも考え方のひとつ

庭キャンプメインで、かつ庭にある程度の広さがあるなら、今後もファミリーキャンプを楽しむことも見越して非自立型の大型テントを選ぶのもおすすめ。庭の地面が芝や土ならペグ打ちできる非自立型テントが設置できますし、子どもはすぐに大きくなるので、将来子どもが大きくなってからも問題なく使えるよう大きめのテントを選ぶのも考え方のひとつです。
家族4人なら荷物を置くスペースも考慮し、4人+1人くらいのサイズ感のテントを選ぶと広さで困ることはありません。

庭キャンプの楽しみ方

部屋キャンプはテントを広げるとそれだけで狭くなってしまいますが、庭キャンプはテント以外のキャンプグッツを並べることができるのも魅力。ハンモックやキャンプ用チェアやテーブルを配置することで、よりキャンプ気分を味わうことができます。暑い夏なら空いたスペースにプールを作り、子どもを遊ばせたり足をつけて涼むのも気持ちが良さそうです。
電源やWi-Fiも確保できるので、テントの中でミニシアターを作って映画を見るなど、通常のキャンプでは味わえない楽しみ方を庭キャンプで味わってみてはいかがでしょうか。

お家キャンプをする際の注意点

部屋キャンプに庭キャンプ、ベランダキャンプと家キャンプの楽しみ方は色々ありますが、家キャンプを楽しむためのルールがいくつかあります。

  1. 声・音楽など音のボリュームに注意する。
  2. BBQや燻製など煙や臭いに注意する。
  3. 火を使わないキャンプギアをメインに。

子どもはいつもと違う雰囲気に興奮しがち。戸建てでもマンションでも上記3つのルールを守り、隣家へ十分配慮することが大切です。

最後に

子どもとキャンプ気分を味わえるお家キャンプ。
家キャンプは家族が楽しめるのはもちろん、キャンプ用品は災害時の備えとしても活用できますし、キャンプをしたことがない方にとってはキャンプの疑似体験ができ本番前の練習になります。
ぜひお家でキャンプを楽しんでみてください。

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